ゴールデンクロスとデッドクロス

元アムロ銀行のベテランディーラーであり、
海外のFXブローカーを使ったFXデイトレーダーの先駆けでも有名な岡安盛男氏の著書
「FXで稼ぐ47の法則」から一部引用させていただき、
移動平均線からトレンド転換を判別できると言われる
ゴールデンクロスとデッドクロスについて学びましょう。

当然ゴールデンクロスとデッドクロスだけで勝ち続けることは難しいので
そのダマしを回避する方法も紹介しつづけます。

ゴールデンクロスとデッドクロス

ゼロからトレードを学ぶ時に
最初に学ぶトレンド転換シグナルです
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長短の２本の移動平均線がクロスする時には、トレンド転換を示すとされています。
ゴールデンクロスとは、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に抜ける状態で、
上昇が始まるサイン、
デッドクロスとは、その逆で短期移動平均線が上から下に抜ける状態で
下落が始まるサインとされています。

ただし、実際にはそのようなベストのタイミングは滅多に起こらず
その例を見つけるほうが簡単なくらいです。
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こちらは先ほども見たチャート画像ですが、

デッドクロスやゴールデンクロスのルールに沿って
「売」「買」のエントリーを行ってみた結果です。

まぁ勝てませんよね。
7回トレードして2勝5敗です。

特徴としては、すでにクロスが始まる前に
トレンドの転換が始まっていて、クロスが始まるころには
すでにトレンド途中、あるいは終わりかけになっています。

なぜこういうことになるかというと、
「移動平均線」だからです。

移動平均線のクロスで判断するのですが、
移動平均線は単に過去のローソク足の値動きを平均化しただけなので、
現在の急激なトレンドが移動平均線に反映されるのに、
時間がかかるし、平均化するので反映されにくいのです。

そもそもゴールデンクロスとデッドクロスだけで
トレンド転換を捉えられるというのが困難だと気付かないといけません。

しかし、同時にある程度のトレンド把握には役立つ事実もあるので、
ゴールデンクロスとデッドクロスは
他のインジケーターや裁量ルールと並行して使うか、
他のトレードルールの補完として使うべきです。

ゴールデンクロスとデッドクロスのダマしを避けるために

ダマしを避けるための大前提は、
クロスしてからエントリーしては遅いということです。

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ダマしを減らすには長短の移動平均線の組み合わせを変えてみる。
ただし一度決定したら何度もコロコロと変えない。

２つの移動平均線の向きと角度、それまでの動きからクロスするかを
予測して判断する。

長期線の傾きでトレンドを判断する。

短期線が長期線に近づき、クロスする手前で離れてしまう時は、
これまでのトレンドが加速しやすい。
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ゴールデンクロスとデッドクロスだけでエントリーするなら、
このような形しかないかなと思います。

もう１つは他のインジケーターとの組み合わせで
クロスを有効に使う方法もあります。

例えば、「みんなでFX」という商材が定期的に再版されているのですが、
そこでは応用編トレードとして、移動平均線を組み合わせた
強力なトレード方法を実現させています。

みんなでFX　無料インジケーターで再現可能？

いずれにしても、
ゴールデンクロスとデッドクロスそのものは信頼に値しないので、
クロスする前の移動平均線の傾きなどから判断すると良いと思います。

ゴールデンクロスとデッドクロスのポイントを
岡安盛男さんの書籍から一部引用して紹介させてもらいました。

より発展的なFXトレードについては岡安盛男さんが作成した
「FX極」というFX教材で勉強することをおススメしていました。
（※１０月２７日で販売停止しています。）

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