SwiftTraderについて調査した結果

この記事では2024年5月に設立されたSwiftTrader(スイフトトレーダー)というFX業者について紹介します

結論から言うと、

  • 急いで口座開設しなくてもいい
  • MetaTrader4(MT4)は使えないのでMT4ユーザーは難しいかも

なのでSwiftTraderを使うのは様子見で良いと思います。

くろだ

ボーナスキャンペーンは充実していますので
その点でメリットはあると思います(後述)

目次

SwiftTrader

SwiftTraderというのはFX業者の1つです。2024年5月に設立されたようで最近できたFX業者です。X(Twitter)でも時々名前があがることがあったり、SwiftTraderが著名なアカウントにお声をかけることがあるようです。

ボーナスキャンペーンが豊富

FX業者の魅力の1つとして「ボーナスキャンペーン」があります。これはFX業者に入金する金額によってその何%かを口座にプラスされるキャンペーンでして、トレードにおいては証拠金維持率などでメリットが出てきます。

スイフトトレーダーでは色んなキャンペーンがあり、2025年1月現在以下の3種類のキャンペーンがあります。

  • 新規口座開設ボーナス15,000円
  • 初回入金ボーナス150%
  • 通常入金ボーナス50%

他のFX業者よりも充実している気がします

(参考画像:海外FX業者のボーナス比較図)

引用元URL:https://www.vantagetradings.com/media/no-deposit-bonus/

最近できた業者なので、やはりボーナスキャンペーンを充実させてトレーダーを集めたいのかもしれません。ネット上で海外FX業者をレビューしているサイト様もこのキャンペーンを推していて、そのサイト様を経由して口座開設をしてもらいたそうに見えました。

スイフトトレーダーの魅力は今のところこのキャンペーンに特化していまして、それ以外のところで他社よりもすごく優れているところは正直あまり無い印象です。

だからと言って、スイフトトレーダーが「悪い」というわけでもないです

当サイト管理人は個人的にけっこうリスクを重んじますので、この後、スイフトトレーダーの気になる点をいくつかリストアップします。

スプレッドは普通くらい?

トレードにおいて気になるポイントの1つが「スプレッド」だと思います。スイフトトレーダーのページに参考スプレッドがありましたので引用して紹介します。

このスプレッドがどの程度かというとまぁまぁ良い、という感じです。良いのですが他業者よりもめちゃくちゃ良いというわけではないです。最近色々なところで聞くようになった「Vantage」というFX業者だと以下のようなスプレッドです。

くろだ

おおよそ同じくらいな気もします。

あとは、ご自身がお持ちのEAやツールでよくトレードする時間帯があれば、その時間帯のスプレッドを見るのも参考になると思います。

MetaTrader4が使えない

FXトレーダーにとってMetaTraderはご存じの人も多いと思います。MetaTrader(MT)にはMT4とMT5がありまして、MT5の方が色々高機能なのですが、MT4がこれまであまりに流行したために今でもMT4で動いているツールやEAはとても多いです。

メジャーなFX業者ではMT4とMT5の両方を使えるようにしていますが、スイフトトレーダーはMT5だけです。

ですので、MT4をメインに使っているトレーダーにとってはスイフトトレーダーは使いにくいかもしれません。

金融ライセンスがかなり緩い

で、
ここからけっこうリスキーだと感じるところなのですが、各FX業者はそれぞれ金融ライセンスを保持してトレーダーの資産管理と保護に気を付ける体制を保証しています。

ですが、スイフトトレーダーが保持している金融ライセンスは【コモロ連合のムワリ国際サービス局】が発行するFXライセンスとのこと。

僕は「コモロ」「ムワリ」も聞いたことがなかったのですが調べると以下のような特徴があるライセンスのようです。

コモロ連合のムワリ国際サービス局(MISA)が発行するFXライセンスは、以下の特徴から、規制の緩い低コストなオフショアライセンスとして評価されています

取得コストが低い

  • 最低必要資本は約50,000ユーロ
  • ライセンス申請手数料は約3,800ユーロから
  • 年間ライセンス料は約2,400ユーロから

取得プロセスが迅速:申請から2〜4週間程度で取得可能
規制要件が比較的緩い

  • AML/CFTポリシーの整備など基本的な要件はあるものの、厳格な規制ではない
  • 市場環境の変化に柔軟に対応できる

国際的な認知度は低い

  • コモロ連合のムワリ島は人口約38,500人の小さな島
  • 多数の金融機関が必要とは考えにくい環境

オフショア取引向け

  • 主に島外やコモロ連合外のクライアントを対象とした取引が可能

このライセンスは、低コストで迅速に取得できる点が魅力ですが、規制が緩いため投資家保護の観点からは懸念があります。国際的な信頼性や評価は高くないため、主に新興のFX業者やコスト重視の業者に選ばれる傾向があります。

perplexity

金融ライセンスのリスク

簡単に取得できるライセンスで厳格な規制もないのでトレーダーの資産を保護する観点ではリスクがあると感じます。

海外FX業者という時点で少し慎重になる必要があるのですが、その中でも金融ライセンスはそれなりのものを保持してほしいと思います。

くろだ

そのライセンスが緩いと
「何かあった時トレーダーを守ろうとするのかな」
と思ってしまいます

今後スイフトトレーダーが会社として成長するにつれてライセンスも変わるのかもしれませんが、今時点でボーナスキャンペーンだけ考えて急いで口座開設する必要はないかなと思います(しばらく様子見で良いと思います)。以前取り上げた「TigerFX」もそうなのですがそもそも新しすぎるFX業者でリスクを抱えてわざわざトレードする必要はありません。

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また、個人的にはFX業者も大事ですがそれ以上にEAやツール選びも大事なのでそちらに時間を使う方が良いと思います。

くろだ

参考にしていただければ幸いです

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この記事を書いた人

黒田悠介のアバター 黒田悠介 トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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