キングメーカーFX（KingMakerFX）Wストラテジー
先日からキングメーカーFXというFX教材を検証中です。クロスリテイリングさんから会員限定への販売は終了しましたが、当サイトではゴールデンウィーク後の2023年5月9日から１週間の期間限定で販売されます。
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キングメーカーFXのトレードロジックは３つ
キングメーカーFXには複数のトレードが組み合わさっています。
- 新トレンド感知ロジック
- Wストラテジー
- ブレイクスルーロジック
今日はキングメーカーFXのベースになっているWストラテジーについて解説します。この記事を最初に書いた時点でメルマガではWストラテジーの紹介と実践を解説しましたので、良ければメルマガも登録ください。
キングメーカーFX：Wストラテジー
Wストラテジーを簡単に言うと
- エントリー（ストレートに勝てばここで終わり）
- その後損切ラインまで逆行
- その時点で最初のエントリーと逆方向にエントリー
- さらにある地点でもう一度逆方向にエントリー
- トータルで設定したpipsの利益になった時点で全決済
です。会員サイトのコンテンツとして、動画とスライドで説明があります。
トレードロジックを見た感想
Wストラテジーは１つのポジションでトレードを完結するのではなく複数ポジションでトレードしてトータルで勝ちを目指します。
複数ポジションと書くとナンピンやマーチンゲールと想像するトレーダーもいらっしゃるかもしれませんが、まずWストラテジーは複数ポジションのどれも同じロット数でトレードします。
またナンピン手法では例えば買いエントリー後に通貨ペアの価格が下がった後にさらに買いエントリーをして平均エントリー価格を下げるのですが、Wストラテジーは例えば買いエントリー後にあるラインまで価格が下がった後に売りエントリーをして両建てを行います。
（イメージ図は別途書きます）
Wストラテジーは半自動EAが使える
Wストラテジー用の半自動EAが用意されていて、チャート画面上にコントローラーとして使えます。
このEAを使ってラインを引き、最初のエントリーをEAのボタンで行う事で事前に引いたラインに接触すると勝手にエントリーを行います。EAで設定したpipsになったら自動で全決済します。
Wストラテジーの評価
Wストラテジーの特徴としては、
- 損失を確定させないけど固定させる
- どの通貨ペアでもいつか急落急騰するのでWストラテジーを使い続けるといつか勝てる
というポイントがあると考えています。ただし、ある程度のトレード資金が必要です。
また、EAはあるのですが
- エントリー
- 追加エントリーするラインを引く
というのは手動で行う必要があります。
Wストラテジーをチャート画像で見てみる
論より証拠なのでチャート画像を見ながら実際にどのようにWストラテジーを使うかを解説します。
ツールの入手方法がやや特殊
先にツールの入手方法を簡単に解説します。
キングメーカーFX：ツール入手前のアンケート１
キングメーカーFX：ツール入手前のアンケート２
アンケート回答後に回答完了画面もしくはメールアドレスでツールダウンロードURLが確認できます。
テンプレート呼び出し
まずは、MetaTraderにツールを入れてチャート画像を呼び出し、チャートから右クリックをしてキングメーカーFXのテンプレートを呼び出します。
キングメーカーFX：テンプレート呼び出し
テンプレートを呼び出すと以下のようなチャート画面になります。
キングメーカーFX：チャート画像
画面右下のパネル・コントローラーみたいなのがWストラテジーのEAです。トレード時にはこのコントローラーの上から順番にボタンを押していきトレード準備を行います。
利確ライン、追加エントリーラインを引く
まずはエントリーシグナルの出現箇所に沿ってキングメーカーFXのルールで利確ラインを決めていきます。
キングメーカーFX：Wストラテジーで利確ライン設定その１
キングメーカーFX：Wストラテジーで利確ライン設定その２
その後、逆行した場合にどこで逆方向にエントリーするかのラインを事前に引きます。
キングメーカーFX：Wストラテジーでエントリーライン設定
キングメーカーFX：Wストラテジーでエントリーライン設定その２
何ロットでトレードするか
キングメーカーFXでは追加エントリーも初回エントリーも同じロット数で行うのですがそれを何ロットで行うかを設定します。
キングメーカーFX：Wストラテジーのロット数設定
ラインセットON
コントローラーの「ラインセットOFF」を「ラインセットON」にすることで、先ほど引いた利確ラインと追加エントリーラインで勝手にトレードがされるようになります。
キングメーカーFX：WストラテジーのラインセットON
エントリー開始
最後に画像にあるBUY,SELLのボタンのいずれかを押してエントリー開始します。
キングメーカーFX：Wストラテジーのエントリー開始
ストレートに利確ラインまで達したら勝手に決済されて終了しますし、大きく逆行したら最初に引いたラインでエントリーを行っていきます（トータルで利益が出たら自動決済されます）。
Wストラテジーの感想・評価
ナンピンでも同様なのですが資金力がある場合とそうではない場合でトレードの仕方は異なります。
分かりやすく言うと、トレード資金があまりない場合はWストラテジーで必要な追加エントリーが途中で継続できなくなる可能性があります。十分に資金があってWストラテジーをずっと続けれるならまぁいつかは勝てるでしょう。
キングメーカーFXに限りませんが、キングメーカーFXもどんなトレーダーでも絶対確実に勝率100%にはならないと思います。
勝率100％にならない理由は、途中で資金が尽きて勝つ事を祈ったりあるいは損失を確定するトレーダーも出てくるためです。逆にそこをカバーできれば勝てる手法だと評価しています。
Wストラテジーと新トレンド感知ロジックとの連動は？
ちなみに、以前キングメーカーFXの新トレンド感知ロジックについて紹介しました。Wストラテジーとの関係性としては
- 新トレンド感知ロジックのエントリーシグナルが出現したタイミングで裁量判断を行う
- トレードすべきだと判断したら、WストラテジーのEAを使い新トレンド感知ロジック＋Wストラテジーでトレード
となっています。Wストラテジー単体でもトレード可能なのですが、新トレンド感知ロジックで勝てそうならそれでトレード完結して、負けそうならWストラテジーを使ってトータルで勝つというイメージです。
ポジション決済が長引くケースがある
Wストラテジーは最初のエントリーから逆行して含み損を抱えたあるタイミングで逆方向にエントリーしてトータルで勝ちを目指す手法ですが、レンジ相場のようにローソク足が細かく上下するとなかなか決済できない事もあります。以下のチャート画像を見てください。
Wストラテジー：決済できないケース
このチャート画像は
- 新トレンド感知ロジックでエントリー
- 利確できずにローソク足が逆行する
- Wストラテジーで売りエントリーが発生
- その後トータルで設定した利益にならないのでポジション保有
というケースです。
上のチャート画像でもこの後ある程度上昇してその後下降したら、さらに追加で買いエントリーを行い決済ができない状態が続きます。
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