この記事を書いている時は2023年12月31日で、もうすぐ2023年が終わろうとしています
現代において人工知能(AI)という言葉は色んな場所で聞くようになりました。FX界隈でも良く聞くようになりAIを使ったサービスをいくつか公開されました。
ですが、一般トレーダー誰でも使えるFXのAIサービスを使ってもうまく勝てないケースがほとんどです。
この記事では、それらのAIサービスの現状や成績を一部引用しながら紹介しますが、これが国内のFX系AIサービスでは無いと思いますのであくまでも一部だと思って見ていただければ幸いです。
ChatGPTとFXの相性は良くない
今年はChatGPTが世間に知れ渡りAI(人工知能)にフォーカスがあたった年でした。
AIができることは限られていますし特に万能とは思ってませんが、
特定の分野に限って言えば良い仕事ができる印象です。
FXにおいても、EAのプログラム内部でChatGPTと通信するような機能を追加してX(Twitter)でポストしていた人もいましたが、パフォーマンスは誰も言及せず間もなくネット上では見なくなりました。おそらく流行に乗っただけという感じでしょう。
僕も少しだけChatGPTを使ってEAのプログラミングを試みたことがあるのですが少し専門用語を交えて結果を言うと、
もしかしたら今同じことをするとブラッシュアップされているかもしれませんが、いずれにしてもFXにおいてAIは万能ではありません。
マイメイトはAIの中身を入れ替えようとしている
以下のURLで紹介されているのですが
マイメイトのAIの中身(フレームワーク)を今後更新していく方針の様で従来のGoogleが発表したAI(A3C)と新しいAI(LightGBM)のパフォーマンスを比較していました。
引用画像の下には比較方法を記載しているのですが、データ分析的には適切な方法だと思います。
これまでのマイメイトは平均的には負けてたというのが驚きなのですが今後勝てるようになると良いですね。
毎月出している月間レポートもTOP100ではなくて、全体平均にフォーカスする方が実態を表していると思いました。
ネット上でのマイメイトのパフォーマンス
ちなみに、マイメイトを実際に使っていてその成績を公開している方が複数いらっしゃいました。その成績を画像で引用させていただきパフォーマンスを紹介します。
勝てている人もいるのですが手動で決済しているので参考情報として見てください。
FXにおいてAIは万能ではないことが分かる結果だと思います
テキストマイニングAIはサービス停止
該当記事をキャプチャして引用します。
平素より、トレイダーズ証券をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
今般、「みんなのシストレ」では、2023年12月15日(金)をもちまして、テキストマイニングAIおよび一部ストラテジーのシグナル配信サービスを終了させていただくことをご報告申上げます。
なお、テキストマイニングAIについては、昨今の相場におけるパフォーマンスを受け、サービスを終了させていただく運びとなりました。
■サービス終了日
2023年12月16日(土)■対象ストラテジー
【USDJPY】テキストマイニングAI
【USDJPY】テキストマイニング_BB
【USDJPY】テキストマイニング_MA
【EURUSD】テキストマイニングAI
実際パフォーマンスが悪かったので仕方無いと思います
23年6月時点の直近1年の成績は以下でした。
本当に勝てるAIは世の中に公開されないでしょう
推測ですが、世界的に有名な機関投資家や組織はAIやそれに類するものは使っていておそらく自動でトレードしていると思います。
ですが、仮にそういうAIがあってもそれが一般に世の中に出る事は無いでしょう。世の中に出してもデメリットしかないからです。
マイメイトやテキストマイニングAIのパフォーマンスを見るとAIを活用するよりもAIのクセを利用する
AheadAIの方が良いだろうと思います。
AIを使っていると謳っていて勝てなかったFX商材(MAM商材)もあるのですがそれは日を改めて紹介する予定です。
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