先週のチャート振返り(ハーモニックパターン・重要ラインなど)と、12/26以降の予測

先週のトレード結果はどうでしたか?

ここでは先週のチャート画像を用いて

  • ハーモニックパターン
  • ダイバージェンス
  • K_SwingTrading

を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、12/26からのマーケット・チャートの分析・予測を行ったので紹介します。

目次

先週のチャート振り返りと12/26以降のチャート予測

ドル円1時間足

ハーモニックパターン

ハーモニックパターンで見たドル円(12月第4週)

ハーモニックパターンで見たドル円(12月第4週)

当サイトで使用しているハーモニックパターンツールは、青色とオレンジ色の三角形ができてそれがハーモニックパターンを表していますが、この週は複数のハーモニックパターンが出現しました。直近はオレンジ色のハーモニックパターンが出現していますがいびつな形なので参考程度に見るにとどめる方が良いと考えています

ダイバージェンス

ダイバージェンスで見たユーロドル(12月第4週)

ダイバージェンスで見たドル円(12月第4週)

当サイトでお渡ししているAdaptive-Cyber-Cycle-Divergenceという特殊なダイバージェンスツールを使用しています。赤色と青色のラインがダイバージェンスです。ダイバージェンス出現後に逆張りでエントリーすると良いのですがチャネルラインと組み合わせると有効に使えます。

先週はドル円の基本的なトレンドである下降トレンドと同じ方向に出現したダイバージェンスは有効に機能していますが、チャート右側の赤い丸のダイバージェンスは機能していません。一時的な反発(上昇)の勢いの方が強い可能性もあり、どこで下降するかが予測しにくいです。

K_SwingTrading

K_SwingTradingで見たドル円(12月第4週)

K_SwingTradingで見たドル円(12月第4週)

チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールです。雲の色の変わり目でエントリーして決済はローソク足がチャネルラインに接するタイミングが良いと思いますが、ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。

赤い丸で囲った、雲の色が変わるタイミングでエントリーしても勝てるのですが2つ目の赤い丸の箇所は含み損が数十pipsになりますのでおそらく損切りになったと思います。
個人的にはもっと早くシグナルが出現するAhead-AI(アヘッドAI)の方がトレードしやすいです。

12/26以降のドル円の動き

先週は日銀の金融政策決定会合の影響を受けたチャートになりました。以下の日足チャートを見てください。

チャートに引いた黄色と赤色の水平ラインはフィボナッチソリューションで引きなおしたものです。先週は重要ラインである134.9(赤色の水平ライン)をブレイクして次の重要ラインである130.7に到達しました。さらにそこから下降するパワーはなくいったん反発(上昇)している形です。

134.9、130.7が重要ラインになります

ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、ドル円の下降が続く可能性が高いです

  1. 米FRBによる金融引き締め休止観測
  2. 日銀による金融緩和の更なる修正観測
  3. 日米金利差縮小とそれに伴う円キャリートレード解消の思惑

ユーロドル1時間足

ハーモニックパターン

ハーモニックパターンで見たユーロドル(12月第4週)

ハーモニックパターンで見たユーロドル(12月第4週)

ユーロドルは先週のハーモニックパターンが綺麗に出来たのでそこでエントリーすれば勝てたのですがほぼレンジ相場でしたのでトレンドフォローをメインにしているトレーダーにとっては勝ちにくかったと思います。直近で使えるハーモニックパターンはありません。

ダイバージェンス

ダイバージェンスで見たユーロドル(12月第4週)

ダイバージェンスで見たユーロドル(12月第4週)

先週はチャート画像の青い丸の箇所で下向きのダイバージェンスが発生しましたがそれ以降は発生していません。

K_SwingTrading

K_SwingTradingで見たユーロドル(12月第4週)

K_SwingTradingで見たユーロドル(12月第4週)

基本的に、K_SwingTradingの雲の色の変わり目でエントリーするというルールがあるのですがこの週のようにレンジ相場だと負けまくります。。これから年末年始にかけてはレンジ相場が多くなるので別のツールを使ったトレードの方が良いかもしれません。

12/26以降のユーロドルの動き

以下の日足チャートを見てください。

先週はレンジ相場でしたが全体としては緩やかに下降しています。ただ、後で言うようにファンダメンタルズ的には上昇トレンドなので動きが読みにくい相場になっています。

1.066、1.061、1.042が重要ラインになります。

ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになっていて、上昇する可能性がありそうです。

  1. 米FRBによる金融引き締め休止観測
  2. ECBによる利上げスタンスの継続方針
  3. 欧米金融政策の方向性の違い

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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