ここではダウ理論の弱点について
知っておき、勝ちやすい攻略方法があることを知っておきましょう。



裁量トレード手法を学んでいると
エリオット波動やダウ理論という名前を聴くことがあると思うのですが、
どれもメリットがあり、
多くのトレーダーが意識している概念なのですが、
完璧な手法ではありません。

ダウ理論のおさらい

ダウ理論についてどのようなイメージを持っていますか?
ネットで調べたら詳しく解説しているページがたくさんあります。


wikipediaで見ると、
ダウ理論が6つの基本法則から構成されていると記載されています。

 
1.平均はすべての事象を織り込む


2.トレンドには3種類ある


3.主要トレンドは3段階からなる


4.平均は相互に確認されなければならない


5.トレンドは出来高でも確認されなければならない


6.トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

トレーダーによって色んな解釈が可能な原則ですが、
僕は以下がポイントかなと考えています。


FXでは通用しない原則がある

原則に「5.トレンドは出来高でも確認されなければならない」とありますが、
FXで正確な出来高を確認することは不可能です。


株式投資でしたら明確に出来高を確認したり、
その出来高によって強いトレンドであるとか、
もう少し応用すると仕手株の攻略にも使えるのですが、
FXやバイナリーオプションでは使えない原則になります。

確認してもキリがない原則がある

「4.平均は相互に確認されなければならない」
とありますが、
FX(通貨ペア)の値動きに相互作用する要素としては、
数えきれないほどの事象があります。



NYダウ、
原油価格、
金(ゴールド)、
政策金利、
がぱっと浮かびますね。

もちろん通貨ペア間の
相関関係はダイレクトに相互作用になります。


しかし、現実的に個人トレーダーが
これらの要素をすべて把握しながら
適切な判断を下していくことはできません。



相互作用を調べていくと、
おそらくそれだけで
一生が終わってしまうようなテーマなので、
現実的にはFX(通貨ペア)に
強く影響を及ぼすであろう事象を1,2つ決めて
それらを簡単に確認する他ありません。


最重要ポイントは「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」

下図のような画像を見たことがあると思います。


(引用:http://hannahlynn17.blogspot.com/2013/12/trading-using-dow-theory.html


ダウ理論の中では、この原則が特に重要です。


とにかくトレンドは継続するのが原則で、
連続する高値、安値の各々が、
その前の高値、安値より上である場合は上昇トレンド、
連続する高値、安値の各々が、
その前より下である場合は下降トレンド、

と定義できます。


そのため、インターネットの世界では
ダウ理論=波形を使ったトレンド把握、
として定義されることが多いですし、
実際役立つことがあります。


ダウ理論の弱点は?

ダウ理論では波形でトレンドが分かる
というメリットがある一方、
弱点、デメリットもあります。


致命的な弱点は以下の2つだと考えています。


●ダウ理論=アート
●ダウ理論は反応が遅い


ダウ理論=アート

ダウ理論は波形の上下度合いで
トレンドを判断する理論と思ってもらって良いのですが、
その波形の上下度合いについて正解はありません。


例えば、以下のチャート画像を見てください。





これはドル円の5分足について波形に線を引いて
ダウ理論を適用させようとした事例です。


この線の引き方なのですが、
これが正解なのかは誰にも分かりません。
こういう解釈も可能だ、としか言えません。



このような解釈をすれば、
下降トレンドが云々、
上昇トレンドは云々、、
という話ができますが、
線の引き方が変わればチャートの解釈も違ってきます。


「いや、このローソク足の波形はこう見える」
「いやいや、ここはダウ理論でトレンド継続でしょ」
「いやいやいや、もう少し細かく見たら実はダウ理論の。。」



明確な正解が無いので、
アート(芸術)だと揶揄されることがあります。


エリオット波動も同じ弱点を持っています。


正解が無いアートなので、
トレード手法に用いると成績が安定しないリスクもあります。



ダウ理論は反応が遅い

先ほど紹介した画像をもう一度見てください。




このドル円5分足のチャートでは、
赤い線を引いて波形を捉えて
下降トレンドが継続していると分析したのですが
ローソク足的にはレンジ相場が続いています。



ダウ理論を信じ切って、
「緑色で引いた水平線をブレイクアウトしたらエントリー!」
と思っていたら、ことごとく負けまくる事例になっています。




ちなみにこの事例でダウ理論を適用すると
●レンジ相場には即座に気づけず、
●3連敗して、
●6時間前の直近高値をブレイクしてトレンド転換になった、

という5分足の世界では割と致命的な負けっぷりになります。


加えて、赤い線を引き終わった直後に
ローソク足が大きく値を下げていますが、
ダウ理論的には、ここはトレンド判断ができません。
明らかな下降トレンドなのに。



ということで、ダウ理論は
トレンド把握できるメリットがある一方、
反応が遅いのでトレンド把握に時間がかかり
ダウ理論だけで挑んでも連敗したり
トレード機会を失う可能性があります。



どうすればいいのか?

今後公開する予定のメルマガ講座で
詳しくはお伝えしようと思いますが、
ダウ理論やエリオット波動は、
それをメインに使うと躓くことが多いので、
サブとして使うべきです。


メインはもっと信頼できるツールやトレード手法を使い、
その裁量判断の1つとして、
ダウ理論を使うほうが効率的です。




ダウ理論の概念は有効なのですが、
単体で使うには致命的な弱点もあるので
弱点を把握して他のツールなどと
併用することをおススメします。


P.S. 比較的勝ちやすい戦略

ちなみにダウ理論をもっと実践的に使いたい場合は、
以下の商材を購入して勉強することを強くおススメします。


ぷーさん式トレンドフォロー手法 論破する方法


 

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