(販売終了)FXスキャルマスターの検証とレビュー

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FXスキャルマスター
評価: 3.5FXスキャルマスターという商材名(スキャルピング商材)とは裏腹に
長時間足でトレードすると真価を発揮する
FXスキャルマスター
FXスキャルマスター
商材名 FXスキャルマスター
販売会社 中村 恭悠 さん
内容 インジケーター、PDF
ブログ オリジナル特典 K_SwingTrading、K-BO2nd etc
公式サイト FXスキャルマスター【公式サイト】

 

2019年3月27日に販売終了する
FXスキャルマスター
という、
スキャルピングのためのFX商材(FXツール)があります。

スキャルピングというのはトレードスタイルの1つで
1分足や5分足などの比較的短い分足のチャートを確認しながら
小さな利益(5pips程度)を積み重ねていくものです。

今回は消滅前のFXスキャルマスターを検証してみます。

目次

基本情報

システムの戦略 平均足と通貨強弱・トレンドの強さを把握したトレンドフォローシステム
対応通貨ペア スプレッドが小さい通貨ペア(ドル円など)
時間足 5分足、15分足、1時間足(3つのトレードモードがあります)
返金保証 なし
口座指定 なし
価格 販売ページを確認→http://www.scalfx.com/

FXスキャルマスターは3つのインジケーターで構成

FXスキャルマスターをMetaTrader4に設定すると
以下の画像のようなチャート画面になります。

FXスキャルマスターは以下のインジケーターで構成されています。

  • ツチノコ(MA)
  • ゲジゲジ(ScalMaster-Geji)
  • RCI

インジケーターの概要を説明

ツチノコというのはFXスキャルマスターにおける名称で実態は移動平均線です。
短期間と長期間の2本線で構成されていて
短期間が長期間より上にあれば上昇トレンド
短期間が長期間より下にあれば下降トレンド

となります。

ゲジゲジはチャート画像の黄色と緑の線のものです。

これは「平均足スムーズド」です。
後で詳しく検証しますが、
一言でいうと平均足を移動平均化させたものです。

RCIはそのままのインジケーターですね。
こちらもスキャルピングにおける
RCIの利用価値という観点で
後で詳しく検証します。

FXスキャルマスターのセットアップは非常に簡単

  • ツチノコ(MA)
  • ゲジゲジ(ScalMaster-Geji)
  • RCI

これらのインジケーターを
MetaTrader4のチャートに組み込むのですが、
FXスキャルマスターにはテンプレートファイルがあります。

インジケーターとテンプレートを所定のフォルダに格納して
MetaTrader4上でテンプレートを読み込みすれば
すぐにFXスキャルマスターが使えるようになります。

FXスキャルマスター
http://www.scalfx.com/new2/sales.html

FXスキャルマスターの成績

実践した結果は販売ページに掲載されています。
以下に引用します。

これは7,8年前の成績ですね。
今はどうなっているか分かりません。
また、資産曲線についても掲載されています。

これはMetaTrader4から吐き出されたものではなく
言わば手書きの曲線なので
ウソとは言いませんが鵜吞みにしない方が良いと思います。

少なくても7,8年前と現在では
AIの台頭を始めとしてトレード環境が激変しているので
全く同じ資産を築ける保証はないと考えた方がいいです。

直近のトレード検証結果

じゃあ古いFXスキャルマスターは役立たないのかと言えば、
決してそんなことは無く、
2019年3月現在でも以下のようなチャート画像を描きます。

本来の使い方ではありませんが
黄色と緑のゲジゲジに沿って
トレードするだけでも一応勝てます。

FXスキャルマスター
http://www.scalfx.com/new2/sales.html

FXスキャルマスターが役立つトレーダーは?

実際にFXスキャルマスターが役立つのはこういう方です。

  • 今までFXの経験があまりなく、これからFXツール(FX商材)を使ってみたい人
  • スキャルピングで平均足、RCIを取り入れたい人
  • 自分で開発したトレード手法に限界を感じ始めている人

FXスキャルマスターの各インジケーターについて踏み込む

FXスキャルマスターの製品の説明はこれでも事足りているのですが、
ここではもう少し踏み込んで、
平均足、平均足スムーズド、RCIについて
一般的なそれぞれの特徴と
スキャルピングで使うことの評価をしていきましょう。

そうすることでFXスキャルマスターが
どの程度優位なのか、そうでは無いのかが判断しやすくなります。

移動平均足(ツチノコ)のメリット

FXスキャルマスターではツチノコと呼んでいる
この移動平均線ですが、
メリットとしてエントリーの方向性が一目で分かることがあります。

ツチノコが青ならロングのみで仕掛け、赤ならショートのみで仕掛けます。
つまりトレンド把握によって売り買いのエントリー判断ができるということです。

もう1つのメリットは
ローソク足と水色のラインとの関係性による、
トレンド・レンジの判断の容易さです。

一般的に移動平均線とローソク足が乖離して進んでいる時は
ローソク足の進む方向のトレンドが継続していると考えます。
FXスキャルマスターでいうと、
ローソク足が水色のラインをタッチしない場合はトレンドが継続しているのですが、
ローソク足の終値で水色のラインをラインを割り込むのが連発するとレンジ相場と判断してもいいと考えます。

