次期FRB議長「ケビン・ウォーシュ元理事」のインパクトについて

この記事では、トランプ大統領が次期FRB議長として「ケビン・ウォーシュ元理事」を指名したというニュースのインパクトについて紹介します。

くろだ

ウォーシュ氏がどのようなスタンスの人か、
マーケットに与える影響と
ゴールドやドル円がどうなる可能性があるかを紹介します

目次

FRB次期議長

次のFRB議長にケビン ウォーシュ元理事を指名することで調整中とトランプ氏が発表しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/31ebfae40c7f2ba02ad6f6e2fe02ed960987d440

トランプ大統領 ウォーシュ元理事をFRB議長に指名で調整

こういうお顔の人です

引用元:ブルームバーグ(https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-01-30/T9OETRT9NJLU00?srnd=jp-homepage

どんな人?

ケビン ウォーシュ氏がどういう人かを簡単に紹介しますが、かつてFRBに理事と勤めていた人です。

スタンフォード大学出身で、モルガンスタンレーなどで働き、その後アメリカ政権の経済関連の仕事をしたりFRB理事に就任した、いわゆるエリートです。リーマンショックの金融危機時にも現場で様々な経験をしているのでそういうところも評価されたのだと思います。

ただ、スタンスとしては「タカ派」でして政策金利で言うと上げたい人です。

トランプにすり寄ってる?

ですので、とにかく金利を下げたいトランプとは本来スタンスが異なります。

ウォーシュ氏がトランプ氏の金利を下げたい要求を突っぱねる可能性もあるのですが、最近のウォーシュ氏は明確に利下げ支持にシフトしています。

何で利下げを支持しているか?

そのロジックとしては

  • AI生産性向上
  • デフレ効果
  • 積極利下げ可能

らしいです。

また、トランプの関税でもインフレ持続しないと楽観視しています。トランプ大統領の性格的にわざわざ自分のスタンスと合わない人を選ばないだろうから、今時点でのトランプ大統領とウォーシュ氏の考えは基本的に一致しているはずです。

くろだ

(ウォーシュ氏がトランプ大統領にすり寄ったのですかね)

くろだ

(もしすり寄ってたら、FRBの独立性が疑われて長期的には良くありません)

マーケットに与える影響

まだ確定ではないのですがウォーシュ氏がFRB議長に就任すると、どのようなことが起こる可能性があるか
簡単に見ていきましょう。

背景

今のウォーシュ氏はタカ派のスタンスとは異なり

  • 利下げ支持(AIでデフレ)
  • QT加速

の組み合わせを提案しています。

くろだ

QTというのは量的引き締めといって
要は市場に流れるお金の量を減らそうという考えです

影響

上記の「提案」が実現すると

  • 短期金利は下げつつ
  • 長期金利は上がる
  • 株は短期的に下押しされる

という可能性が高まります。

ゴールドは?

一方でゴールドは、元々世界情勢がかなり不安定なのでもともと上昇しやすい地合いになっています。

ただし、ウォーシュ氏の言うようにQTを急げば市場の流動性が減り、ドル高になりゴールドは短期的に下押し
されます。

ただし、これはトランプ大統領の狙いとは異なるので、ウォーシュ氏がトランプさんにすり寄るスタンスなら起きないかもしれません。

ドル円は?

ウォーシュ氏のタカ派のイメージが先行して、今時点では円安方向に動いています(ドル円としては上昇)。

ちなみにこの影響か、
今日の5タイムゾーンEAというゴトー日EAは
前半勝ったけど後半大きく負けました。。

ただ、長い目で見るとアナリスト予想は150〜155円前後が中心です。「日米金利差縮小+財政懸念で円高」というのがメインストーリーになります。

様々な可能性

もちろん、ウォーシュ氏がFRB議長になったからといって、何でもやりたい放題できるとは限りません(多数決で決めるものも多々あるし)。そもそもですがFRB議長の発言や行動が世界経済の全てに重大な影響を及ぼすわけではありません。

ですので紹介したマーケットに与える影響も

「そういう可能性があるのだな」

という感じで、頭の片隅に入れていただく方がいいでしょう。

面倒だったら

次期FRB議長がどうなるのかやその影響を考えることに意味はあるのですが、本当に突き詰めて考える場合は、その考える事(分析する事)自体を仕事にしないといけません。多くの人にそんな時間は無いでしょうし、元々個人トレーダーに入ってくる情報はネットが中心の限られたものです。

今回の記事のような話を頭の片隅に入れるのは大事ですが、実際のトレードにおいてはもっと大枠と言いますか、市場構造を捉えたトレードをする方がよほど大事でしょう。

FRB議長がどんなに叫ぼうとも

  • ニューヨーク時間はマーケットがにぎわうし
  • ゴールドはボラティリティが大きいし
  • レンジ相場が多い通貨ペアはそのまま変わりません

例えばハイドアウトラストアウトのような市場構造を重視したEAだと、短期的にはFRB議長の就任インパクトはあり得ますが長期的にはマーケットの構造を把握してトレードする方が大事になってくるので期待値が高くなると思います。

ハイドアウト、ラストアウト 紹介・検証ページ

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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