ここでは先週のチャート画像を用いて
- ハーモニックパターン
- ダイバージェンス
- K_SwingTrading
を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、今週からのマーケット・チャートの分析を行ったので紹介します。
ハーモニックパターンについては以下の記事を参考にしてください。
先週のチャート振り返りと7/4以降のチャート予測
ドル円1時間足
ハーモニックパターン
ハーモニックパターン検出ツールを使ってチャートを見てみると以下のようになります。
直近では青色の三角形のようなハーモニックパターン(上昇トレンド)が検知出来ました。黄色い矢印のようにトレードが可能です。最近ドル円の動きが低調で、一直線に上昇はしなくなりました。この辺りはIMMのデータでも示唆されているところです。
ダイバージェンス
メインウィンドウとサブウィンドウにある青い線と赤い線がダイバージェンスの箇所です。この線が出現するとダイバージェンスの発生可能性としてトレンドの転換ポイントになる可能性がありますが、あまり機能していないです。
K_SwingTrading
チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールですが、このツールとトレンドフィルター(k_trend_fileter)を組み合わせた自動売買を行うと14pipsのプラスでした。ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。チャート画像右側で大きな上昇トレンドを捉えているのが分かります。
7/4以降のドル円の動き
先週は1週間を通してドル円は上昇しています。以下の日足チャートを見てください。
6/20以降ですが、このチャート単体での予測は難しいので4時間足、1時間足、15分足などのトレンドを把握してその都度トレンドを把握する方が良いと思います。
K-SwingTradingの雲の色の変わり目を狙うのが良いと思いますが、現時点では赤色から青色に変わったタイミング(上昇トレンドのタイミング)を狙う方が良いかもしれません。
IMMのデータを見て分析するのもいいと思います。私が見る限りはドル円は投機筋ポジションの変化が見れましたが、定期的にデータをウォッチしないと何とも言えません。
ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、上昇が続く要素が多いです。
- 米FRBによる金融引き締めスタンスの明確化
- 日銀による金融緩和政策の長期化姿勢
- 本邦経常収支悪化に伴う構造的な円売り圧力
- 世界各国と日本との金融政策格差
ユーロドル1時間足
ハーモニックパターン
オレンジ色のハーモニックパターン(形成後下降トレンド)が綺麗に機能した形です。ただ、直近はハーモニックパターンは表示されていません。
ダイバージェンス
青色の直線がダイバージェンス(上昇トレンド)ですが、一時的に上昇した程度で本格的な上昇ではありません。
K_SwingTrading
K_SwingTradingの雲の色の変わり目でエントリーしてチャネルラインの端で決済するとそれなりに勝てるのですが、トレンドフィルター(k_trend_fileter)を組み合わせて自動売買を行うと残念ながら36pipsのマイナスです。
7/4以降のユーロドルの動き
以下の日足チャートを見てください。
方向感の乏しい展開ですが、K-SwingTradingの雲の色で反発している様子が分かります。ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになります。
- ロシアを巡る地政学的リスクの長期化懸念(資源価格の上昇リスク)
- 欧州経済の先行き不透明感
- 米FRBによるタカ派傾斜観測
ユーロドルとしては下降する傾向がありそうです。
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