平均足スムーズドの使い方

平均足の一番の特徴は
「トレンドの転換点を見極める」
ことです。

ただ、
平均足を使っても転換後のトレンドが伸びなかったり
転換したと思ってもダマしだったりして
思うように相場が動かないことがあります。

平均足スムーズドは
平均足の移動平均なので、
平均足がさらにスムーズになります。


以前別のFX商材で平均足スムーズドについて調べた内容を引用します。

平均足Smoothedは
「平均足」の平均です。

平均足でもギザギザ上下に動き相場の判断がしにくい箇所でも
平均足Smoothedだと滑らかに動くので判断がしやすいです。

下の画像の一番右側を見れば一目瞭然です。

(引用:https://scenariofx.com/archives/481/

ただし平均足Smoothedは、平均足より反応が遅いというのが
逆にデメリットにもなり得ます。
色が変わる頃にはすでにトレンドが変わっていることも多いので、
エントリー・決済が遅れることもあります。

ですから「小さなトレンドに惑わされたくない」という視点では良いのですが、
「トレンド転換の初動を捉えたい」という視点ではオススメできません。

平均足スムーズドの実態としては動きが滑らかと言うよりかゆっくりになるので
ダマしに引っかかる可能性は低くなるのですが、
トレンドの初動や終わりを捉えるのは遅くなります。

スキャルピングのような短時間の分足チャートでは
ダマしが頻発するので
平均足スムーズドを使うことによって
ダマしを避けることができます。

また、結果として強いトレンドだけに反応するようになるので
トレードの精度を上げることができます。

ただし、
平均足スムーズドはもはやローソク足とは程遠い形になっているので、
これだけを鵜吞みせず、
ローソク足の形やチャートパターンを並行して適切に見ると
より精度の高いトレードができるようになります。

RCIの長所と短所

RCIはRank Correlation indexの略で
日本語に直訳すると順位相関係数(?)ですかね。
相場の強弱・売られすぎ買われすぎを判断するテクニカル指標です。

RCIは個人トレーダーにとってはお馴染みのもので
知っている人は多いと思います。

一般的にはRCIの曲線が
上80%に到達すると買われすぎで
下80%に到達すると売られすぎと解釈します。

なのでそのタイミングでエントリーすれば
誰でも勝てる、、、と言いたいのですが
それだと誰も苦労しません。

RCIには大きく3つのデメリットがあります。

  • 動きがゆっくり
  • レンジ相場でも(悪い意味で)機能してしまう
  • 売られすぎ、買われすぎが継続することがある

それぞれ説明します。

動きがゆっくり
RCIは他のテクニカル指標と比較して動きがゆったりしています。
そのため、長期足のトレードにおいてはその方向性を示唆する指標になり得るのですが
スキャルピングのようなスピードを求められるトレードスタイルにおいては一般的には向いていません。
正確に言うと、RCIが示した数値とローソク足の実態に開き(乖離)が出てくる場面が発生します。

レンジ相場でも(悪い意味で)機能してしまう
RCIの算出方法に由来することなのですが
先ほどRCIは順位相関係数と言いました。

「順位」というのは
時間と価格に順位をつけて数値化しています。

価格にどれだけ変動があっても(トレンド相場)無くても(レンジ相場)数値化するので
レンジ相場でほとんどローソク足が動いていない場合に
少し価格が下落すると、RCIの数値は「売られすぎ」になります。
その数値だけを信じてトレードするといつか痛い目を見ます。

FXスキャルマスターでいう
ゲジゲジやツチノコも参考にしてトレードする必要があります。

売られすぎ、買われすぎが継続することがある
例えばRCIが0.8以上になったので売りでエントリーした場合に
そのままローソク足が上昇を続けていくとRCIは0.8以上を保ったまま
ローソク足が上がり続け含み損が大きくなる、というケースがあります。
RCIが相場を的確に把握できない場合もあるので注意を要します。

ちなみに、、
これらの移動平均線や平均足スムーズドやRCIは
MetaTrader4に標準搭載されていたり
インターネットで無料で手に入れることもできるので
自前でFXスキャルマスターの機能を手に入れることも可能です。
(トレードルールは手に入りませんが)

FXスキャルマスターが真価を発揮する使い方

実は、FXスキャルマスターには
3つのトレードパターンがあります。
それぞれ1分足、15分足、1時間足を使ったトレードです。

商材の中では詳細な説明もありますし
一覧表もあります。

そして
FXスキャルマスターに搭載されているインジケーターは

  • 移動平均線
  • 平均足スムーズド
  • RCI

の3つでした。

これらの機能は
1分足や5分足の短時間チャートよりも
1時間や数時間などの長時間のチャートで

真価を発揮するものです。

そのためFXスキャルマスターでは1時間足のトレード方法をまず極めることをお勧めします。

FXスキャルマスター
http://www.scalfx.com/new2/sales.html

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銀行振込・コンビニ決済の他に、クレジットカードでも購入可能です。

オリジナル特典

FXスキャルマスターを購入して、このオリジナル特典で
トレード生活をさらに充実させます。

次のものをオリジナル特典としてプレゼントさせていただきます。

【独自特典1】Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence
【独自特典2】K_SwingTrading
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特典の入手方法はこちらを見てください↓

オリジナル特典

販売サイト

※購入確認画面に「K_SwingTrading、K-BO2nd」インジケーター含めた
オリジナル特典プレゼント画面があることを確認してください。

FXスキャルマスター
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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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