先週のチャート振返り(ハーモニックパターン、ダイバージェンスなど)と8/29以降の予測

先週のトレード結果はどうでしたか?

ここでは先週のチャート画像を用いて

  • ハーモニックパターン
  • ダイバージェンス
  • K_SwingTrading

を使ってドル円とユーロドルの先週のチャートを振り返りながら、今週からのマーケット・チャートの分析を行ったので紹介します。

ハーモニックパターンについては以下の記事を参考にしてください。

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目次

先週のチャート振り返りと8/29以降のチャート予測

ドル円1時間足

ハーモニックパターン

ハーモニックパターン検出ツールを使ってチャートを見てみると以下のようになります。

ハーモニックパターンで見たドル円(8月第4週)

ハーモニックパターンで見たドル円(8月第4週)

青色とオレンジ色の三角形がハーモニックパターンを表していますが、この週はレンジ相場なのか青色の三角形(形成後上昇トレンド)とオレンジ色の三角形(形成後下降トレンド)が形成された後にその方向にローソク足が動いています。。直近ではオレンジ色の三角形が出ているので下降傾向ですが、今年の円安を帳消しにするほどの下落にならないと思います。

ダイバージェンス

ダイバージェンスで見たドル円(8月第4週)

ダイバージェンスで見たドル円(8月第4週)

メインウィンドウとサブウィンドウにある青い線と赤い線がダイバージェンスの箇所です。この線が出現するとダイバージェンスの発生可能性としてトレンドの転換ポイントになる可能性があります。実際にそのようにローソク足が動いている事が分かります。

K_SwingTrading

K_SwingTradingで見たドル円(8月第4週)

K_SwingTradingで見たドル円(8月第4週)

チャート画像にある雲はK_SwingTradingという当サイトオリジナルツールですが、このツールとトレンドフィルター(k_trend_fileter)を組み合わせて自動売買を行うと20pipsのマイナスでした。ダイバージェンス(Adaptive-Cyber-Cycle-Divergence)を加えるとより良くなると思います。

来週も基本的には赤い雲から青い雲への変更時の買いトレードを狙っていくと良いと思います。

8/29以降のドル円の動き

先週は1週間を通してドル円は上昇しています。以下の日足チャートを見てください。

8/29以降はしばらく上昇する可能性もあるので、K-SwingTradingの雲が赤色⇒水色に変わるタイミング(上昇トレンドへの転換)を狙っていき、4時間足、1時間足、15分足などのトレンドを把握する方が良いと思います。

また、フィボナッチソリューションで引いた黄色いラインの価格レートを意識すると良いと思います。

この黄色いラインは先週も示していたラインで、先週はこのラインを意識して反発がなどがされていますね。

IMMのデータを見て分析するのもいいと思います。私が見る限りはドル円は投機筋ポジションの変化が見れましたが、ドル円が明確に下降した感じはなく、定期的にデータをウォッチしないと何とも言えません。

ファンダメンタルズ分析の観点では以下の要素があり、上昇が続く要素が多いです。

  1. 米FRBによるタカ派傾斜観測
  2. 日銀による金融緩和の長期化方針
  3. 米政府・米当局によるドル高容認スタンス

ユーロドル1時間足

ハーモニックパターン

ハーモニックパターンで見たユーロドル(8月第4週)

ハーモニックパターンで見たユーロドル(8月第4週)

ハーモニックパターンは出現していて、チャネルラインも加味してハーモニックパターンの出現をトレンド転換だと捉えて逆張りトレードすると勝ちやすかったと思います。来週も下降トレンドだと想定してオレンジ色の三角形が出現するタイミングを狙うと良いと思います。

ダイバージェンス

ダイバージェンスで見たユーロドル(8月第4週)

ダイバージェンスで見たユーロドル(8月第4週)

青色と赤色のラインがダイバージェンスで、出現後に逆張りでエントリーすると良いのですがチャネルラインと組み合わせると有効に使えそうです。ただ、直近はダイバージェンスが発生していません。

K_SwingTrading

K_SwingTradingで見たユーロドル(8月第4週)

K_SwingTradingで見たユーロドル(8月第4週)

K_SwingTradingの雲の色の変わり目(青色⇒赤色)でエントリーしてチャネルラインの端で決済するとそれなりに勝てるのですが、トレンドフィルター(k_trend_fileter)を組み合わせて自動売買を行うと18pipsのマイナスとなりました。ただ、来週も同様の戦略で良いと思います。

8/29以降のユーロドルの動き

以下の日足チャートを見てください。

赤い雲(下降トレンド中)で大きく下がっている事が分かります。黄色い水平ラインに記載されているレートがポイントになる可能性があります。この黄色い水平ラインはフィボナッチソリューションの手法で引いたラインです。

この黄色い水平ラインは先週から引いていたたラインで、先週はこのラインを意識して反発がなどがされていますね。

ファンダメンタルズ情報を見ると以下のようになっていて、下降する傾向がありそうです。

  1. ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの長期化懸念
  2. 欧州圏で広がる歴史的猛暑の継続
  3. 欧州経済の先行き不透明感(スタグフレーション懸念が燻る中でのECBによる金融引き締めは欧州経済への強い逆風)

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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