この記事では異国のX1というEAのフォワードテスト結果とその評価を行っています。以前にバックテストやフォワードテストの実施と評価はしましたが、そのフォワードテストの続きになります。
フォワードテスト結果
MetaTrader4に設置してから4週間経過した時点のテスト結果です。トレード結果とチャート画像を見ていきましょう。
フォワードテスト結果概要
100万円が123万円に増加しています(増加率:23.1%)。これは良い事でして勝率100%なのも良いように見えます。
ただ、以下のトレード事例を見ると手放しに喜ぶことができないのが分かると思います。
異国のX1でのトレード事例
9月6日のトレードです。
異国のX1:フォワードテストのポイント
テスト結果のポイントは以下です
- 3lotでGain(増加率)23.1%
- 現時点で負けなし
- 1トレードで5ポジション保有
- 一時的に160pipsの含み損
良い点と課題点が見えてきました。
まず良い点は増加率が良いところです。当サイトでお渡ししているGridFlexと同等のスピード感で増えています。
異国のX1の課題点=含み損
トレード事例を見て分かるように異国のX1はエントリー方向と逆行すると割とすぐにナンピンをしかけます。
上のトレード事例画像の1番目の方はナンピンが功を奏したのですが、事例画像の2番目の方はナンピンによって一時的に160pips(5ポジション)の含み損を抱えました。
エントリーしてから大きく逆行した場合には一時的に含み損がもっと大きくなるのでその点が許容できるかどうかが導入にあたってのポイントになると思います。異国のX1のトレード戦略は分からないのですが、もし勝つまでトレードする戦略でしたら1度のトレードミスが資産運用に致命的な問題をもたらす可能性がありますので今後も検証を継続します。
異国のX1 紹介ページ
P.S.どのEAが良いの?
異国のX1と他のEAはタイプが異なるので、どのEAが良いと言い切るのは難しいです。pipsの観点だけで見ると最近定期的に紹介している
- ハイドアウト
- グリッドEA(GridFlex)
のEAは、
- ハイドアウト→3か月で380pips、1年で1220pips
- グリッドEA(GridFlex)⇒1.5か月で450pips、1年で3600pips
という推計ができますのでpips的にはハイドアウト、GridFlexも魅力的です。
もちろんどのEAも勝てることを保証できませんしメリットデメリットがありますが引き続きご検討や運用をいただけると幸いです。
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