FX自動売買 VS 裁量トレード

洗脳。思考停止。

(引用元:http://www.flickr.com/photos/8011986@N02/7037262215/)

どういうことかお話ししますので、
この変な洗脳から抜け出しましょう。

ブログや情報商材の販売ページでは、
よく次のようなメリット・デメリットが書かれています。
そして決まって「FX自動売買 VS 裁量トレード」を
問題にします。

●自動売買のメリット
自分の感情が入らないから
トレードルールを守りやすい。
そのため安定した結果になりやすい。

●自動売買のデメリット
詐欺同然のツールもあり、
ある時期だけトレード成績を良くする
カーブフィッティング(最適化)などで
トレード成績をごまかしてたりする。

●裁量トレードのメリット
市場の細かい変化に対応でき柔軟なトレードが可能。

●裁量トレードのデメリット
スキル、ノウハウが必要。
その他どんな状況でも冷静に対応する能力、
適切な判断力も必要。

実はですね…これらはですね…。

全部本当のことです。
その人その人のライフスタイルや目的に合わせて
裁量トレード・自動売買を選んだら良いと思います。

僕は片手間で勝手にお金が増えていったら
嬉しいので自動売買にしている。

そして自動売買のツールをいじるのは、
自分が勝ったバイクや車、パソコンの
メンテナンスをして速度を速める
のと似てるので
ツールをいじるほうが楽しい。

それくらいの理由で自動売買をしています。

FX自動売買と裁量トレード。
どっちが優れている?
そもそもそんな質問がおかしいのです。

なぜか?

ここで少しだけプログラムの話をさせてください。
一瞬で終わるので。

プログラムはどういう風に作られるか。
それは「仕様書」というものにまとめられます。

「Aという状態になったらBという処理をする」
「Bという処理が正常に終わったらCを行う」
「Bという処理が不正に終わったら強制終了する」

という感じで仕様書ができます。

つまり
「仕様書」=「処理のルール」です。

FX自動売買のツールも何らかの仕様書があり、
プログラミングされています。

つまり「仕様書」=「トレードのルール」

一方、裁量トレードは?
トレードのルールってありますよね。

「このラインを抜けたら買い」
「ローソク足がここを抜けたら損切り」
などなど。
優れたトレーダーほど、明確なルールがあります。

勘でやってるトレーダーなどいません。
っていうかそれじゃ負けます。

FX自動売買も裁量トレードも
「トレードのルール」ってのがあり、
それをプログラミングしてるかしてないかの違い。
それだけです。

トレードのルールがどれだけ優れているかがFXの全てであり、
自動売買や裁量トレードなどは手段でしかありません。

ですので、
ブログや販売ページなどでそんなことを言ってたら
「あ、洗脳したいんだな(目的はツール買わせることか?)」
と思って怪しんでください。

もちろん、洗脳などしなくても
優れたツールはいっぱいあります。

それは当サイトでも今後紹介していきます。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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