この記事は、奥谷隆一さん(LogicalForex社というクロスリテイリング社のグループ会社がベース)が動画で紹介していた、ボリバン×ブレイクアウト手法をEA化した結果を紹介します。
動画は以下です。
FX億のマスタープログラムを公開予定
奥谷隆一さんという方をご存じですか?
知っている方はFX商材も割とご存知だと思いますが、奥谷さんはFX商材ではおそらく日本一の規模のクロスリテイリングという会社からしばしばFX商材を公開・販売している方です。
もう少ししたら「FX億のマスタープログラム」というFX商材を販売するようです👇

それに関連して、奥谷さんが動画を公開していました。
この記事の最初で紹介した動画なのですが、その動画タイトルは
「【初心者必見】毎月5万円稼ぐ!ボリンジャーバンドを使ったブレイクアウト手法!」
です。




けっこう強気なタイトルですね。。
気になったので検証してみました。
ボリバンのブレイクアウト
ボリンジャーバンドの役割
ブレイクアウトというのはその名の通りブレイクを狙うトレード手法です。
主にレンジ相場で、ローソク足が小さく上下に振動するような場面から何かのきっかけでその上下振動を遥かに上回るようにローソク足が伸びる瞬間を狙うものです。ブレイクアウトはローソク足だけを見て判断することも可能なのですが、奥谷さんの動画ではボリンジャーバンドを使いましょうということで紹介されています。
ボリンジャーバンドの役割なのですが(動画をスクショしましたが)奥谷さんは以下のように3つの役割があると考えています。









- スクイーズ
- エクスパンション
- バンドウォーク
の3つですね。
このブレイクアウト手法を簡単に言うと、ボリンジャーバンドの幅が縮んだところをレンジ相場だとみなして、ボリンジャーバンドの幅が広がったところをブレイクアウトとして、ボリンジャーバンドの線に沿って上昇や下降をしたら良いなという手法です。



奥谷さんの手法概要
こちらも動画から引用しますが以下画像のようにまとめられています。



これだけを見ると、理にかなっている気はしますね。別に悪いことはありません。
ダマしが考慮されていない
トレード経験をある程度積み重ねるとブレイクアウトって難しいという事が分かります。その一番の理由は「ダマし」です。
ブレイクアウトした!と思っても実際にはブレイクアウトせずにローソク足が元のレンジ相場に戻ったり、ヘタすると逆側にブレイクアウトするとかけっこう頻繁にあります。
おそらく説明をシンプルにするためでしょうが、奥谷さんの手法ではダマしについては特に何も言っていないと思います(動画内の言及箇所を見逃していたらすみません)。
EA化してみた
奥谷さんの手法自体はダマし以外は別に悪くないので、どの程度通用するかしないかを客観的に見るためにEA化してみました。ただ、数値化されていない部分がけっこうありますのでそこはできるだけ一般的なものを用いて数値化しました。
例えば「スクイーズ判定」「レンジ判定」は数値化されていなくて、動画内では「見つけて」とだけ紹介されています。




目で見て判断しましょうということだと思います
2026年2月以降でバックテスト結果をした結果は以下になりました。






バックテストの主な指標は以下です。
- 総取引数:57回
- 勝率:45.61%
- 平均利益:4,834.81円
- 平均損失:4,882.68円
- 期待利得:−450.14円/回
- プロフィットファクター:0.83
- 純損益:−25,658円
- 最大ドローダウン:5.61%




勝てていませんね。。
やはり「ダマし」の考慮が無いことが要因
ボリンジャーバンドのスクイーズとそこからレンジブレイクだけでは、ダマシを排除できなくて本当のブレイクアウトを捉えられていない結果負けているのだと思います。
動画で使われていた「きれいなレンジ」「伸びそうなら保有」といった裁量を単純に数値化しても優位性は再現できませんでした。そもそも元の手法自体に再現可能な優位性があるかもこの動画だけでは確認できません。
パラメーター最適化で一時的にプラスへ持っていくことはできるかもしれません。ただ、この最適化をやり過ぎるとバックテストの期間だけ良い成績になるという過剰最適化というものになってしまい、実際の相場には通用しないものになります。
工夫するなら
単なるパラメーター調整ではなく、
- 上位足トレンド
- ブレイク後の押し戻し
- 取引時間帯
などの構造的な条件の追加をやるべきです。
ですが、、
これらをやれる人はもう初心者トレーダーではありません。奥谷さんの動画では「初心者必見」とありますのでこれらの条件追加は難しいと思います。
まとめ
今回検証したブレイクアウト手法の動画内容ですが、動画内容自体は悪くありません、というか理にかなっています。
ですが、これはブレイクアウト手法の全体におけるある側面だけを見たようなものでして、これだけで勝ち続けるというのは僕は正直難しいと思います。
ボリバン×ブレイクアウトにこだわりすぎると、どんどんパラメーター最適化や別ツールの導入をしてドツボにハマってしまいかねません。
もう1つ、時々お伝えしていることとしてエッジがある手法(有意性のある手法)はネットで無料公開されることはありません。公開されたらいずれ多くの人に広まってエッジが無くなるからです。
この辺りは、ご自身で研究しながらブレイクアウト手法をブラッシュアップしていくか、有償にはなってしまうけど近道になりそうなブレイクアウト手法を入手するのが有用な手段だと思います。
記事の最後に少しだけ宣伝させてください。
当サイトで公開しているブレイクナインというEAは「スイング」という概念を用いたブレイクアウトEAです。



もちろんスイングだけではなく、トレイリングやダマし判定+撤退などもプログラムされています。
公開後のパフォーマンスは
- 6月:非常に良い
- 7月:マイナス
- 8月:非常に良い
というパフォーマンスですので検討ください。
値上げか非公開を検討していて少なくてもX(Twitter)では昨日からあまり名前をポストしないように動いています。
ブレイクナイン 詳細、購入ページ
ゴールドはちょっと、、という場合














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