ここでは先週のチャート画像を用いて
- ハーモニックパターン
- ダイバージェンス
- K_SwingTrading
を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、今週からのマーケット・チャートの分析を行ったので紹介します。
ハーモニックパターンについては以下の記事を参考にしてください。
先週のチャート振り返りと7/25以降のチャート予測
ドル円1時間足
ハーモニックパターン
ハーモニックパターン検出ツールを使ってチャートを見てみると以下のようになります。
青色とオレンジ色の三角形がハーモニックパターンを表していますが、先週までは、青色の三角形(形成後上昇トレンド)の方が有効でオレンジ色の三角形(形成後下降トレンド)はイマイチでした。今週はその傾向が逆になっています。おそらく一時的な上昇トレンドの逆行だと考えられます。
ダイバージェンス
メインウィンドウとサブウィンドウにある青い線と赤い線がダイバージェンスの箇所です。この線が出現するとダイバージェンスの発生可能性としてトレンドの転換ポイントになる可能性がありますが、チャート上の赤い線のところでうまく下降トレンドへの転換を捉える事ができています。。
K_SwingTrading
チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールですが、このツールとトレンドフィルター(k_trend_fileter)を組み合わせた自動売買を行うと94pipsのプラスでした。ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。
7/25以降のドル円の動き
先週は1週間を通してドル円は下降しています。以下の日足チャートを見てください。
7/25以降はしばらく下降する可能性もあるので、K-SwingTradingの雲が赤色⇒水色に変わるタイミング(上昇トレンドへの転換)を狙っていき、4時間足、1時間足、15分足などのトレンドを把握してその都度トレンドを把握する方が良いと思います。
IMMのデータを見て分析するのもいいと思います。私が見る限りはドル円は投機筋ポジションの変化が見れましたが、ドル円が明確に下降した感じはなく、定期的にデータをウォッチしないと何とも言えません。
ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、上昇が続く要素が多いです。
- FRBによるタカ派傾斜観測
- 日銀による金融緩和政策の長期化
- 米政府・当局によるドル高容認姿勢
- 日銀によるドル売り為替介入のやりづらさ
ユーロドル1時間足
ハーモニックパターン
ハーモニックパターンは出現しているのですが、急落急騰で出現しているので実際のトレードには使いにくかったと思います。
ダイバージェンス
青色と赤色のラインがダイバージェンスで、出現後に逆張りでエントリーすると良いのですがチャネルラインと組み合わせると有効に使えそうです。
K_SwingTrading
K_SwingTradingの雲の色の変わり目(青色⇒赤色)でエントリーしてチャネルラインの端で決済するとそれなりに勝てるのですが、基本的にレンジ相場でローソク足が細かく上下しているので、トレンドフィルター(k_trend_fileter)を組み合わせて自動売買を行うと95pipsのマイナスとなりました。K-SwingTradingには不向きな相場でした。。
7/25以降のユーロドルの動き
以下の日足チャートを見てください。
赤い雲(下降トレンド中)で大きく下がっている事が分かります。直近のローソク足は黄色い水平ラインを抵抗線になっているように見えますが、この黄色い水平ラインはフィボナッチソリューションの手法で引いたラインです。
ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになっていて、下降する傾向がありそうです。
- ロシアを巡る地政学的リスクの長期化懸念(資源価格の上昇リスク)
- 欧州経済の下振れリスク
- 欧米金融政策の方向性の違い
- イタリアを巡る政局不透明感(首相の辞任など)
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