15分足チャートに最適な移動平均線の種類・期間は?

この記事では15分足チャートに最適な移動平均線の種類・期間について紹介します。

くろだ

先にお断りを入れると
移動平均線に絶対的に正しい設定
というのは無いので

参考情報の1つとして
気軽に見てもらえれば幸いです

目次

移動平均線の種類

移動平均線というのは一定期間におけるローソク足の値動き(例えば直近5本の終値など)の平均値を求めそれをチャート上に折れ線で示したものです。

引用元URL:https://www.gaitame.com/beginner/assets/market/technical/sma_cap01.png

移動平均線の何が良いの?

というと、「見やすさ・分析しやすさ」です。あまりにも一般的に知れ渡っていて使い古されているのですがこれからも使われ続けると思います。その移動平均線には以下の種類がありましてMetaTraderでも選択することが可能です。

  • 単純移動平均(SMA)
     →一定期間の終値の平均として算出しています
  • 指数移動平均(EMA)
     →直近の価格に重点を置くため、市場の変化に素早く反応します。
  • 加重移動平均(WMA)
     →平均における各価格の重要度を決めることができます。
  • 平滑化移動平均(SMMA)
     →長期のトレンドを見るのに役立ちます。

どの移動平均線が良いの?どれ使ってるの?

それぞれメリットデメリットがあるので最もいい移動平均線の種類を決めることはできないのですが

僕は「EMA」を使う事が多いです

  • SMAはローソク足に対する反応が遅いことが多々あり
  • WMAは逆に反応が良すぎる
  • SMMAはやや特殊なのと長期時間足のチャートで使うべきもの

と考えていて(消去法で)EMAにしています。

移動平均線の期間

MetaTraderで移動平均線を使う時には「期間」というものが設定できます。

これは直近何本のローソク足について平均を算出するかというものなのですが、期間が短いと大きなトレンドが捉えられず目先のトレンドが反映された結果になります。期間が長いと大きなトレンドは捉えれても目先のトレンドが分からないのでエントリーチャンスが分かりにくくなります。

期間は何が良いの?

僕はEMAの期間は20とする事が多いですがEMA(20)だけでチャート分析することはなくて他の期間の移動平均線と組み合わせてチャートのトレンドを見る事が多いです。

移動平均線の種類と期間はどれが最も良いというのは決めれません。好みや、1か月程度チャート上で移動平均線とローソク足を見ていてしっくりくるもので決定するのでも良いと思います。

ちなみに上で移動平均線を「組み合わせて」と書きましたが、組み合わせるというのは例えば2本の移動平均線を用いたゴールデンクロス、デッドクロスもありますし複数の移動平均線自体の傾き(角度)も注目しています。

例えば、

  • 2本の移動平均線の両方が右肩上がりになっていて
  • 短期移動平均線 > 長期移動平均線の位置関係

だと上昇トレンドかも、というような見方です。

くろだ

黄色い移動平均線と赤い移動平均線がそれぞれ上向きなので上昇トレンドだと分析できます。

移動平均線を使いこなすために

この記事では2つの方法を紹介します。

以下に記載することは絶対的ではないのですが一つの目安として参考になれば幸いです。

方法1:EMAの期間ごとの特徴

EMAを使うにしてもそのEMAの計算期間によって使用目的やメリットは異なります。例えば以下のような違いがあります。

  • EMA(期間10)
    →素早いトレンドの見極め、売買シグナルに使える
  • EMA(期間20)
    →トレンド分析のベースとして使える
  • EMA(期間50)
    →ガタガタなローソク足の動きを滑らかに評価できて比較的長期のトレンド傾向が分かる

ただ、身も蓋もない話ですが自分の好みやトレード手法によって使うべきEMAの期間は変わります。(ですので期間10,20,50を使え、という話ではないです)

方法2:他のテクニカル指標との組み合わせ

移動平均線というのはローソク足の値を見やすくしただけに過ぎないので「情報」という観点で言うと見やすくする代わりに情報量が落ちています。

くろだ

(データ分析におけるグラフ化もそんな感じです)

ですので、移動平均線だけを見るのではなくローソク足を見るのは大事なのですが、それ以外にも移動平均線とは異なる「テクニカル指標を組み合わせる」のもポイントだと思います。以下のテクニカル指標は移動平均線と組み合わせれるものなので参考になれば幸いです。

  • ボリンジャーバンド:レートが高すぎたり安すぎたりする可能性のあるタイミングが分かります
  • トレンドライン:移動平均線とともにトレンドラインを使用すると、市場のトレンドが強いかどうか、どの方向に動いているかが分かりやすくなります
  • RSI: 「売られすぎ」「買われすぎ」が分かるRSIを追加することで、トレンド転換タイミングを見つけるのに役立ちます

ただ、、

この組合せくらいの話になると、成功しているトレーダーは情報を出し渋り始めます。インターネットで調べてもあくまで一般的な話や当たり障りのないテクニカル指標とその使い方しか出てきません。

当サイトの宣伝になるのですが、僕のオリジナル手法のGoldFlowも移動平均線にプラスしてテクニカル指標を組合せていますがそれが何かは公開していません(購入者様には公開しています)。

完ぺきではないのですが、以下のGoldFlowのチャート画像を見ると移動平均線+何かがそれなりにトレンドを捉えているのが分かると思います。

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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