マーケットマスター
この記事では
というEAについて検証結果を紹介します。
おそらく数日後から販売されると思いますので先に簡単に紹介しておきます。
マーケットマスターというのはクロスリテイリング社のグループ会社とデータサイエンティストの三神さんという方が、最近動画やメールなどで紹介しているEAプロジェクトです。
おそらく当サイトからは、以前の「キングメーカーFX」のような正式な紹介はできないです。
三神さん、WorksAgency社について
Market Master(マーケットマスター)の本格的な話をする前に、開発者である三神さんとマーケットマスターの動画やメールの配信元であるWorksAgency社について紹介します。
これまでFX商材やEAを販売していた事もあるかどうか分かりません。
とは言ったのですが、三神さんはデータサイエンティストという肩書き以外は謎に包まれていて良く分からない方です。
僕も一応データサイエンティストですが、三神さんの事は存じ上げません。
WorksAgency社
一方で、WorksAgency社はひと言で言うとクロスリテイリング社のグループ会社の1つです。同じホームページにクロスリテイリング社とWorksAgency社が掲載されています。
クロスリテイリング社とWorksAgency社は住所も同じですので、実質的には同じような会社だと思って良いのかもしれません。(もちろん違いはあると思いますが)
クロスリテイリング社(とそのグループ会社)はこれまでもいくつものEAを販売してきましたが、今回のマーケットマスターはどういう特徴があるかを見ていきましょう。
マーケットマスターの特徴1=因果推論
マーケットマスターの特徴は「因果推論」というワードです。
因果推論を野村総合研究所(NRI)から引用すると以下の意味らしいです。
因果推論とは 入力データ(インプット)と出力データ(アウトプット)から、その因果関係(原因とそれによって生じる結果との関係)を統計的に推定していく考え方のこと。 統計的因果推論とも言われる。 因果推論を用いた政策効果の測定がノーベル経済学賞を受賞したこともあり、近年注目されている手法。
野村総合研究所(NRI)
これ何の事かというとデータの羅列から原因と因果を導き出す方法です。
以前当サイトで紹介した、1ティック後に価格レートが上がるか下がるかなども一応因果の話ですが因果推論はそういう仮説などを用意せずにデータがいっぱいある中でどれとどれが関係性が強いかを探っていく手法だと思います。
マーケットマスターではこの方法で50年間のデータを分析してアノマリー(経験的に分かるが説明できない法則)をデータ的に解析したと宣伝しています。
マーケットマスターの特徴2=メタ・スクリーニングシステム
そして、もう1つの特徴はメタ・スクリーニングシステムというものです。
これはすごくシンプルに言うと過去のデータから今のチャートが勝ちやすいかどうかを分析してトレードに活用するもののようです。過去膨大な数のデータから、
- エントリーの時間
- チャートの形
- ボラティリティの大きさ
の似たような相場を照合し、高確率で勝てるとこだけエントリーするシステムとのことで、これがマーケットマスターのEA内部に組み込まれています。
コンプリートワンの自己回帰のバージョンアップ版?
数年前に検証したEAでコンプリートワンEAというものがあります。
これはクロスリテイリング社のグループ会社が販売したものですが、このEAは自己回帰モデルというものを搭載していました。
自己回帰EAというのは、チャートパターンを記憶させて、今のチャートパターンが過去のどのパターンに似ているかを調べてそのようにチャートが動くとしてトレードするものです。
コンプリートワンEAもコンセプトは良いのですが調べるデータが直近のローソク足500本。データ的に足りないので実際のトレード結果もあまりよくありませんでした。
マーケットマスターはローソク足500本ではなくて過去50年間のデータですのでデータ量は全く異なります。
マーケットマスターは3つのEA
ちなみにマーケットマスターは3つのEAで運用するようです。
- アノマリーを利用した Anomary Master
- レンジ相場を狙う Range Master
- トレンド相場を狙う Trend Master
アノマリー用のEAはドル円で稼働させるEAで、レンジ相場用のEAはユーロドルで稼働させるEAのようです。
それぞれのバックテスト結果は以下になります。
これは10年間のバックテストで10万円からスタートして複利運用させた結果のようです。年月単位で見ても負けている月はほとんど無いですね。
また、これらのバックテストはTichDataSuiteを使っているようでそれなりに信頼性のあるデータになります。
トレード事例
アノマリーEAは分からないのですがレンジ用EA、トレンド用EAではトレード事例が分かりましたので紹介動画から引用させていただきます。
レンジ用EA
トレンド用EA
トレード事例の評価
それぞれの特徴なのですが、レンジ用EAはレンジ相場を少しはみ出したいわゆる「ダマし」のトップで逆張りエントリーできて利益になっているようです。トレンド用EAは押し目買いや戻り売りのタイミングで、大きな値動きがあるところでエントリーしているように見えます。
それぞれ良いトレードだと思いますが、もちろん負ける事もあるでしょうからもう少しトレード事例を見てみたいところです。
マーケットマスターの評価
マーケットマスターは現時点で分からない事も多いのですが、以下のように評価しています。
- 因果推論という比較的新しい分析手法を取り入れたところとバックテスト結果の良さは評価したい
- 初期資金が10万円からでもスタートできるのは高評価
- 実際にはフォワードテストをやってみないと何とも言えない
- もし数週間でもマーケットマスターが得意としている相場でフォワードテストができていたらそこの結果を見てみた
- 推奨FX業者が分からないので知りたい
これからの情報に期待したいところです。
ちなみに因果推論は使っていませんが当メルマガオリジナルの「ハイドアウト」というEAもバックテスト結果が良いのでお勧めです。
ハイドアウトが向いている人
- 13年のバックテスト(TickDataSuite)で、286億の実績を出したトレードに興味がある
- ハイドアウトのトレード手法概要を知りたい
- トレード手法を知って試してみたい
- ハイドアウトを運用してみたい
- 自分の資産運用をサポートするツールがほしい
- 売り切りの販売形体を許容できる
- 勝てたら儲けもの、少なくてもトレード手法の勉強になる、と割り切れる
- 1日数百回自動トレードしないと気が済まない
- リスクリワードの値(0.5程度)が許せない
- 100%勝てるEAじゃないと許せない(そんなEAはありませんが)
- サポートは充実していて必ず数時間以内に返信が無いと許せない
ハイドアウト 検証・紹介ページ
ハイドアウト 販売ページ
使用できる通貨ペアごとに購入ページがあります。
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