FXトレードへの考え方が自分とは違いすぎる
ふと、ある経済コラムニストの記事を見ていたらFXトレードに対する考え方が書かれていました。
おっしゃることは分かるのですが、考え方を少し変えるだけでFXトレードも勝ちやすくなるんじゃないかなと思う部分もありましたので記事にしました。
2022年6月の取引金額は最高を記録
今年FXトレードを実践していない方でも、歴史的な円安になっている事はご存じだと思います。その影響もあって以下のような事象が起きているようです。
- 2022年6月の店頭FXにおける取引金額は過去最高を記録(2008年から統計を取り始めて以降最高)
- 歴史的な円安や上記の流れを受けて書店ではFX関連の書籍もたくさん並んでいる
人によっては株式投資よりFXの方がやりやすいと考えて、FXトレードを始める方もいるようです。
株式投資とFX、どっちが難しい?
人によって意見が分かれると思うのですが、FXの方が難しいと考える人が多いのでは、と推測します。経済コラムニストが書いていた言葉も引用しつつどのような根拠があるかリストアップしました。
- FXがゼロサムゲームである
- FXの方が投資家の心理を読む必要がある
- FXは資産保有ではなく、短期的に利ざやを稼ぐ投機である
逆に言うと株式投資は以下の観点でやりやすいとのことです。
- 株式投資は(企業が成長を続ければ)プラスサムゲーム
- 企業の利益が成長するかの予測はある程度可能
株式の長期保有がどの程度メリットがあるのかは、巷で言われているインデックス投資などを見れば確かに分かると思います。また、企業についても財務状況や決算短信を調べれば成長企業かどうかは分かると思います。専門家じゃないと難しいと思いますが。
当サイトではいくつかの観点で株式投資もFXも難しさは変わらないと考えていて、この記事では特に
FXは投資家の心理を読まなくても良い
巷のトレードに関するアクションを見ていると「予測する」という話が良く出てきます。
- 未来のレートを予測するのは難しい
- トレーダーの心理を予測するのは難しい
- 今日ドル円が下がるか上がるか予測するのは難しい
などです。
レートの予測は確かに難しいので、ビッグデータを使って人工知能で予測してみるというアプローチもあるのですが、それでもやはり予測が難しいという論文ばかりです。
トレーダーの心理状態に至っては読めるわけありませんよね。
投資家の心理を読む必要は無いんですね。じゃあ何をしないといけないかというと分析です。特にトレンドを分析する力です。大きなトレンドの方向が分かれば、その方向にエントリーすれば勝ちやすいという考え方です。株式投資で財務状況や決算短信を調べて成長企業が分かったとしても、新型コロナやウクライナ侵攻があると状況が変わってくる可能性がありますが、FXではそれらが発生しても、その時のトレンドを分析する事でトレードが可能です。
FXの世界では時々大きく負けて資産を溶かす話が出てくるのですが、資金管理のルールを適切に守ると最悪でも投資資金を失うだけで済みます。ルールを遵守できない性格だとしたら株式投資でもルールを守らないトレードを行うでしょう。
もちろんFXが簡単で誰でも稼げるなどと言うつもりはありませんが、株式投資よりFXの方が危ないとは思っていません。どちらも変わらないと思います。
実際、シグナルだけでも勝てていますしね。。
先日も以下の記事にあるように、ツールで出現したシグナルにエントリーするだけで勝てた事例を紹介しています。
もちろん負ける時もありますし、投資の世界ですので今後勝ち続けれる保証も無いのですが、上の記事にあるようなシグナルにそったトレードって難しいですかね。。?株式投資の方がよほど色んな事を調べて調査・分析する必要があり、それは個人投資家では難しいと思っています。
まとめ
株式投資よりFXの方が難しいと考える人も多いと思いますが、当サイトではどちらも変わらないと考えています。
- 株式投資に必要な企業の価値や財務状況を分析する難しさ、感染症や戦争発生時の対応の難しさ
- FXに必要なトレンド分析する難しさ、資金管理の難しさ
のそれぞれを考えてどちらがご自身に合っているか考えると良いかと思います。
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