- FXの定義
- 通貨の種類
- FXのリスク
- FXはどうトレードするのか
- 知っておきたいFXの用語
- FXのマーケットは何で上下するのか
- 初心者のためのトレード方法の超基本
- FXのトレードプラットフォーム
- FXのスタート方法
FX(外国為替取引)とは何か?
FXを簡単に言えば、株式投資の通貨版であり海外旅行中に行う両替と同じです。トレーダーはある通貨を買って別の通貨を売り、為替レートは需要と供給に基づいて常に変動しています。
通貨はFXマーケットでトレードされますが、通常はどこかの証券会社で口座を開設した後にログインしてトレードします。マーケットは月曜日から金曜日まで24時間営業している世界的な市場です。FXは株式のような物理的な取引所はなく、銀行やその他の金融機関のグローバルネットワークがマーケットを監視しています。
通貨の種類
- 米ドル=USD
- ユーロ=EUR
- 日本円=JPY
- ポンド=GBP
- オーストラリアドル=AUD
- カナダドル=CAD
FXのリスク
FXはどうトレードするのか
FXは株式市場のように中央の取引所を通じて取引されないため、平日24時間トレードする事が可能です。日中は家事や仕事でトレードできない方に取ってはありがたいルールです。また、株式投資で時々あるような売買があまりにされていない会社の株だとトレード自体ができない場合がありますが、FXでは世界中で多くのトレーダーが同時にトレードしているので売買ができないという事は基本的にありません
FXトレードでは株式投資と同じく、トレードする通貨ペアが今後上がるか下がるかを予測して
- ロング(買い)
- ショート(売り)
のいずれかを決定してエントリーすることができます。
多くのトレーダーは通貨ペアが上がるか下がるかを分析したり直感で予測してエントリーするのですが、なぜか勝てないという方も多くいらっしゃいます
知っておきたいFXの用語
FXには独自の用語がいくつかあります。この記事では最低限知っておいてほしい用語とその解説をしていますので参考にしてください。
pip(ピップ):ポイント・イン・パーセントの略です。通貨ペアでの最小単位に相当するものです。例えばユーロドルでレートが1.09924から1.09934になると0.0001上昇した、とは言わずに1pips上昇したといいます。FXではわずかな数値の変動が大きな金額になるので小数点以下の数値をその都度読まずに1pipとして表します。ほとんどの通貨ペアでは、1ピップは小数点以第4位(0.0001)ですが、日本円は例外で小数点第2位(0.01)となります
スプレッド:どの通貨ペアも買値が売値より常に高いです。この2つの価格の差をスプレッドと呼んでいます。このスプレッドは取引コストに相当します。スプレッドが狭ければ狭いほどコストは安くなり、スプレッドが広ければ広いほどコストが高くなりますが、スプレッドは通貨ペア、証券会社によって異なってきますし時間帯によっても異なってきます
レバレッジ:この記事の前でも解説しましたがレバレッジを使い資金(証拠金)を増やしてトレードする事が可能になります
FXのマーケットは何で上下するのか
よく巷のニュースでドル円が上がった下がったというテーマがあります。円安円高とも言いますね。
株式投資と同じく、FXでの通貨ペアの価格は売り手と買い手の需要と供給によって決定されます。ただ、需要と供給が何で決まるかというとトレーダーの気分ではなく通貨の金利、中央銀行の政策、経済成長のペース、政治環境、経済指標の発表によって変動します。そのような中でトレーダーはどのようにトレードを行っているのでしょうか?
FXトレード方法の超基本
トレーダーが市場の動きを予測するための分析には主に2つのタイプがあります
- ファンダメンタル分析
- テクニカル分析
です
ファンダメンタルズ分析
機関投資家や銀行は、資金を増加させるために強い経済力を持つ国を資金調達の場として探しています。これを裏付けるようなニュースや経済発表があればその国の通貨を買うというアクションになります。また、各国の中央銀行は金融政策を決定します。お金の通貨供給量や金利といったものをコントロールしますが、政府が財政支出や税金を用いて経済を成長させたり減速させたりすることも、通貨ペアの上下に影響を与える事があります
テクニカル分析
テクニカル分析というのはチャートにおいて特定のパターンを見つけ出し、その見つけた法則に沿って将来のレートを予測・分析する手法です。例えば移動平均線が上向きの場合は通貨ペアも上昇しやすい、RSIが高い値の場合はその後通貨ペアが下降しやすい、などです
基本的にファンダメンタルズ分析を個人トレーダーが適切に行う事は難しいです(情報源がインターネットくらいのため)。テクニカル分析については数え切れないほどの分析方法がありますし、有用な分析方法は有償で購入する事もあります
何を使ってFXトレードを行うのか?
FXトレードを行う方法は大きく3つあります、いずれの方法もFXを取り扱う証券会社に口座を開設する必要がありますが
- 証券会社のWebサイトにアクセスして自分だけがログインできるページからトレード
- 証券会社のWebサイトにあるMetaTraderというトレードプラットフォームをダウンロードして手元のPCでトレード
- 証券会社のWebサイトやアプリストアにある、証券会社のトレード用アプリをダウンロードしてトレード
の3つです
どの証券会社でトレードすべきか
証券会社ごとに特徴がありますので一概にここがお勧めとは言えませんが、個人トレーダーに人気がある証券会社というものは存在します。
例えばXMという証券会社は海外の証券会社なのですが世界的に取得が難しい金融ライセンスを保有していて信頼性も高いです。
どういうトレード手法を使うべきか
絶対に勝ち続ける事ができるトレード手法というのは世界全体を探しても存在しません。その中でも勝ちやすいトレード手法や負けやすいトレード手法があります。当サイトではこれまで数百のトレード手法を検証・実践してその美味しいところどりをしたようなトレード手法を公開しています。よければご覧ください。
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