ここでは先週のチャート画像を用いて
- ハーモニックパターン
- ダイバージェンス
- K_SwingTrading
を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、11/21からのマーケット・チャートの分析・予測を行ったので紹介します。
先週のチャート振り返りと11/21以降のチャート予測
ドル円1時間足
ハーモニックパターン
当サイトで使用しているハーモニックパターンツールは、青色とオレンジ色の三角形ができてそれがハーモニックパターンを表していますが、この週はいくつかのハーモニックパターンが出現しました。直近はトレードの参考になるようなハーモニックパターンは無いようです。先週は以下のような予測をしていて、参考になったと思います(先週月曜日から12時間程度ドル円は上昇)。
この後上昇する事が示唆されていますがこのハーモニックパターンはリペイントしますので参考程度に見てください。
ダイバージェンス
当サイトでお渡ししているAdaptive-Cyber-Cycle-Divergenceという特殊なダイバージェンスツールを使用しています。赤色・青色のラインがダイバージェンスです。ダイバージェンス出現後に逆張りでエントリーすると良いのですがチャネルラインと組み合わせると有効に使えます。
K_SwingTrading
チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールです。雲の色の変わり目でエントリーして決済はローソク足がチャネルラインに接するタイミングが良いと思いますが、ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。
直近は上昇トレンドの可能性があります。
11/21以降のドル円の動き
先週は1週間を通してドル円は週前半で上昇、週後半で下降していました。以下の日足チャートを見てください。
先週のドル円はその前の週の暴落の反発で上昇しました。
チャートに引いた黄色いラインはフィボナッチソリューションで引いたものですが、今後もこの価格レートを意識すると良いと思います。直近の重要ラインは141.29と137.77です。
ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、ドル円の下降が続く可能性が高いです
- 米利上げペースの鈍化期待
- 米長期金利の急低下と米ドル指数の大幅下落
- 米議会のねじれ発生に伴う緊縮財政開始懸念
- 黒田日銀総裁によるタカ派転換の思惑
- 米政府・当局による円買い介入容認観測
ユーロドル1時間足
ハーモニックパターン
ユーロドルはオレンジ色のハーモニックパターンが形成されてこの後下降する事が示唆されています。先週も同じようなハーモニックパターンが出ていて、週明け月曜日は12時間程度下降し続けました。
ダイバージェンス
今回のチャートでは赤いダイバージェンスと青いダイバージェンスが発生していますが、直近はダイバージェンスがありません。
K_SwingTrading
基本的に、K_SwingTradingの雲の色の変わり目でエントリーするのですが、Ahead-AI(アヘッドAI)の方が勝ちやすかったと思います。
直近は下降トレンドになる可能性がありますが週明けのレートによります。
11/21以降のユーロドルの動き
以下の日足チャートを見てください。
先週は週の前半で上昇して後半で下降しました。チャート上に赤く強調した水平ラインはフィボナッチソリューションで引いた重要ラインです。
ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになっていて、上昇する可能性がありそうです。
- 米利上げペースの鈍化期待
- 欧米名目金利差の縮小期待
- 欧州圏を巡るエネルギー供給不安の後退
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