今日はGPIFという年金を資産運用している団体が
巨額の損失を出したことを考察して
僕たち個人トレーダーに対する考察を行いました。
参考記事:私たちの年金が14兆円も溶けた?GPIFの運用失敗で「老齢貧困社会」到来はすぐそこに
GPIF 18年10~12月で過去最悪の14兆円超損失か
そもそもGPIFという団体について
簡単に説明すると
正式な名称は
「年金積立金管理運用独立行政法人」
という名称で、僕たちの年金を使って
トレードをしている団体(独立行政法人)です。
保険料のうち年金の支払い等に充てられなかったものを年金積立金として積み立てています。この積立金を市場で運用し、その運用収入を年金給付に活用することによって、将来世代の保険料負担が大きくならないようにしています。
身も蓋も無い言い方をすると、
少子高齢化が進む
↓
このままだと将来的に年金がちゃんと払えない可能性
↓
マーケットで運用して増やせたら皆にとってもいいでしょ?
という考え方で僕たちが納めた年金を
(勝手に)運用しています。
運用するからには、当然資産が増えてほしいのですが、
しんぶん赤旗の試算では
GPIFが多額の損失を出したことが示唆されています。
国民の公的年金の保険料を原資として株や債券で運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、2018年10~12月の資産運用で過去最悪の2倍近い、14兆円を超える損失を発生させた可能性があることが、本紙の試算で分かりました。
先ほど見た上の画像がその試算状況なのですが、
多額の損失を出したことはほぼ間違いないと思います。
ちなみにGPIFの公式ツイッターを見ると
2019年1月19日現在では
2018年の7-9月までの情報しかありません。
この時は5.4兆円増やせたとアピールしているのですが、
仮に14兆円損失を出したとなれば、
典型的なコツコツドカンですね。
巨大ファンドは時価総額の大きい銘柄中心で運用
GPIFのような巨大ファンドは
資金が巨額すぎて市場への影響が大きいので
有名な企業に投資するくらいしかできません。
ちなみにGPIFが投資している銘柄は
●アップル
●マイクロソフト
●アマゾン
●フェイスブック
●JBモルガンチェース
といった有名どころです。
最近アップルは、株価の急落で
フェイスブック1社分の時価総額に相当する48兆円もの時価総額が吹っ飛んでいます。
なのでGPIFも相当な損失を出したことは間違いありません。
仮に160兆円の資金を持ってしても
3か月で14兆円の損失を出すなら
かなりおそまつな資産運用と言わざるを得ません。
ちなみにGPIFは保険料の支払いで残ったお金を使っていますので
今後、少子高齢化が進んで年金支給対象者が増えれば、
運用額が減少していく可能性があります。
そしておそまつな資産運用。
将来の高齢化世帯には不安な状況が残ります。
GPIFは利益を出せないことで世界的にも有名な存在
もともとGPIFは長きに渡って投資レベルが非常にド素人に近く、利益を出せないことで世界的にも有名な存在でした。
巨額な資金を持った
下手くそなトレーダーこそ
機関投資家の良いカモなのですが、
僕はGPIFに同情もしています。
なぜか。
GPIFは運用資金が多額なので、
無難なトレードしかできません。
きっと色んな制約があるし
裏技的なトレードや
トリッキーなトレードもできませんし
自由なトレードなどできません。
個人トレーダーの強み=自由にトレードできる
GPIFとは違って
個人トレーダーは自由なトレードができます。
(せいぜい家族の人を説得するくらいです)
急激な値動きに対して決済することもできますし、
どんな情報を参考にしようが自由ですし
どんなツールを使おうと自由です。
これはGPIFのような巨大ファンドでは
とても真似できません。
個人トレーダーは大多数に逆らうことで利益が出る?
もちろん、個人トレーダーが手に入れれる
情報やツールはたかが知れているので
誰でも手に入れれるような
書籍やインターネットの無料情報で
市場に挑んでも
竹やりで現代の戦争に挑むようなレベルです。
機関投資家の良いカモになるだけです。
よくインターネットの掲示板で
●このトレード手法はよくない
●このツールは使えない
などと言いますが、
そのコメントをした人が
投資で億万長者になった可能性はゼロに近いと思います。
(トレードで勝てている人は
有益な情報は提供しますが、
文句をネットに書くことはまずありません。)
トレード手法やツールでも
ほんの一部ですが実際に勝てているものもありますので
最初に当サイトで多く購入されている
FX商材ランキングを参考にしてください。
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