この記事では異国のX1と異国のX3というEAの3月フォワードテスト結果・トレード事例の検証とその解説を行っています。
異国のX1:フォワードテスト結果(3月1日~26日)
フォワードテスト結果概要を見ていきましょう。
フォワードテスト結果概要
+3.2%の増加率になりました。
異国のX1はトレード頻度が少ない(2週間に1度程度)です
3月の結果は26日時点で資金増加率が3.2%で、ピップスで言うと約24pipsのプラスです。勝率100%という結果はかなり良いと思います。ただ、これは異国のX1が基本的に勝つまでトレードするからです。この勝ち具合をどう捉えるべきかについては、同じロット数で運用しているGridFlexやハイドアウトの成績と比較すると良いと思います。
トレード事例
以下のチャート画像を見てください。
異国のX1のトレードロジックは購入しても分からないのですがおそらく大きな時間足でのトレンドにおける一時的な押し目買い・戻り売りを狙っていると推測しています。
最近は3pipsくらいの利確が多かったのですが今回は比較的大きく勝てました。良いトレードだと思います。
異国のX1の稼働におけるポイント
懸念ポイント:1エントリーで2ポジションを取る
EAを運用する場合は推奨資金やロット数があればそれを参考に、実際に自分が持っている資金に応じてロット数を決めていきます。当サイトでは他のEAと合わせるために当初3lotで設定していたのですが、以下の昔のトレード履歴画像のように最初にエントリーして数秒後に必ず追加でエントリーしますので1.5lotで設定しています。
懸念ポイント2:一時的に含み損を抱えるケースがある
これは、先ほどのトレード事例で紹介した通りなのですがバックテストを行う限りは含み損で破綻するケースは無かったのでこれからも大丈夫だと良いですね。
異国のX1が向いている人
異国のX1はいくつかのデメリットもありますがフォワードテストをしている限りは勝てています。これまでのテスト結果を分析する限りは
- 初期資金が十分ある
- ロット数が少なめでも十分な利益額になる
- トレード回数にこだわりがない
というトレーダーに合っていると思います。
X1をひと言で言うと
めちゃくちゃ初期資金がある人に
合っていると思います
資金が多く使えるなら、X1で少しロット数を多めにしても証拠金維持率が低くならなくてトレード回数が1か月に1,2回だったとしても利益額がそれなりに多くなるからです。
異国のX1 紹介ページ
異国のX3:バックテスト結果(3月1日~26日)
以下の結果画像を見てください。
トレード回数は8回と、異国のX1より多いです(X1は実質3回)。勝率もプロフィットファクター(PF)も良いと思いますがあまり思い切ったロット数でトレードするとタイミングが悪ければかなりの損失を出しかねません。
(以下はその参考画像です)
異国のX3は、X1ほど高勝率・手堅いということはなく良い意味でトレード回数が多いEAになります。でもどんなEAでも連敗する時はありますのでX3もできるだけ小さいロット数で運用をする方が良いと思います。
トレード事例
2つ事例を紹介します。
直近のトレンドが発生した箇所で手堅くトレードしている印象です。
トレンドフォローシステムなんですかね、
でも異国のX1とは少しトレードロジックが違う気もします
異国のX3を購入してもX1と同様にトレードロジックは分かりません。異国のX3は本格的な検証はまだですのでフォワードテスト体制と共に作っていきたいと考えています。
GridFlexと異国のX1、X3の差
当サイトの代表的なEAの1つとしてGridFlexがあります。それぞれEAの特徴があるので単純に比較する事ができないのですが、どれだけ資産が増えるかは大事なポイントだと思いますのでその点で見ると、異国のX1やX3よりもGridFlexの方が増加率は大きいのですがその分リスクも大きいです。
今月は100pipsのプラスですが、GridFlexはナンピンをしますのでpipsのプラスは参考になりません。
特に含み損が大きくなるケースがごくたまにあり、経済指標前後にEA稼働オンオフができなければ(自動稼働オンオフツールも使えなければ)、異国のXシリーズの方が良いかもしれません。
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