GridFlex(無料EA)のパラメーター・エントリーロジックと事例の紹介

この記事では無料グリッドEA
・パラメーター
・エントリー判断のロジック
・ロジックを元にしたトレード事例

を紹介します。このEAはハイドアウトEAの一部通貨ペアの一時的なパフォーマンス低下のフォローのために開発しました。

くろだ

ただ、最近のハイドアウトはユーロ円、ドル円などで優秀です

目次

グリッドEAのフォワードテスト結果

以下のようになっています。

グリッドEAのパラメーター

グリッドEAの現時点でのパラメーターは以下です。

グリッドEAのパラメーター
グリッドEAのパラメーター

今も少しずつ修正しているのでお渡しした時にはパラメーターが変わる可能性があります。

パラメーター画像は大きく3つに分類しています。

画像の1番は、EA稼働に必要な基本的な設定です。一応複利機能もあるのですが、かなりリスクが高くなるので複利にしたいなら複利の割合(パラメーターのRisk)を「1」程度などの小さな数値にする方が良いです。

画像の2番はトレードに関する設定です。何時から何時までトレードしたりやボリンジャーバンド、RSI、利益(TakeProfit)について設定できますが基本的にはデフォルト設定で十分稼働しています。

画像の3番はグリッドに関する設定です。グリッドを簡単に言うとエントリーポイントから一定の距離ごとに仮想的にラインを引きエントリーポジションがそのラインまで逆行して損をした場合に再度エントリーをするものです。

くろだ

ナンピンと思って良いです。

パラメーター設定ではそのナンピンのロット数の倍率も設定できます。また、ナンピンエントリーを最大何回行うかも設定できます。

この後見ていただくようにエントリータイミングはそれなりに精度が高いのでナンピンを行う事はあまり無いのですが、できるだけ低いリスクでEAを動かしたいのでデフォルト設定やより低い数値でセッティングする方が良いと思います。

エントリー判断のロジック

このグリッドEAはシンプルに言うと逆張りトレードです。

どういうタイミングでローソク足が反転するのかを分析・検知するのがポイントになります。世界の色んなEAの挙動を見て論文を見ているとグリッド戦略においては以下の要素が大事なのだと結論付けました。

標準偏差

標準偏差と言うのは平均からのズレです。

あるラインに対して標準偏差を計算して、例えばローソク足が標準偏差を大きく超える事があればそれは統計的にはレアケースなのでローソク足が逆行して標準偏差内に戻ってくることが多いです(もちろん100%戻るわけではありません)。

標準偏差にプラスして

  • RSI
  • ATR

も見て、逆張りの精度を高めています。

それでも順調に逆張りしない事はあり得ますのでナンピンを設定して早めに決済するようにしています。また、K-SwingTradingというオリジナルインジケーターを読み込んでK-SwingTradingが示すトレンド方向と逆向きにエントリーするように設定しています。

エントリー事例

標準偏差などをふまえたエントリーロジックがどうなっているかについて、トレード事例を通してチャート画像で見ていきましょう。

トレード事例1

ローソク足だと見にくいので簡略化していますが赤い丸の箇所でエントリーしています。ローソク足がトレンド方向に大きく伸びた時に逆張りエントリーしているのが分かると思います。実際に逆方向に進んで利益になっています。

トレード事例2

このチャート画像の右側の赤い丸では一時的に含み損が出ましたがエントリーした方向に進んでいます。

左側の赤い丸で逆張りエントリーしたところはそこまでの値動きを見ると決して間違ってはいないのですがその後さらにレートが下落して大きな含み損を抱えます。この後ナンピンでエントリーして(黄色い枠の箇所)EAのプログラムで利確ラインも変更させています。

含み損を持ったままでも勝てるのですがナンピンをすることで早めに決済をしています。

トレード事例3

3つのエントリータイミングがありますが一時的に含み損が出ても勝てているトレードです。

今回は3つのトレード事例を紹介しましたが、特に優秀なトレードを選んだのではなく直近4日程度のトレードを確認しています。

くろだ

ハイドアウトご購入者様になるべく早くお届けできるように準備を進めていきます。

このEAって本当に無料?

この記事の最初でも言いましたが、この無料でお渡しする予定のグリッドEAは、元々ハイドアウトの一部通貨ペアの一時的なパフォーマンスの低下をフォローするために開発したEAです。

ですので、ハイドアウトをご購入された方は無条件でお渡ししますがこれまでに当サイト・メルマガから何らかのEAを購入された方にも無料でお渡しします。

当サイト・メルマガからEAをご購入されていない方には何らかの条件の元で無料でお渡しすることを考えていますが、おそらく人数制限をします(話題になりたくないので)。

期限を設ける可能性もあります

また、このグリッドEAを無料でお渡しする目的は

ハイドアウトが事前のバックテストの結果に反して

  • ユーロドルが良くない
  • ユーロ円が良い

という結果になったためのフォローです。

ただ、現在ハイドアウトはパフォーマンスの良いユーロ円版を購入できるようにしていますので、無料でグリッドEAをお渡しする期間を決めようと考えています。

まだ考えている段階ですので結局ずっとお渡しする可能性もありますが一応ご確認いただけますと幸いです。

もちろんグリッドEAをお渡しする前にハイドアウトを購入した方にはグリッドEAを無料でお渡ししますので、よければハイドアウトのご購入を検討ください。

ハイドアウトが向いている人

ハイドアウトはこのようなトレーダーに向いています

  • 13年のバックテスト(TickDataSuite)で、286億の実績を出したトレードに興味がある
  • ハイドアウトのトレード手法概要を知りたい
  • トレード手法を知って試してみたい
  • ハイドアウトを運用してみたい
  • 自分の資産運用をサポートするツールがほしい
  • 売り切りの販売形体を許容できる
  • 勝てたら儲けもの、少なくてもトレード手法の勉強になる、と割り切れる

逆にこういうトレーダーに向いていません。購入するのをやめましょう

  • 1日数百回自動トレードしないと気が済まない
  • リスクリワードの値(0.5程度)が許せない
  • 100%勝てるEAじゃないと許せない(そんなEAはありませんが)
  • サポートは充実していて必ず数時間以内に返信が無いと許せない

ハイドアウトを一言でいうと最高評価です。

誰もいない空間を狙ったトレード手法を使った自動売買。TichDataSuiteやモンテカルロ分析の結果には期待したいし国内FX業者のサイトのソースコードより優れています

ハイドアウト 紹介・検証ページ

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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