FXをやっていると損切りが続くことがどうしても出てきます。
-10000円
-20000円
-5000円
と損が続くと
「次こそは」「次で挽回だ」と考えトレードを続けたくなるものです。
これがトレードルールが設定できていない人間の心理です。
損失を取り戻すことができれば良いのですが
まぁ難しいです。
で、今日は1つ興味深いデータを見てみましょう。
2015年8月のトレード成績を覚えていますか。
この時期は中国発の世界同時株安と円高が発生したこともあり、
損した投資家が多かった時期です。
それでもこう考えている人、多いのでは?
「私が負けても、誰かが勝っている。頑張ったらその「誰か」になれるはず」
だってFXはゼロサムゲームだから。
誰かが負けても誰かが勝っている。
そう考えることはとても自然ですよね。
じゃあ私たち個人投資家の結果を見てみましょう。
カブドットコム証券は2015年8月、
自社のFX全口座を対象とした損益比率データを公表しています。
(引用:http://kabu.com/item/fx/sys/img/sysreport1508-img05.gif)
みんな負けてますね。
特にドル円は-30%とひどいことになっています。
この画像だけ見ると全くゼロサムゲームになってません。
頑張っても勝ててる誰かになれることがないように見えます。
誰が勝ったかはまぁひとまず置いておいて、
どこかの掲示板でツールの文句言っている人も
真面目にコツコツトレードしている人も
知り合いと「勝てないねぇ」と笑いあいながら慰めている人も、
みんな負けてます。
どうしたらいいのか?
トレードルール、
メンタルトレーニングを行うなど
いくつか解決方法がありますが、
1つ大事な考え方を共有します。
「感情のままトレードしてもまぁ勝てない」
特に根拠なく
「ここらへんでトレードしたら反転するし勝てるだろう」
とか
「まだトレンド続くだろうから今からポジション持っても勝てるだろう」
というトレードは損切りする要因になりえます。
気をつけましょうね。
P.S.
手前味噌ですが、K_SwingTradingのような
論理的にシグナルを出すトレードツールなどで
勝負するほうが、自分の勘でやるよりよほどいいのでは。。
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