この記事では2025年5月10日、11日に予定されている米中協議のニュースとそれに関連したトピックを紹介します。
アメリカと中国の協議
アメリカと中国の貿易摩擦が激しさを増す中
アメリカのベッセント財務長官とグリア通商代表が
10日と11日にスイスで
中国側の代表と経済や貿易問題について
協議することになりました。
というNHKでも紹介されたニュースがあります。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250507/k10014798351000.html
ちなみに、ベッセントさんがどこかのテレビで以下のように言っていたようです。Xからポストを引用します。
(画像でパッと見たい方はこちら)

平たく言えばこんな関税ずっと続けれないでしょうというニュアンスのようです。




まぁまぁ、、
トランプさんが3月4月に
無駄に世界を混乱させた感じもありますので
良い動きなのではないでしょうか
中国と豪ドル(AUD)の関係
FXよりの話に進むのですが、中国の経済状況というのはトレーダーに身近なところでいうと特にAUDに大きな影響を与えます。
なぜか?
ChatGPTにまとめてもらいましたが主な理由は以下の通りです。
1.オーストラリアの最大貿易相手国が中国
中国はオーストラリアにとって最大の輸出先です(全体の約30~40%を占める年も)。資源輸出が中心で中国の需要に大きく依存しています。
2.資源通貨としての性質
豪ドルは「資源通貨(commodity currency)」と呼ばれる通貨の代表格。中国は世界最大の資源消費国であるため、同国のインフラ投資・製造業・不動産市場が動けば資源価格が動き豪ドルも連動する傾向があります。
3.中国の景気動向が投資家心理に影響
中国のGDP成長率、PMI(購買担当者景気指数)、不動産データなどが弱いと、
「中国経済減速 → 豪州からの資源需要減少 → 豪経済低迷懸念 → 豪ドル売り」
という連鎖が起こりやすいです。
逆に、中国の景気刺激策や成長回復は豪ドルを押し上げる要因になります。
4.リスク資産としての豪ドル
豪ドルは「リスクオン通貨」としての側面もあり、世界経済や中国経済が好調な時は買われやすく、景気後退懸念があると売られやすいという性質もあります。
報復関税によって破壊的な暴落が起きた
AUDCADという豪ドルが含まれる通貨ペアがあるのですがこの通貨ペアは割とレンジを形成しやすいとして知られています。
ただ、この数年間で数回だけレンジを形成しなかった時があります。
そのひとつが
「新型コロナで世界的にマーケットが混乱した時」
もうひとつが
「アメリカの関税発表に対する中国の報復関税」
です。
以下のチャートを見ると、報復関税が豪ドルに及ぼす影響が分かります。



中国の報復関税発表によってテクニカル分析が完全に通用しなくなり大暴落しています
AUD系の通貨ペアのEA稼働
そのため、今週末の米中協議がどうなるか分かりませんのでAUDCADのような豪ドルを使うツールやEAは今週末までに、いったん稼働ストップする事を個人的に強く推奨したいです。
もちろん、協議が穏やかに進み具体的な変化がなくAUDCADに暴落暴騰も起きない可能性も十分に考えられます。ですが、地震に備える的なイメージでわざわざリスクがあるかもしれない場面でトレードやEA稼働する必要もないという感じで捉えていくべきだと考えています。
GridFlex
GridFlexはハイドアウトの購入特典EAでAUDCADの15分足をメインにしているグリッド戦略を用いたEAです。
2年弱で資金は100万円⇒900万円になりましたし



直近のトレードも概ね順調ですが



GridFlexの良い使い方
GridFlexは今回紹介したようにスムーズに勝てる時もあるのですが、特定の経済指標時に大きな含み損を抱えて長期間決済(利確)ができないこともあります。
基本的にはXMのKIWAMI口座のようなスワップが発生しないFX業者・口座タイプを使って
- 特定の経済指標前には稼働オフと決済
- できるだけ大きな資金かつ小さなロット数で運用
をすると良いと思います。
また、GridFlexの運用口座は口座自体を他のEAやツールと完全独立させてその口座はGridFlexのみ稼働しているという環境が望ましいと思います。ハイドアウトの購入特典として無料で入手できますのでご検討ください。
ハイドアウト 紹介・検証ページ






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