GridFlexのフォワードテスト(8か月で+397%)と、僕のダメな運用事例の紹介

この記事では、GridFlexのフォワードテスト結果を紹介します。良い事ではありませんが、今回ダメな運用事例ができましたのでそれも紹介します。

くろだ

GridFlexはハイドアウトの購入特典として無料で入手することが可能です

目次

GridFlexの概要・フォワードテスト結果・トレード事例

GridFlexは、当サイトが開発したグリッドEAの名前です。

グリッドというのは等間隔でラインを意味するのですが、実際のトレードではローソク足がそのラインに達するたびにエントリーを行っていくトレード戦略です。

複数のポジションを保有する事がある戦略です(いわゆるナンピンを行うという意味です)。

ポジション保有中に含み損を抱える事も当然あります。

また、K-SwingTradingというオリジナルインジケーターを読み込んでK-SwingTradingが示すトレンド方向と逆向きにエントリーするように設定しています。

最新フォワードテスト成績

GridFlexの主要通貨ペアはAUDCADなのですが、そのフォワードテストの画像を見てください。

AUDCAD

増加率が良いのですが、その反面ドローダウン率が高いという特徴があります。順調に勝てていますが一時的な含み損も大きくなることがあるEAです。

勝率やプロフィットファクター(PF)などの詳細の指標については以下の画像で確認できますが現時点で優秀なEAです。

PF・勝率など
くろだ

勝率、プロフィットファクターだけ見るとかなり優秀なEAです。ナンピンやロットコントロールを行うEAはこれらの数値は悪いことが多いです。

先ほど、AUDCADメインで稼働すると言いましたが他の通貨ペア(NZDCAD、AUDNZD)でも稼働できまして、フォワードテストの結果は以下です。

NZDCAD
AUDNZD

これらの通貨ペアのパフォーマンスも他のEAと比較しても優秀なのが分かります。

ロット数を低くした運用を推奨

上の成績画像は100万円の資金に対してロット数を3lotで固定して行っています。これはアグレッシブな運用でして実際の運用ではロット数を小さくすることを推奨します(具体的な運用アドバイスは法律上できませんが)。例えば100万円の場合だと1lot程度で積極的な運用です。もっとロット数が小さくすると安心して運用が可能です。

それと重要な経済指標発表がある日はGridFlexに限らずEAの稼働を慎重に判断してください。

僕のダメなEA運用事例

当サイトでもフォワードテスト兼ねてGridFlexを稼働させているのですが、メルマガやサイトで紹介しているような経済指標発表前後で稼働オフにすることを敢えて手動で行っています。

くろだ

自動で稼働オンオフするツール
を使う方が良いです

ですが、自分も人間なのでミスする事もあります。先週から今週にかけて盛大にミスをしましたのでその紹介をします。先に、その一連のトレード画像を見てください。

(NZDCADのチャートです)

ミシガン大学消費者態度指数

GridFlexには苦手とする経済指標発表がいくつかありまして
「ミシガン大学消費者態度指数」
もそれに該当します。

他にも以下のような経済指標を苦手としています。

直近では3月15日の深夜にミシガン大学消費者態度指数の発表があったのですが、それまでにトレードが終わっていないのに関わらず手動での損切をできておらず、含み損のポジションを2つ持ったまま発表を迎えました。
(上のチャート画像の2つ目の矢印の起点から少し右側)

さらに「豪・政策金利」の発表

あろうことか、ポジションを持ったまま「豪・政策金利」までそのまま迎えてしまいました。2つの苦手な経済指標の影響もあり、さらに含み損が大きくなり3つめのナンピンが発動する事になりました。

くろだ

ロスカットされる前のトレードの動きとして
よくある事例だと思います

「カナダの消費者物価指数 」で助かる

最終的には3月19日に発表されたカナダの消費者物価指数の発表で、ローソク足が急上昇して利益が出てトレードが終わりました。

ですが、正直に言うと利益が出たのは運がよかっただけです。ミシガン大学消費者態度指数の前に損切する方が明らかに良いトレードです。

GridFlexはリスクが高いEAであること、経済指標発表前後は稼働オフにすることを推奨していますが、
運用ミスをすると今回の事例のように含み損が大きくなり、トレード時間も長くなるという状況が続きますのでご注意ください。

毎週日曜日に紹介しているツールなどでEA稼働オンオフを半自動化する方が良いのだろうなと改めて思いました。

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GridFlexの総合評価

GridFlexはいくつか注意した方が良い事はありますが、総じて優秀なEAでして最初に掲載した画像でも分かるように

8か月で資金が3.9倍増加しています

2月だけでもメインの通貨ペアで増加率が40%になっています(3ロット運用)。

投資においてはリスクとリターンは表裏一体なのですが、GridFlexはリスクを適切にコントロールして減らすことで良い資産運用ツールとして使えると思います。

くろだ

実際に、良いEAですねというメールを
しばしばいただいています

良ければお使いください。

GridFlexは無料で入手可能です

GridFlexはハイドアウトをご購入いただくとその購入特典として無料でお渡しします(口座制限などはありません)。ハイドアウトの購入でGridFlexとSneakというEAもついてくるのでお得です。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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