1分足とティックチャートの動きを比較する

この前の記事で、
短い分足ではノイズが多すぎるので
そもそもバイナリオプションは負けゲームだ、
ということが必ずしも本当ではないことを勉強しました。

10秒や2-3分の値動きが実は相関があるとしたらどうしますか?

10秒くらいのティックで見ていくと
その前10秒と逆の動きをするという発見は
なかなか興味深いですよね。

で、今回は記事タイトルにもあるように、
1分足とティックチャートの動きを比較して、
ティックチャートが見やすい場面もあるよ、

という勉強をしたいと思います。

以下のURLから引用しています。
http://hyperclickscal.ioiv.net/tick.html

ノイズが多い場面であろうFOMC

1分足では山と谷が2つ程度あるに過ぎず動きも早いので、
レートを見ながら勘と経験だけを頼りにトレードするしかありませんでした。
又、テクニカルで判断しても、
遅行するMACDのような指標は勿論のこと、
オシレータを使っても天底から2~3本以上は外れてサインが出ます。

確かにこの通りで、
1分足でうまく機能するオシレーター(インジケーター)はほとんどありません。
バイナリで言えば、
ネクストバイナリアカデミーやK_BO2
で使っているインジケーターくらいです。

一方、同じ期間のティックチャートを見てみると非常に解像度が高く、
この様に急激な動きも分解して表示することができますので、
ダウ理論の理解だけでも取れそうな気がしてきます。

ティックチャートと1分足を比べると
1分足のほうがローソク足が縦に長いですね。
これは短時間で大きく上下していることを示しています。

もちろんティックチャートは1分足より細かいので
ローソク足の上下幅は小さくなりますが、
そんな一見ノイズだらけなのでは、と疑うような場面でも
比較的読みやすいチャートになっていると思います。

逆に日本時間の昼間とかはレンジ相場が多いのですが、
そこではティックチャートは横幅自体が小さくなります。
つまりチャート分析においてのノイズになりにくいメリットもあります。

ティックチャートは従来の時間軸ベースのチャートとは異なり、
値動きベースのチャートなので今までとは違ったアプローチができるかもしれませんね。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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