ここでは先週のチャート画像を用いて
- ハーモニックパターン
- ダイバージェンス
- K_SwingTrading
を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、10/31からのマーケット・チャートの分析・予測を行ったので紹介します。
ハーモニックパターンについては以下の記事を参考にしてください。
先週のチャート振り返りと10/31以降のチャート予測
ドル円1時間足
ハーモニックパターン
当サイトで使用しているハーモニックパターンツールは、青色とオレンジ色の三角形ができてそれがハーモニックパターンを表していますが、この週は青色のハーモニックパターンが生成されています。ですが、この青色の三角形は前の週末にできていたものがリペイントされてできた三角形ですので、1週間ごとにポジションを決済しなかった場合はエントリーが難しかったと思います。
K_SwingTrading
チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールです。ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。
この週のドル円は週明けの為替介入から始まり、ドル円がこれまでのように上昇せずにズルズル下降するような感じでした。チャート上で赤い枠で囲ったところが上昇トレンドの転換点になる可能性がありここでエントリーするのも良いと思います。ただし、いつ為替介入があるかが予測しにくいので撤退(損切)するリスクはまぁまぁ高いです。
10/31以降のドル円の動き
先週は1週間を通してドル円は一方的に下降していました。以下の日足チャートを見てください。
先週は、ドル円が上昇する前提で予測をしていましたが、大きく下降しまして、雲の色も赤色(下降トレンド)に変わりました。重要ラインである146.9を下にブレイクした状態で1週間を終えました。次のラインは再度146.9を目指すような状況になっています。
これらの重要ラインはフィボナッチソリューションで引いたものですが、今後もこの価格レートを意識すると良いと思います。
IMMのデータを見て分析するのもいいと思います。私が見る限りはドル円は投機筋ポジションにおいて、まだ円単体の売り圧力が強いのでドル円としては上昇しやすい傾向です。
ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、上昇が続く要素が多いです。
- 米FRBによるタカ派傾斜観測
- 日銀による金融緩和の継続方針
- 日米金融政策の方向性の違い
- 貿易赤字拡大に伴う構造的な円売り圧力
- 米政府・米当局によるドル高容認スタンス(バイデン米大統領は「ドル高を懸念していない。米国経済は力強い」と発言
- 輸入企業による実需のドル買い
ユーロドル1時間足
ハーモニックパターン
ユーロドルはレンジのような相場が続いているのでハーモニックパターンが作られやすいです。今回だとチャート上の赤い矢印の箇所でハーモニックパターンが生成されてこの後下降しました。
ダイバージェンス
当サイトでお渡ししているAdaptive-Cyber-Cycle-Divergenceという特殊なダイバージェンスツールを使用しています。赤色のラインがダイバージェンスです。ダイバージェンス出現後に逆張りでエントリーすると良いのですがチャネルラインと組み合わせると有効に使えます。今回のチャートでは赤いダイバージェンスが発生しましてこの後下降する可能性がありましたし、ファンダメンタルズ分析でも下降トレンドなので売りトレードしてみて良かった場面です。
K_SwingTrading
基本的に、K_SwingTradingの雲の色の変わり目でエントリーするのですが、赤い枠の箇所だと勝ちやすいと思いますが、Ahead-AI(アヘッドAI)の方が勝ちやすかったと思います。
10/31以降のユーロドルの動き
以下の日足チャートを見てください。
先週は週前半は上昇して後半で下降した1週間です。チャートの黄色い水平ラインはフィボナッチソリューションの手法で引いたラインですが、ローソク足の終値や高値安値を見ると少しズレています、見当違いというほどは外れていませんが。。
ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになっていて、下降する傾向がありそうです。
- 欧州経済の先行き不透明感
- ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスク
- イギリスの政局不透明感
- 米FRBによるタカ派傾斜観測
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