「全勝スキャルFX(山口孝志さん)」の検証をしました

全勝スキャルFX(山口孝志さん)

この記事では、全勝スキャルFXというFX商材の検証結果を紹介します。

一部、全勝スキャルFXの紹介ページから画像・情報を引用させていただいています。

目次

全勝スキャルFX

全勝スキャルFXというFX商材を存知でしょうか?

僕の元には、数日前からクロスリテイリングさんから以下の内容のメールで案内が来ていました。

1654戦1654勝の負けないスキャル
『世界一ズルいFX』

ですが、早くもかなりの
反響をいただいています。

すでに
本物のスキャル手法を
見てくれた皆さんなら、

「これが最適解だ」と、
実感していただけたと思います。

とくにFX初心者の方や、
これまでなかなか結果が
出なかった方にとっては、
お金を増やすための
確かな入口になるはずです。

全勝式ポジション戦略

特に反響が大きかったのはロジックに組み込まれた「全勝式ポジション戦略」とのことです。

エントリーしてから逆行することってどんなEAや手法でも当然あると思うのですが、 ほかの人が損切りして資金を減らす場面でも、全勝スキャルFXはあらかじめ想定していた反発ポイントで計画的にエントリーし、その逆行すらプラスに変えるとのこと。

くろだ

どういうカラクリか分かりますか?

トレード事例

ちなみにどういうトレードをするのかというと、例えば以下のチャート画像のようなもののようです。

トレードロジックの解析

基本スタイル

  • 通貨ペア: USDJPY, EURUSD, GBPUSDなど
  • 時間足: 1分足、5分足推奨
  • 手法: 逆張り気味のスキャルピング(短期売買)

エントリーパターン

全勝スキャルFXには以下の3つのエントリーパターンが記載されています。

  • Bロジック (Breakout)
    ローソク足1本の形を見て、ブレイクアウト(急激な動き)に乗る手法
  • Dロジック (Damashi)
    「ダマシ」を利用した手法。ラインを抜けて戻ってきたところを逆張りで狙う
  • Tロジック (Trend reversal)
    トレンド転換の初動を狙う手法

これらをサインツールが矢印で教えてくれます。

ただ、、
これら3つのロジック自体はごく一般的な裁量手法であり、これだけで「勝率100%」を出すことは不可能です。

実は全勝スキャルFXはエントリー後のポジション戦略がかなり大事でしてそれを決済EA(自動売買)が代行しています。

トレードロジックの重要ポイント

なぜ、今回のFX商材名に「全勝」とついているかというと文字通り全勝を狙うからです。

実はこれにはロジックがあります。

1回目:1ロット/2回目:2ロット/3回目:3ロット というように反発の可能性が最も高まるゾーン内でロットを上げていきます。

これは「マーチンゲール法(またはそれに近いナンピン)」と呼ばれる資金管理法です。

ナンピンは分割エントリーみたいなもので最初にエントリーした方向と逆に相場が動いた場合、損切りをするのではなくロット数(取引量)を増やして追加注文を入れます。そうすることで平均エントリー価格を現在の価格に近付けます。

で、ナンピンをすればするほど相場が少しでも戻ったら合計収支がプラスになりますのでその瞬間に一括決済する。

これが「勝率100%」「1707連勝」の正体です。

リスク

この世のすべてのEAやトレード手法は何かしらの弱点やリスクがあります。

勝率100%で勝ち続けるのは不可能で、仮に実際できているものがあれば、勝率100%以外の別のリスクを抱えています。

全勝スキャルFXには3つの大きなリスクがあると考えています。

1.「勝率100%」は破綻率0%ではない

全勝スキャルFXは僕の理解では「負けない」というよりは「含み損が解消されるまで決済しない」手法です。

通常時は確かに連勝(全勝)しますが、「一度も戻らずに一方的に動く相場」で万が一逆向きにトレードすると、倍々ゲームで膨れ上がったロット数が仇となり含み損が一気に膨れます。

最悪は強制ロスカットもあり得ます。ただ、極端な話として1000万円の資金で0.01ロットで全勝スキャルFXを実践するとおそらく破綻はしないと思います。その代わり増えていく資金も微々たるものになります。

2.コスパ

全勝スキャルFXの価格は「約44万円」です。

これはFX商材の中でもトップクラスに高額です。一方で44万円の中身は「ナンピンマーチンゲール決済EA」に裁量エントリーをサポートするサインツールをつけたものです。

44万円のものを購入する場合は、もう少し詳細なフォワードテスト結果や含み損がどの程度までになるかなどの詳細な情報が無いと、購入という行為自体がリスキーなものになります。

3.返金保証

全勝スキャルFXの紹介ページでは「全額返金保証」を大きく謳っています。

ですが返金の条件は「ツールが導入できなかった場合」のみです。

おそらくツールの導入自体はサポートも受けるとほぼ100%できると思います。負けたら返金、などではありませんのでこの点も注意した方が良いでしょう。

全勝スキャルFX:検証結果まとめ

全勝スキャルFXは1700連勝をしていることが特徴のエントリーサインツール+決済EAでトレードを行うFX商材です

ポイントはポジション戦略で、ひらたくいうと(マーチンゲールのような)ナンピンを実施しています。
一時的に負けていて含み損が大きい場面でも、少しレートがエントリー価格に戻ることで利益が出ることを狙います。

逆に言うと、このポジション戦略はリスクにもなりえて、一度大きく相場が逆行すると含み損が指数関数的に大きくなっていきます。

すごい多くの資金かつできるだけ小さいロットだと含み損が出てもトータルで勝てるかもしれませんが

FXに取り組むということは今以上に資産を増やしたいと思いますので、多くの資金でトレードできる方は限られるでしょう。そういう観点で一定のリスクを内包しているFX商材になります。

また、購入価格は(個人的な感覚として)かなり高いのですので、その辺りも判断ポイントになると思います。

参考になりましたら幸いです。

当サイトのEA

全勝スキャルFXと同じ条件で比較はできないので、この記事でそれぞれのEAの優劣をつけることはできませんが、当サイトのハイドアウトというEAは全勝スキャルFXより割安です。どのトレード手法と同じくリスクはありますが頼もしい無料特典EAもありますので良ければ以下の紹介ページもご覧ください。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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