岡安盛男さんに学ぶFXで稼ぐ法則8
岡安さんの書籍「FXで稼ぐ47の法則」から一部引用させていただき、
FXの超基本的なことを一緒に勉強していきましょう。
トレンドライン分析の実例
前の記事で紹介した通り、
トレンドに沿って有利なトレードを行うためには
マルチタイムフレーム分析が有効であることをお話ししました。
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トレンドが続いている時に、最も適した取引スタイルが
スイングとポジショントレードで、
トレンドに沿ったポジションを持ち続けるのが基本です。
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ここでは実例で説明しましょう。
3つのチャートでトレンドの流れを確認
まず、トレードの仕方はデイトレードと同じです。
●日足チャートで長期トレンドの確認
↓
●30分足チャートで中期のトレンドを確認
↓
●5分足でエントリータイミングを探る
画像で見るとこんな感じ。
2017年8月のドル円チャートで見てみます。
日足チャート
↓
日足チャートは下降トレンドです。
30分足チャート
↓
30分足チャートではレンジぽい動きの中で
丸をつけたところがチャネルの上限付近になります。
5分足チャート
↓
5分足チャートでは丸をつけたところが、
上昇トレンド、もしくはレンジでの上限付近なので、
ここでエントリーです。
トレンドラインを引いてチャネルを作る
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トレンドは常に上下動を繰り返しながら進んでいき、
その幅も一定したリズムで進むことが多く見られます。
下降トレンドの時は高値のポイントを結び、
その相対する平行したラインがアウトラインとなります。
それらの2つの線に挟まれた幅がチャネルと呼ばれるものです。
このチャネルを利用することで損切りと利食いのタイミングが
明確になるとともに利益が安定的になります。
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先ほどの画像でいうと斜めの線がチャネルですね。
ちなみに、このチャネルの幅を、
ローソク足が行ったり来たりするのですが、
時折そのチャネルを超えてローソク足が動くことがあります。
これを「ブレイクアウト」と呼び、
ブレイクアウトをすると大きく値が動きます。
さっきの画像で紹介した5分足の続きがありまして、、
↓
チャネルをブレイクアウトしたタイミングで
大きくローソク足が下降していることが分かります。
大勝ちですね。
トレンドライン手法は完璧か?
じゃあ、この手法はどんな場面でも通用するかと言えば、
そうでもありません。
何故かというと、
自分の主観でトレンドラインを引くからです。
つまり、自分の解釈のしやすいように、
もしくは自分の都合がいいようにトレンドラインを引くことができるので
そのトレンドライン自体が的外れな可能性があるのです。
こうなるといくらチャネルを見てもブレイクアウトを発見しても、
きちんと勝つことはできません。
できるだけチャートだけを見て、冷静にラインを引かないといけません。
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