最近(2019年3月)の日経平均株価の乱高下に
見事にやられているトレーダーさんもいると思うのですが、
その状況を見て、FXやバイナリーオプションでも
共通する学びがあると思ったので共有します。
参考記事:株価上昇時に高値づかみする人の共通点(なぜ投資の基本を忘れてしまうのか)
とにかく落ち着く。冷静な判断を。
私はFPとして独立して20年以上になりますが、その間、
株価は上がったり、下がったり。 そのたびに個人投資家の大多数は、上昇局面で「買わなきゃ損」
と高値づかみをし、
下落局面で「早く手放さなきゃ」とあわてて損切りに走ります。
基本的に、人間のやること、考えることは変わらないのだと痛感します。
冷静さを欠いて取引するのは機関投資家のいいカモです。
トレードで勝ち続けるためには
冷静な判断が必要なのですが
自分のトレードルールが一時的に通用しない場面で
ローソク足が急激に動くと
トレードルールを無視して
エントリーしたくなるのは
人間の本能なのでしょう。
そんなエントリーでも勝てる場合もあります。
ですが負ける場合もあります。そこで損切り、損失が発生すると
トレードルールに従わずナンピン
↓
さらに損する
↓
予算オーバーのロットで感情的なトレード
↓
さらに損する
ということが起こりえます。
元々自分が持っていた
冷静な論理的な思考やトレードルール。
それが負けたり損した場合の恐怖や焦りの感情で狂ってきます。
(認知バイアスともいいます)
この状態になると、経験的には
思考能力が極端に低下するので
勢いよく下がったから売りでエントリー
という具合に値動きに翻弄されるようになります。
すると、値動きを操れる機関投資家にとってはいいカモになります。
つまり誰でも高値づかみをする可能性はあるということです。
個人投資家の強み?
投資額も情報量も少ない個人投資家がプロである機関投資家に勝つのは難しいです。しかし、個人投資家だけが持っている最大の強みがあります。 それは「短期で結果を求められないこと」です。
直接参考にならないのですが、
僕が今まで数百のFX商材、BO商材を検証してきた中で
信頼できる販売者さんがよく言う言葉があります。
スキャルピングや短時間のバイナリーオプションは
ダマしのローソク足が多いので、
継続的に利益を出すのは
不可能ではありませんが難しいです。
(特に裁量判断の場合)
15分足以上専門のFX商材を購入して
比較的長時間のトレードを行えば
僕たち個人トレーダーは
徐々に資金効率が良くなってくる可能性が高くなります。
例えばこのようなFX商材です。
短時間のFX商材は役立たないのか
ただ、
巷のFX商材には1分足や5分足用のFX商材がたくさんあります。
こういう商材には手を出さないべきでしょうか。
以下の内容を含んでいれば
試しても良いと考えます。
完全にシグナルに沿ったトレードなら購入の余地あり
1分足や5分足チャートではローソク足のダマしが頻発するので
個人トレーダーが裁量判断で挑むと
冷静な論理的な思考やトレードルール。
が狂ってきます。
この状況を回避するには
・エントリーサイン
・決済サイン
のいずれか、もしくは両方が
ツールとして備わっている商材を購入すると良いです。
例えばこういうFX商材です。
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)
ただ、自分が気になる商材でそのような機能が無い場合は
(マルチタイムフレームの着眼点)
を選びましょう。
1分足や5分足の完全裁量判断の商材は
この記事の始めに紹介した
認知バイアスが原因となり
利益を出しづらくなる
リスクがあることを知っておきましょう。
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