The AI自動売買 徹底マスター講座:FX版のレビュー第一弾

この記事では4月22日に販売予定のThe AI自動売買 徹底マスター講座について、現時点で記載できる範囲で検証レビュー内容を紹介します。

「The AI自動売買 徹底マスター講座」はFX版、株版、その両方版がありましてこのサイトではFX版を中心に紹介していく予定です。

以下は販売会社の株式会社e-FLAGSが2024年販売していたFX商材のものです

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The AI自動売買 徹底マスター講座:FX版

この記事の冒頭に書いたのですがThe AI自動売買 徹底マスター講座はFX版と株版があります。

FX版については以下のようなイメージ図です。

43個のEAがついてきて、通貨ペアごとのEAの個数は以下です。

  • USDJPY 5個
  • EURJPY 7個
  • EURGBP 6個
  • EURUSD 8個
  • GBPJPY 11個
  • GBPUSD 6個

ある種の裁量判断が必要

43個のEAはバラバラのファイルになっていますので、

絶対43個すべて同時に稼働しないといけない、というわけではありません。

むしろ、最終的にはご自身でどのEAを動かすかを決める必要があります。

その判断基準として

  • バックテスト結果
  • リアルタイム成績
  • 判断する方法をステップごとに準備

がありますのでそれらで判断をしていきますが、

おそらくトレーダーごとに動かすEAが異なりますので自動売買(EA)ではあるのですが「どのEAを稼働するか」という裁量判断が発生します。

AIがどこに使われているか

そもそもなのですが、【The AI自動売買 徹底マスター講座】という名前の中に「AI」とあります。

これはもちろん人工知能のことを指しているのですがEAの内部にAIが使われているのではなくEAのトレードロジックを作成、選定する段階でAIが使われているということに注意しましょう。

くろだ

余談ですが
AI(ChatGPT)をEA内部に組み込む方法は実際にあるのですが
MetaTrader5限定となりますことと
AIと通信をするたびに数円単位くらいで費用が発生します

トレードロジックを数億個から43個へ選定したステップ

【The AI自動売買 徹底マスター講座】のFX版では43個のEAが使えますが、先ほど書きましたように元々はAIが数億個(13億個とのこと)のトレードロジックを作って、そこから後で紹介するステップで開発会社が43個まで絞っていきました。

ですので、数億のトレードロジックが43個まで厳選されたので勝ちやすいでしょ?
「堅牢性と再現性を確かめる10段階のテスト(ステップ)を実施したから」
という流れというか論理が
【The AI自動売買 徹底マスター講座】には
存在しています。

じゃあそのステップがどういうものかによって、43個のEAがどれくらい信頼できそうかがある程度見えてきますのでそれらのステップの概要を紹介します。

STEP
2003年から2016年までのデータだけを使って成績がプラスになるロジックを大量生成する

ここでAIを使って13億個のトレードロジックを生成しています

STEP
2017年から2020年まで同じロジックでテストして成績がプラスになるか確認

このステップを通過した時点で、過去データに過剰最適化しただけのロジックではなくなる

STEP
期間を変えて、2021年から現在まで再度同じロジックでテストしてプラスになるか確認

ステップ1~3の必要性について分かりやすい概念図を引用させていただきました

STEP
同じロジックを「別の通貨」でもテストしてプラスになるか確認
STEP
同じロジックを「別の時間足」でもテストしてプラスになるか確認
STEP
「パラメーターをずらしてもプラスになるか」を確認
STEP
運用管理のしやすさと再現性、危険性を確認

具体的には、以下の9つの項目を満たすロジックを選定します。

  • マーチンゲールなし
  • ナンピンなし
  • 基本1ポジション
  • 固定ロット
  • 損切り有り
  • メジャーなテクニカル指標を使っている
  • 長期の時間足でトレードする
  • 基本ほったらかしでOK
  • 精神的に楽に運用出来る
STEP
過去20年以上のバックテストを実施して堅牢性と再現性を確認
STEP
完成したEA同士の相関性が高くないか、組み合わせの相性を確認

「相関性が高い=同じタイミングで損する可能性が高い」EAばかりだったら、調子の悪い時期が重なったら一気に資産が減ってしまうためそれを避ける狙いのステップです。

STEP
精神的ショックを受けることなく、長く運用を続けられるソフトか確認

利益率が高くてもパフォーマンスが大きく上下するロジックよりも、安定的に右肩上がりのロジックを選定

10個のステップの説得力

上で紹介した10個のステップは、もちろんそれぞれある方が良いですしとにかくリスクを減らして安定運用をしたいという意図があるように見えます。このステップで本当に不足が無いのかについては僕も確認中でして、もし何かありましたら改めて紹介します。

くろだ

一つ気になっているのは
「STEP1」でAIを使っていますが
「どういうAIを使ったのか」
が気になります

AIは数か月単位でバージョンアップされていて、例えば1年くらい前はAIは「ゴトー日」を理解してなかったのですが、今は当然のように理解してそれらしいゴトー日トレードロジックを書けたりするのでどのタイミングでAIを使ったかによってけっこうパフォーマンスが変わる気がしています。

43個のEAを動かしたバックテスト結果

以下画像のようになります。

このバックテスト結果をどう評価するか?ですが、ひと言でいうと悪くないと思います。ただSQN SCOREだけで申しますと当サイトオリジナルのハイドアウトの方が良いです。

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リアルタイム成績

で、本当はリアルタイム成績(フォワードテスト結果)を紹介したいのですが【The AI自動売買 徹底マスター講座】では販売ページで紹介はしておらず、購入後にリアルタイム成績が分かるようになっています。

ですので大変恐縮ですが、この記事で具体的に紹介するのはおそらくアウトだと思いますので詳細をお伝えすることができません。

かなり大まかな情報だけお伝えしますと

  • 24年11月ごろから運用開始
  • 25年4月時点のトータルはマイナス

という感じです。

「トータルはマイナス」とありますが、大きなマイナスではありません

EAは当然負ける時期もありますのでマイナス=ダメということはありません。ですが、リスクを減らして安全運用を狙っているだろうEA群で現時点で右肩上がりでは無いという感じです。この辺りは僕もフォワードテストをして、その結果を紹介するなどしたいのでそれを参考にしていただくと良いと思います。

「The AI自動売買 徹底マスター講座」今後の検証

今後の検証として考えていることとして

  • フォワードテスト結果の検証
  • トレードロジックの推察

を考えています。

ですが、後者のロジックの推察については【The AI自動売買 徹底マスター講座】の紹介ページを見る限りはどこにも記載がありません。

仮に開発会社に聞いてみてお答えいただいたとしても、それを公開して良いのかも分かりませんし43個のトレードロジックをそれぞれ詳細に推察するのはおそらく時間的に難しいと思います。

何かしら共通した特徴やパラメーター名から推測できること、フォワードテストをする中で見えてくることがあれば、そこから推察したいと思います。

くろだ

今後の更新をお楽しみにお待ちください!

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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