新しいEAの機能紹介(オート・マーケット・ガード)

この記事では新しく販売予定のEAについて機能・特徴を紹介します。

目次

オートマーケットガード

先日から紹介している、以下のバックテスト結果を出しているEAを公開しようと考えています。

このEAにはいくつかの特徴があるのですが、この記事ではオートマーケットガードを紹介します。

相場の調子が悪い日は、自動で休む機能

オートマーケットガードとは、EAが自動的に相場の計算をして、EAにとって悪そうな日は自動的にトレードをしない機能です。

以下のバックテスト結果は、ユーロドルの2024年~2025年12月の結果でオートマーケットガード機能をオフにしたものですが、

以下の2つの画像は同じユーロドル・期間でオートマーケットガード機能をオンにしたものです。

くろだ

オンにすることで
明らかにパフォーマンスが上がっていることが分かります

具体的に何をしているのか

オートマーケットガードについて解説します。

この新EAに限らずなのですが「スプレッド」というのは、EAにとって重要な要素なのですが、新EAにとってもかなり大事な要素です。

オートマーケットガードでは、まず直近のスプレッド中央値を見て、今の相場の状態を見ます。そこからの乖離を見張り、一定の乖離があれば「異常」だと見なします。

たまたま瞬間的に異常な時があるかもしれないので、この異常が連続で続いたらオートマーケットガードを発動して新規エントリーを止めます。

現代の相場に適した機能

ただ、このオートマーケットガード機能は昔からずっと有効かというとそうではなく

どのFX業者もスプレッドが年々狭くなってきた現在において

スプレッド異常=市場の質が変わるシグナル

と見なせるので、近年において機能するものです。

もう少し具体的にいうと、オートマーケットガードは2020年以降で有効な機能です。

そのため、2010年からのバックテストでは、オートマーケットガードをオンにした時よりもオフにした時の方がパフォーマンスが良いです。

2020年以降だと有効な機能

2020年以降だとオンにした方がプロフィットファクターが良くなります。

オフの方が利益額が大きいのは、このEAがリスク高めのトレードでも勝てたという証拠です。

通貨ペアごとで役割が違う

オート・マーケット・ガードは、通貨ペアごとに役割が変わる仕組みで

  • EURUSDでは勝ちやすい時間帯を選別する「知能フィルター」
  • GBPUSDでは大きな事故を防ぐ「セーフティ装甲」

という役割になります。どちらも「資金を守る役割」ですが、通貨ペアによって効果の出方が変わります。

もちろんオフにすることも可能なので

  • アグレッシブな運用をする場合はオフ
  • リスクを小さく運用する場合はオン

にすると良いと思いますし、運用途中でオンオフを切り替えるのも有用だと思います。

他の機能も随時紹介予定

この記事では追加エントリー機能について紹介しましたが、他にもいくつかの特徴的な機能があるので今後紹介していきます。

今後の情報をお楽しみにお待ちください

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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