この記事では、2026/8/19にゴールドが急騰した理由を分かりやすく解説します。
ゴールド急騰の理由
今日(8/19)のゴールドのチャートを見ていたら大きく上昇しているのを目撃したと思います。以下の日足チャート画像を見ても分かるように、8/19はここ1,2か月の期間ではかなり上昇をしています。

アメリカの財務省
理由なのですが、「アメリカの財務省」が関係しています。
8/19の晩にこういう発表をしています。
https://home.treasury.gov/news/press-releases/sb0607
(米国財務省のページにアクセスします)
何の発表かというと「長期国債の買い戻し拡大」です。
【10~20年債と20~30年債の流動性支援買い戻しを1回20億ドルから最低40億ドルへ倍増】
これを9月9日から11月4日まで継続予定とのことです。
これを受けて米長期国債が買われ長期金利が急低下しました。ゴールドには次の経路で強く影響を与えます。
米財務省が長期債買い戻しを倍増
↓
長期国債価格が上昇・長期金利が低下
↓
金を保有する機会費用が低下
↓
ドル安・通貨価値希薄化への警戒
↓
ゴールド買い
さらに今回はゴールドが4,400ドルをブレイクしたので、キリ番という効果もあり売りポジションの損切りやアルゴ注文が連鎖し、4,368ドルから4,460ドル近辺まで値幅が増幅されています。
ゴールド以外の通貨ペアにも影響
ちなみに、ドル円やユーロドルなどの主要通貨ペアも軒並み乱れている原因はこのアメリカ財務省の発表が要因です。




サプライズ的な事象なので
この後しばらくEAは
動かさない方が良いでしょうね。。
※ブレイクアウト系EAは除きます
ゴールドはしばしば、こういう感じで経済指標とは別のサプライズ事象やサプライズ発言で暴落や暴騰します。
ゴールドのブレイクアウト系EAは、こういう時に極めて強いです。次の記事でトレード事例を紹介しますので参考にしてください。
今後のレート予測
ゴールドが急騰したけど、この後どうなるの?
あくまでも予測なので参考程度に見ていただきたいのですが、短期的な「一部戻し」はそこそこ起こりやすいと思います。ただし今回の上昇分を全部消す確率までは高くありません。
今後24~72時間で次のよう可能性が考えられます。
- 20~50ドル程度の押し・高値圏の揉み合い:60%前後
- 4,400ドル近辺まで深めに戻す:30~40%
- 急騰起点の4,365~4,375ドルまで全戻し:20~25%
- 大きく押さず4,465ドル超えを定着させる:35%前後
一部戻しが起こりやすい理由は、今回の買い戻し拡大が即日実施ではないからです。実施開始は9月9日で、1回当たりの上限が20億ドルから最低40億ドルに増えるものです。しかも財務省は、実際の買い戻し額が上限未満、場合によってはゼロになることもあると説明しています。
したがって、最初のマーケットの反応には、
- 長期金利低下という正当なファンダメンタルズ反応
- 「財務省が長期債市場を支える」という心理的インパクト
- 4,400ドル突破によるショートカバーと損切り連鎖
が混ざっています。最後の2つは時間が経つと冷静になり、レートも戻しやすいです。
ゴールドの注目価格帯
- 4,460~4,470:現在の上値抵抗。1時間足で定着すれば上昇継続寄り
- 4,440~4,430:最初の押し目候補
- 4,420~4,405:急騰後の重要な支持帯
- 4,395前後:ここを明確に割ると「急騰の巻き戻し」が濃厚
- 4,365~4,375:上昇起点。到達すればほぼ全戻し
チャート画像で見ると以下の感じです。



直近最大の分岐点は日本時間20日午前3時のFOMC議事要旨です。
- タカ派的 → 金利とドルが反発 → 4,440~4,405方向へ押しやすい
- 中立・ハト派的 → 金利低下が維持 → 4,465突破を再試行
- 材料不足 → 高値圏でもみ合い後、短期筋の利益確定




参考になりましたら幸いです










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