- DMA
- フィボナッチリトレースメント
シングルペネトレーションって何なの?
ディナポリ手法のシングルペネトレーションですが、これは英語ですね、日本語に訳すと
1つの貫通
というところでしょうか。
なのですが、ローソク足がDMAの移動平均線を貫通するという意味で使われています。
これからシングルペネトレーションの内容についてチャート画像も用いて解説しますが、概要だけ説明すると
- スラスト(ローソク足>移動平均線が連続している期間)を探して
- ローソク足が逆行して移動平均線を貫通した瞬間を捉えて
- フィボナッチリトレースメントを引いてエントリー
- さらにフィボナッチリトレースメントを引きなおして決済
というトレード方法です。
スラストを探す
スラストというワードを目にすると、小難しい話なのかなと思うかもしれませんが心配無用です。
- ローソク足の終値 > 移動平均線、ならスラストアップ
- ローソク足の終値 < 移動平均線、ならスラストダウン
と呼ばれます。
スラストアップやスラストダウンが連続して発生すると、強いトレンドが発生していると捉えるのですが
ディナポリ手法のシングルペネトレーションでは
をスラストと定義しています。以下のチャート画像で赤い枠で囲ったところがスラストになります。
スラスト後の貫通を確認して、フィボナッチリトレースメント
スラストが発生した後にローソク足が3×3DMAを貫通した後にフィボナッチリトレースメントを引いてエントリーポイントを確定することになります。
以下のチャート画像を見てください。
フィボナッチリトレースメントを引いた後に38.2%のラインでエントリーします。
利確ラインはフィボナッチリトレースメントを引き直して決める
エントリーをした後に、(買いの場合)直近高値から安値に対してフィボナッチリトレースメントを引きます。そのラインで61.8%のラインを利確ラインにします。
他のエントリー事例
以下のチャート画像を見てください。スラストと、そこからのフィボナッチリトレースメントの各ライン、エントリーポイントが確認できます。
ディナポリ手法のシングルペネトレーション=精度の高い 押し目買い・戻り売り
DMAの詳しい内容については以下の記事をご確認ください。
ディナポリ手法の他のトレード方法
ディナポリ手法では、この記事で紹介したDMAとフィボナッチリトレースメントをベースにしてトレードをしていきます。
シングルペネトレーションはこの記事で解説しましたが、その他の具体的なトレード手法である
- ダブルレポ(トレンド転換の検知)
- コンフルエンス(複数の異なる時間足を利用)
- アグリーメント(相場の再トレンド化の検知)
については改めて別の記事として紹介する予定です。
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