EAの入手形式は主に3つ(無料、有料、IB方式)。それぞれの注意点を解説。

最近のFX業界の動向として、EA(自動売買システム)を使った資産運用を希望しているトレーダーが増えている印象です。みなさん資産運用はしたいけど時間が無いのだと思います。
ですので、ここではそもそもEAの入手方法と、それぞれの注意点を解説します。先に言うとEAの入手方法は主に3つあります。
  1. 無料で入手
  2. 有料で入手
  3. IB方式で無料入手
目次

EAを無料で入手する

この方法は読んで字のごとくなのですが、一部のEAは無料で手に入れることができます。
口座を指定した場合のみもらえる無料EAは、後で記載するIB方式を見てください。
具体的にはインターネットで「EA 無料 ●●」(●●はトレード手法)と検索して探していきます。SNSやYouTubeでも無料で配っている人もいるかもしれません。
もちろん、自分が望むEAがすべて無料な事はなくEAを作りたい人・配りたい人が作ったEAが無料で手に入ります。
EA(自動売買システム)が無料なのは怪しい、後で法外な料金を請求されるのでは?
と思うかもしれませんが、国内においてはそのようなリスクはほとんどありません。ちなみに無料で入手できる理由はいくつかありまして、、
  1. 開発者のEAスキルアップのため
  2. EAを無料で入手できる代わりにメルマガに登録
  3. EAを作って周りの人に役立ちたい
  4. 購入特典として無料EAを付ける
などが考えられます。3番はマレな事例です。
当サイトでは4番目の目的でEAをお渡しすることが多いです。以下の記事の中にある一覧表も参考にしてください。
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いずれにしても、億万長者になれるような自動売買システムが無料でネット上にある可能性はほぼゼロだと思った方が良いです。
もし、そんなEAがあればすぐにネットで話題になります。

EAを有料で入手する

有料のEAを使いたい場合は大手の販売サイトや個人サイトで購入することができます。SNSを通して販売している場合もありますね。
例えばgogojungleというサイトなどが該当します。
gogojungle:EA販売

gogojungle:EA販売

当サイトでもオリジナルEAを販売しています。
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EAの価格は低価格~高価格まであり1万円程度のものからサイトによっては100万円以上のものもあります。
高額のEAは勝ちやすいEAと想像するかもしれませんがそうとは限りません。
高価格のEAでもトレードロジックが良くないのでは、、と思わせるものもあります。
個人的には、EAを作成するためには開発資金や開発時間はかかりますので有料EAが悪いとは思いません。
投下した費用や時間の一部を購入者の方にご負担をお願いする形です。
ですが、あまりに高額なEAはEAで勝って稼ぐことよりもEAを販売して稼ぐことを重視している
そういう可能性がありますので注意した方が良いです。

IB方式

無料、有料の他に
  • 一見すると無料だけど実質有料
というEAがあります。
これはIB(イントロデューシング・ブローカー)方式とも呼ばれていて海外FX業者の口座開設アフィリエイトというものになります。
余談なのですが、海外ではなく国内FX業者の口座開設アフィリエイトでは紹介したユーザーがサイトを経由して口座開設をして入金、何回かトレードした場合に報酬を得ることができますが1回限りの報酬です。
それと比較すると、海外FX業者の口座開設アフィリエイトはライフタイムコミッション型の報酬(IB報酬)になります。
その制度を導入していて代表的な会社であるXMを例にすると、、
  1. このアフィリエイトリンクからXM口座を開設・追加してください
  2. そのXM口座の番号を教えてもらったら、その口座だけで有効なEAを渡します
という形でサイト経由のXMユーザーのみ、EAを無料で提供しています。
ライフタイムコミッション型というのはユーザーのトレードに応じて発生する手数料(スプレッド)の一部が還元される型という意味です。
下の図を見てください。
IB方式の説明図

IB報酬の説明図

EAを作成した人が、EAを配布してそこで口座を指定します。その指定・設定したEAで該当口座でトレードを始めていきます。
トレードにはスプレッド(手数料)が発生するのですが、その一部がEAを作成した人に還元される仕組みです。
このIB方式のポイントは以下です。
  1. 自分はEAを無料で手にできる
  2. EAでも何でもトレードするごとに手数料は発生する
  3. その手数料の一部が開発者に還元される
ですので、役立つEA(勝ちやすいEA)なら、自分も勝ってそのEAの開発者にも還元されるのは悪いことではないと思います。
自分に負担があるか?と言えばないですし。
これだけなら良いのですがライフタイムコミッション型にはひとつポイントがあります。

報酬がトレード量に比例する

EA開発者にスプレッドの一部が還元されるのですが、つまりトレード量が多ければ多いほど報酬が増えていきます。

注意する点としては、

EAを使うユーザーに勝ってほしいのではなく、自分に返ってくる報酬だけが目的

になり、むやみやたらにトレード回数が多くなるようなプログラム、手法になると危険です。

例えばナンピンマーチンゲールのEAなどがそれに該当します。

イメージとしては以下の画像を参考にしてください。

IB報酬の説明図 その2

IB報酬の説明図 その2

当サイトにもこのようなEAで大きく損をした人からの問い合わせを多くいただいています。

具体的には以下の当サイト記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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