2018年はクロス円が大波乱?マタフ(Mataf)で確認してみる

この記事を書いているのは2017年の大晦日です。

来年2018年がどのような年になるのか気になり
FXで言えば、どのようなツールが出るかや各通貨の動きが気になります。

とは言え、テクニカル分析はその都度見ればいいので、
ネットの記事やファンダメンタルズ的要素からMataf(マタフ)を見たりして
2018年の直近の予測をしてみましょう。

目次

2018年はクロス円が大波乱?

ネットを見ていたらこのような記事がありました。

[perfectpullquote align=”full” cite=”ザイFX” link=”http://zai.diamond.jp/articles/-/277884″ color=”” class=”” size=”15″]●米ドルは、米長期金利の上昇を追う?
米減税案は正式に成立したが、米ドル全体は大して高くなっていない。
このため、米減税案の成立はすでに織り込まれていたといった見方も浮上しているが、筆者はむしろこれからだと思う。

2017年最後の記事になるので、来年(2018年)の見通しを含め、米ドルの動向を占ってみたい。

まず、米ドルは当面、米長期金利(10年物国債利回り)次第、という見方が維持されており、
またその相関性が崩れていないことを記しておきたい。

米減税案の成立を受け、米長期金利は2017年年初来高値を更新しており、
米ドル高はこれからだと思う理由もここにある。
換言すれば、米ドル高のスピードが遅く、米長期金利の上昇についてきていないとはいえ、
米長期金利と「相違」する値動きになる、すなわち米ドル安になるといった判断は性急すぎる。[/perfectpullquote]
減税案が成立したけど米ドルが高くなっていない現状に対して、
徐々にドル高になっていく、という話です。

それに伴ってユーロ、英ポンドなど主要外貨に対する上昇スピードがさらに遅くなる可能性があるから、
ユーロ/円、英ポンド/円は総じて上昇しやすいかと思われるらしいです。
日銀の政策との格差は拡大していく一方なので、
しばらくはユーロ/円、英ポンド/円の上昇傾向が続くというのが
ザイFXの上記記事での根拠ですね。

まぁ、分かる話ではあります。

Mataf(マタフ)で通貨の強弱を見てみる

下図をご覧ください。

こちらは、Matafで見た円、ドル、ユーロの各通貨の強さです。
各国の金融政策がどうたらこうたら、ということはあるのですが、
僕らトレーダーにとっては通貨ペアにどのように響くかが大事です。

ちなみにMatafについてはこちらで詳しく解説しています。

マタフを使った大学生が3か月で「億」を稼いだ、その方法は?

マタフ(Mataf)を使ったトレード手法とその見方

マタフを使って金融政策をうまくFXに利用した事例が分かります。

これで見ると、
12月においてドルと円は同じように弱くなっていますよね。
なので、ドル円の通貨ペアのチャート(下図)を見ても
大きなトレンドが発生している様子は無いです。

一方でユーロは12月も横ばいか徐々に強くなっている感じです。
そのためユーロ円やユーロドルといった通貨ペアでは
ユーロが強くなるトレンドが発生しています。

もちろんマタフを使わなくてもユーロ円やユーロドルで
K_SwingTradingを見れば簡単にトレンドが分かるのですが、
マタフのメリットは金融政策がその通貨の強弱に
どのように影響しているのかが分かるところだと思います。

2018年はドル円は何とも言えませんが、
ユーロ円やユーロドルのトレンドを前提としてトレードしていいかもしれませんね。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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