ここでは先週のチャート画像を用いて
- ハーモニックパターン
- ダイバージェンス
- K_SwingTrading
を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、11/28からのマーケット・チャートの分析・予測を行ったので紹介します。
先週のチャート振り返りと11/28以降のチャート予測
ドル円1時間足
ハーモニックパターン
当サイトで使用しているハーモニックパターンツールは、青色とオレンジ色の三角形ができてそれがハーモニックパターンを表していますが、この週は1つだけハーモニックパターンが出現しました。直近はトレードの参考になるようなハーモニックパターンは無いようです。
ダイバージェンス
当サイトでお渡ししているAdaptive-Cyber-Cycle-Divergenceという特殊なダイバージェンスツールを使用しています。赤色・青色のラインがダイバージェンスです。ダイバージェンス出現後に逆張りでエントリーすると良いのですがチャネルラインと組み合わせると有効に使えます。
K_SwingTrading
チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールです。雲の色の変わり目でエントリーして決済はローソク足がチャネルラインに接するタイミングが良いと思いますが、ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。
11/28以降のドル円の動き
先週は1週間を通してドル円は週前半で上昇、週後半で下降していました。以下の日足チャートを見てください。
先週のドル円はその前の週の暴落の反発で上昇しました。
チャートに引いた黄色いラインはフィボナッチソリューションで引いたものですが、今後もこの価格レートを意識すると良いと思います。直近の重要ラインは141.29と137.77です。
ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、ドル円の下降が続く可能性が高いです
- 米利上げペースの鈍化期待
- 円キャリートレードの逆流リスク
- 米議会「ねじれ化」に伴うドル高政策の緩和観測
- 米政府・当局による円買い介入容認観測
ユーロドル1時間足
ハーモニックパターン
ユーロドルは直近で水色のハーモニックパターンが形成されてこの後上昇する事が示唆されています。ただこのハーモニックパターンはリペイントしますので参考程度に見てください。
ダイバージェンス
今回のチャートでは赤いダイバージェンスと青いダイバージェンスが発生していますが、直近は青いダイバージェンスがあり上昇トレンドの可能性があります。
K_SwingTrading
基本的に、K_SwingTradingの雲の色の変わり目でエントリーします。ですので直近は下降トレンドになる可能性がありますがチャネルラインやハーモニックパターン・ダイバージェンスが上昇トレンドを示唆しているので何とも評価しにくいです。
11/28以降のユーロドルの動き
以下の日足チャートを見てください。
先週は週の前半で上昇して後半で下降しました。チャート上に赤く強調した水平ラインはフィボナッチソリューションで引いた重要ラインです。
特に数字的な根拠は無いのですが、もう少し下がったくらいが押し目買いのタイミングかもしれません。もちろん少し下がってさらに下がる可能性もあります。
ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになっていて、上昇する可能性がありそうです。
- 米利上げペースの鈍化期待
- ECBによる積極利上げの継続観測
- 株式市場の堅調推移
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