FXで退場する人の共通項とは?

今の複雑化した世の中、
特にFXやバイナリーの投資業界では

  • ●直感は通じない
  • ●ともかく1つのやり方を極めるべき
  • ●ただ、たった1つの必勝法はない

ということを簡潔にまとめた記事がありましたので
引用しつつ僕の見解も紹介します。

●参照:FXはパチンコや競馬と違う

目次

直感頼みは通じない

昔のディーリング部門は
経験とカンに頼る世界でした。
それが通用する世界だったのですが、
通用した理由があります。

  • ・投資業界への参加者が少なかったこと
  • ・データをエビデンスとしたトレードが浸透していないこと

が考えられます。
現代の投資業界は

●超高速回数の取引がされている
●AIが参入している
●億単位かつ多用な参加者がいる
●個人投資家でも様々なデータが見れる

といった具合で、
もはや昔の経験とカンの世界ではありません。

ただ、その中でもやらないといけないことがあり、

 
ある投資家は、テクニカル分析の「ギャン・ルール」を用いたトレーディングに専念している。
法則を発見したウィリアム・ギャン氏はルールに厳格に従い、勝率を高めたことで知られる。
ここで言いたいのはギャン・ルールが良いか悪いかではない。
1つの分野を極めていこうとする探究心だ。

投資の世界は優しい人ばかりではないので、
機関投資家による
吊り上げや叩き落しは日常茶飯事ですし、
その中でも為替相場は
株や債券に比べるとはるかにランダムに動きます。

その中で大事なのは、
漠然とトレードを行うのではなく、
1つトレード手法を極めていくことです。

もちろんある程度の勝率・実績がある
ツール・手法を選択しないと極める前に
マーケットから退場してしまいますが。

「このやり方で必ず勝てる」は絶対にない

参照記事の中でも言っているのですが、
個人投資家の多くは
トレードの世界の厳しさを分からず
業者の「簡単にもうけられる」という
甘い言葉に誘惑されてトレードを行います。

もっと言うと、
トレードはスポーツと似ているので、
プロのスポーツ選手並に時間を使い
練習やトレーニングを行う必要がある
のに
今の仕事・サラリーマンをしたくないから
楽をしたいから儲けたい、
と言う考えが強いです。

そのため、

 
安易にレバレッジ運用に傾くために想定外の事態にもろく、
2000年にかけての日本の金融危機や01年の米同時多発テロ、
03年のイラク戦争、08年のリーマン・ショック、
11年の東日本大震災の後の
大荒れの市場に耐えきれず次々と去っていった。

 
退場者には共通項がある。
書籍やウェブサイトで「このやり方なら必ず勝てる」といった
根拠がはっきりしない取引手法や経験則を疑いもせずに取り入れるのだ。
自分で考えを巡らせていないのでまったく応用がきかない。

アメリカ雇用統計1つ取っても、
億単位の人がそれぞれ
雇用統計に関する多様な数値を見ています。
その結果がローソク足の上下という
1つの事象に現れるので
本来たった1つのパターンや取引手法で
相場を語れるはずはありません。

複数のトレードパターンを極める

 
●1つトレード手法を極めていくこと
●たった1つのパターンや取引手法で語れるはずはない

この一見矛盾した考え方については、
複数のトレードパターンを極めるということが考えられます。

僕は1つの通貨ペアで
複数のインジケーター・ツールを
同時に起動させて
見ることが多いのですが、

最近は
インジケーターを取っ払う
ということも始めています。

自分にとって
どのトレードパターンが合っているかは
日々探していく必要はありますし、
マーケットの変化によっても
探し続ける必要があると思っています。

ツールやインジケーターを使うのも良いですし、
裁量トレードでも良いのですが、
何らかの勝ちパターンを見つけて
こだわるべきだと思います。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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