岡安盛男さんに学ぶFXで稼ぐ法則7
岡安さんの書籍「FXで稼ぐ47の法則」から一部引用させていただき、
FXの超基本的なことを一緒に勉強していきましょう。
チャートを長・中・短の順番で見る
前の記事でも紹介しましたが、
トレンドには短期、中期、長期があり、
短期でのトレードが一番資金効率が良いという話をしました。
しかし、
5分足のチャートを使うような短期トレンドのトレードでは
5分足のローソク足だけを見るのでは不十分です。
[perfectpullquote align=”full” cite=”書籍「FXで稼ぐ47の法則」” link=”” color=”” class=”” size=”15″]
勝つために重要なのは、
ポジションを持つ際にはできるだけ有利なレベルに引き付けて
始める(エントリーする)ことです。
中途半端なレベルで入ると結果的に
損切りをする確率が高くなり、利益も小さくなります。
それを防ぐには取引をする前に必ず
長期・中期・短期のチャートをチェックします。
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これはいわゆるマルチタイムフレーム分析を使ったトレード手法です。
マルチタイムフレーム分析の概要は以下です。
[perfectpullquote align=”full” cite=”マルチタイムフレーム分析とは(MTFとは)” link=”http://www.fx-dealings.com/archives/744″ color=”” class=”” size=”15″]この分析法は簡潔に表現すると
上位の時間軸(長期の時間足チャート)を見ながら、
下位の時間軸(短期の時間足チャート)でタイミングを取ってエントリーします。
長い時間足のトレンド方向に、その後も進む確率が高いという点に優位性を持たせています。
※なお、エントリーポイントを探すには、
サポート・レジスタンス等のライン分析の
知識とダウ理論の知識が必要になります。[/perfectpullquote]
長期トレンドから短期トレンドを見ていくのは、
どんなサイトでも言っているのですが、
何分足を使うのか、どんなタイミングでエントリーするのかは、
見解が分かれるようです。
ここでは岡安盛男さんが書籍で紹介している
エントリー方法を紹介します。
絶好の売りのタイミング
●日足チャートが下降トレンドを継続中
●その中で、30分足足チャートがチャネルの上限で折り返す時
●さらにその中で、5分足チャートがチャネルの上限付近にいる時
これらの条件を満たす時に売りでエントリーです。
画像で見るとこんな感じ。
日足チャート
↓
日足チャートが下降トレンドの時。
30分足チャート
↓
30分足チャートでは上昇トレンドの中で
ローソク足が一時的に下がろうとしている。
5分足チャート
↓
5分足チャートでは上昇トレンドの中で
ローソク足が上限付近にいる。
この時に売りでエントリーです。
絶好の買いのタイミング
これはさっきの売りのタイミングと逆です。
●日足チャートが上昇トレンドを継続中
●その中で、30分足足チャートがチャネルの下限で折り返す時
●さらにその中で、5分足チャートがチャネルの下限付近にいる時
これらの条件を満たす時に売りでエントリーです。
画像で見るとこんな感じ。
日足チャート
↓
日足チャートが上昇トレンドの時。
30分足チャート
↓
30分足チャートでは下降トレンドの中で
ローソク足が一時的に上がろうとしている。
5分足チャート
↓
5分足チャートでは下降トレンドの中で
ローソク足が下限付近にいる。
マルチタイムフレーム分析のポイント
1.日足チャートで半年から1年のトレンドを把握する
2.30分足で数日のトレンド・流れをチェックする
3.5分足でエントリーポイントを探る
という具合です。
考え方の前提として、
短期的なトレンドは長期的なトレンドに内包されている
ということがあります。
例えば日足で上昇トレンドだと、
5分足で一時的に下降トレンドになっても
どこかのタイミングで上昇トレンドになりやすいんですね。
なので短期トレンドのエントリーでも
長期トレンドを見たほうが
勝てる可能性が上がる、ということです。
ここでは損切りについては検討していませんが、
当然損切りラインを設定した上でエントリーする必要があります。
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