ここではGMMAとは何か？
GMMAは何が良いのか？何が悪いのか？
これらをお話しします。

GMMAは、12本の指数平滑移動平均線（EMA）をすべて表示し、
トレンドをビジュアル化するテクニカル指標です。

開発者の名前がDaryl Guppyさんなので、
そこからGuppy Multi Moving Average、
つまりGMMAと呼ばれています。

インジケーターで大切なものは？

ところで、MT4のインジケーターには
数多くの、数千くらいのインジケーターが
インターネット上で手に入ります。

ただ、すべてのインジケーターが勝てるわけではありません。
インジケーターを使い勝つために大事なものはなんでしょうか？

リーマンショックが起こるまでは
特にどんなインジケーターを使ってもそれなりに勝てました。
リーマンショック以後は
市場が極端に不安定になり、
結果として、いろんなコンセプトのツールが出ました。
ピボット、逆張り、フィボナッチ、トレンド…。

どれも優秀なツールはあるのですが、
どんなショックが起きようとも、
どれだけ市場が不安定になっても、
使われていたコンセプトがあります。

それは
トレンド把握
です。

GMMAはそのトレンド把握をビジュアル化し、
誰でもカンタンにわかるようにします。

GMMAはトレンド把握がカンタンで、全ての通貨OK

GMMAのトレンド把握はどのように行うか？
それは次の画像を見ればすぐわかります。

これは上昇トレンドです。
青い線が赤い線より上にきていると上昇トレンドです。

これは下降トレンドです。
青い線が赤い線より下にきていると下降トレンドです。

トレンド把握がカンタンですよね。

トレードタイミングは青い線で決めます。
青い線が赤い線に近づくタイミングで、
戻り売り、押し目買いを行うのがセオリーです。

で、特に通貨ペアは選びません。
どの通貨ペアでもトレンド把握できます。

GMMAの弱点

しかし、そんなGMMAにも弱点があります。
それは
レンジ相場
です。

レンジ相場ではトレンド把握をして、
トレードしても、そのトレンド通り上下しません。

ここのカバー方法としては、
通貨ペアごとに時間帯での特徴がありますので
それを利用します。
例えばドル円の通貨ペアでは
何時から何時までレンジ相場が発生しやすい、
といった感じです。

GMMAインジケーターのダウンロード

GMMAはここからダウンロードできます。
https://www.forexfactory.com/showthread.php?p=143070#post143070

ダウンロード後、MT4にインストールしてください。
MT4にインジケーターをインストールする方法はこちらを確認ください。
MT4にインジケーターをインストール