ドルコスト平均法に頼らないべき理由について私の考察を紹介します。
ドルコスト平均法とは
ドルコスト平均法とは、毎回一定の金額で金融資産、金融商品を買い付けていく手法です。
たとえば、毎回1万円を5回に分けて株式に投資することにします。株価は毎回変動するので異なる株価であることがあります。以下、株価と買い付けることができる株数を見ていきましょう(ここでは、売買手数料は考えないことにします)。
1回目:株価100円、株数100株
2回目:株価110円、株数90.9株
3回目:株価120円、株数83.3株
4回目:株価130円、株数76.9株
5回目:株価140円、株数71.4株
このようにドルコスト平均法では、毎回の買い付け金額を設定しているために、株価が上昇するとその分買い付ける株数が少なくなり、より高い株価で多くの株数を買い付けるということを避けることができます。
ちなみに上のような投資をできていたら、
トータルとして資産が増えることになります。
株価が著しく下がる時もある、その後上がる保証はない
上の例では1回目<2回目<。。。というように株価が上がっていきましたが
当然逆に買うごとに株価が下がっていくケースだってあります。
(インデックス投資でも、です)
その場合は、買えば買うほど損失が膨らみます。
ドルコスト平均法≠ナンピンと言われるが、根本の思想は同じ
参考記事の中ではこのように言っています。
ドルコスト平均法が万能ではないということにお気づきかと思います。株価が下がる中でドルコスト平均法を続けても、平均の買い付け値は下がるものの、含み損失という傷口はどんどん開いていきます。
これは株式市場でいう「難平(なんぴん)買い」に近いものがあります。
そして、株式市場では「難平買いはするな」という戒めもあります。
同時に、巷のサイト・ブログで「ドルコスト平均法」について調べると
面白い傾向が見えます。
- ドルコスト平均法は価格ありき、ナンピンは数量ありき
- ドルコスト平均法は毎回同じ頻度で実施する、ナンピンは臨機応変に実施する
- ドルコスト平均法は資産を増やしたいからする、ナンピンは資産を減らしたくないからする
- ドルコスト平均法は価格ありき、ナンピンは数量ありき→これは手段
- ドルコスト平均法は毎回同じ頻度で実施する、ナンピンは臨機応変に実施する→これも手段
- ドルコスト平均法は資産を増やしたいからする、ナンピンは資産を減らしたくないからする→これは目的・戦略
ドルコスト平均法にもナンピンにも頼らないトレード
特にナンピンに顕著なのですが、
トレードシナリオがずれたか、トレードシナリオを考えていないケースが多いです。
ドルコスト平均法は、長期的に資産が右肩上がりである資産で基本的にはうまく機能するものです。
なので、何でも株を買ってドルコスト平均法をすれば良いのではなく、
どの銘柄を買うかの目利きがとても大事です。
FXやバイナリーオプションで言えばトレードシナリオとか相場のシナリオですね。
これを先に考えてトレードを行わないといけません。
逆にそれを継続すれば自分の必勝パターンというのがおのずと見えてきます。
トレードシナリオや相場シナリオを鍛えやすいFX商材
FX商材にはツールを使い無裁量でトレードを行うものもあれば、
裁量トレードのレベルを上げるものもあります。
トレードシナリオや相場シナリオを見極める力を
イチから鍛えたい場合は以下のFX商材を参考にしてください。
- 岡安盛男のFX極
→かなりベーシックですが、FXトレードに関する基本的な考え方が身に付きます。
当サイトでFX極を試した結果はこちら
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