この記事を書いているのは2020年大晦日です。
ここではフィボナッチソリューションとMataf(マタフ)を見て2021年の直近の予測をしてみましょう。
Mataf(マタフ)で通貨の強弱を見てみる
下図をご覧ください。
これはMatafで見たUSD、EUR、GBP、JPYの各通貨の強さです。通貨の強弱によって通貨ペアがどのように変動するかを捉える事ができます。
Matafについては下記の当サイト記事でも詳しく解説しています。
上のマタフの画像に戻ると、例えば赤い線のユーロはある程度強い状態が継続されていて、ドルは右肩下がりです。そのため、ユーロドルで考えるとユーロ>ドルで、ドルがどんどん弱くなっているのでユーロドルでは「上昇」になります。
同じようにドルと円を見るとどちらも通貨のパワーが弱くなっているので何とも判断しにくいです。(強いて言えばレンジ相場)
改めてマタフの画像を見ると、ユーロ円やユーロドルはトレードしやすそうです。ポンド円はぼちぼち上昇する程度で、ドル円は少しずつ下降しそうです。
ただ、マタフでは大まかなトレンドを把握できますが、どこまでレートが伸びるかを予測することは難しいです。
ですので、フィボナッチソリューションを使ってチャート分析をしてみましょう。
フィボナッチソリューションでいくつかチャートを見てみる
ユーロドル
以下のチャート画像を見てください。
レートが継続して上昇しています。あるポイントでフィボナッチリトレースメントの0と100を結んだのですが、ZigZagの高値安値がフィボナッチリトレースメントのラインで反発しているところがあります(すべての高値安値ではありません)。
チャート画像の右上に黄色い丸がありますが、その辺りのレートがフィボナッチリトレースメントのラインに接しそうです。
ドル円
以下のチャート画像を見てください。
ドル円はじわじわ下降していますね。
注目すべきポイントは2つあります。
1つがこのままレートが下降してフィボナッチリトレースメントの直近のラインまで下降する可能性があること。
もう1つがサブウィンドウのトレンドフィルターの下降パワーが強くなったので今後上昇する可能性があること。
何とも言えないので別の通貨ペアでトレードする、という選択肢もアリだと思います。
ポンド円
ポンド円はじわじわ上昇していますね。直近のフィボナッチリトレースメントのラインまで上昇する可能性がありそうです。
その直近のラインは9月初め辺りの高値付近なので、この辺りのレートが意識されるかもしれません。
フィボナッチソリューションの検証記事
他にも以下のような検証記事がありますので参考にしてください。
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