ネット上のEA（Expert Advisor）の平均勝率やプロフィットファクターを調べてみた

2024年5月9日

この記事では巷のEA（Expert Advisor）の勝率やプロフィットファクター（PF）を人工知能（AI）も使って調べた結果を紹介します。

調査した背景

EAの勝率やプロフィットファクター（PF）を改めて調べようと思った背景なのですが、

先日紹介したGridFlexやブレイクアウトEAの成績をけっこう優秀な結果だと紹介したのですが↓

くろだ

そういえば、昔の調査結果に頼って言ってて
最近ちゃんと調べてなく勝率やプロフィットファクターが良いって
言ってるかも

と思ったことが背景にあります。昔調べた時に、プロフィットファクターは1.2か1.4以上だと良いEAだった記憶があったのですが時代は変わりましたし今はAI（人工知能）もありますのでそれも使って調べてみました。

まずAIに聞いてみた

AIが世界の全てのEAを調べれないでしょうがネット上で公開されているEA成績の目安を聞いてみたところ以下の回答をもらいました。

さまざまな要因によって異なりますが、一般的な目安を共有します。

●平均勝率
・EAの平均勝率は、トレード数や取引戦略によって変動します。
・一般的には、50%以上の勝率を目指すことが一般的ですが、完全に半々である必要はありません。
・トレード数が増えるほど、勝率は安定して収束します。

●平均プロフィットファクター：
・プロフィットファクター（PF）は、総利益を総損失で割った値です。
・理想的な平均プロフィットファクターは約1.25です。
・トレード数が増えると、プロフィットファクターはそのEAの実力に収束します。

以下は、いくつかのEAの
平均プロフィットファクターの例です

・理想的なEA（単体）: 10,000トレードで平均プロフィットファクターは約1.25.
・逆張りEA: 1,500トレードで平均プロフィットファクターは約1.33.
・順張りEA: 3,000トレードで平均プロフィットファクターは約1.28.

これらの値は一般的な目安であり、EAの性格やトレード環境によって異なります。EAの選択には慎重に検討し自分のトレードスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。

勝率はバラバラ、PFは1.25以上

AIに聞く限りは上記のような結果になりました。勝率はまぁまぁ、、そうですよね。でもPFの目安は教えてもらいました。僕の記憶と近くてよかったのですがAIは時々デタラメに回答する事もあるので自分でも簡単に調べた結果を紹介します。

GogoJungle

以下のURLはアフィリエイトリンクではありません

EAで有名なサイトの１つとして「GogoJungle（ゴゴジャングル）」があります。

https://www.gogojungle.co.jp/

ゴゴジャングルの回し者でもないのですが笑、昔ここのサイトに寄稿したりEAやツールを販売しませんかとそれなりの回数メールや電話があったので馴染み深い会社として思い浮かびました。

で、このサイトのEAのリアル運用ランキングのTOP5のEAを調べました。できるだけ長期間における勝率やPFを調べました。

くろだ

1位から順番に
・EA名
・PF（プロフィットファクター）
・勝率
を記載しています

1位

リバーサルエッジ日経 225
PF：1.05
勝率：30.2%
⇒https://www.gogojungle.co.jp/systemtrade/fx/35752?a=51799

調べた結果の評価

優秀なEAだけあってプロフィットファクターが良いものがありますね。1.6くらいのものがいくつかあります。

くろだ

PFが6以上とあまりに高いものは
フォワードテスト期間が短めだから
高い可能性もあります

勝率はAIの回答のようにEAのトレードスタイルで差がありますね。

当サイトのオリジナルEAのプロフィットファクターは昨日のメルマガかサイトなどを見ていただくとして、最後にEAの選び方で注意すべきポイントもAIに聞いたので紹介します。僕もほぼ同意見ですので以下を参考にしてください。

1個だけ違う考えなのでそこだけ追記します

EAを選ぶ時の注意点

Expert Advisor (EA)を選ぶ際にはいくつかのポイントを考慮する必要があります。以下に詳しく説明します。

特性の理解

EAには大きく「安定型」、「ナンピン型」、「変則型」という三つのカテゴリがあります。これらの特性を正しく理解し、自分の投資スタイルやリスク許容度に合ったものを選びましょう。

プログラムの品質

EAを選ぶ際にはプログラムの品質を確認する必要があります。ソフトウェア開発者の評判を調査し、信頼性のあるEAを選びましょう。（※）

損益曲線、プロフィットファクター、ドローダウンの確認

EAの損益曲線、プロフィットファクター、最大ドローダウンをチェックしましょう。損益曲線は右肩上がりであること、プロフィットファクターは1.3以上が目安とされています.

FX会社が提供するシステム vs. 既存のEAを選ぶ方法

FX会社が提供するシステムを使う場合は、初心者でも簡単に利用できます。既存のEAを選んだり、自分で作って運用する場合は、MT4（メタトレーダー4）を設定して運用します。

EAの選択は慎重に行い自分のトレードスタイルに合ったものを選びましょう。

１つだけ注意点

上の注意ポイントの２番の中に「ソフトウェア開発者の評判を調査し」という項目があります。特にX（Twitter）で顕著なのですが評判と実績が必ずしも一致しません。

評判や人気があるアカウント様が開発したEAがポンコツなことはけっこうあるのですが、たぶん逆もあると思います。

くろだ

良い開発者の悪評を流して
良いEAが広まらないようにしたい、
など。

開発者の評判を調査するのに一番良いのはその本人にメールなり何なりで質問などしてみることです。みなさん愚かじゃないから開発者様の返答を見ると何となくその人がどういう人か想像できると思います。

参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

黒田悠介トレーダー、データサイエンティスト、プログラマー

FXの検証やツールを作成する中で、GogoJungle社からも推薦され投資ナビを連載していました。また、FX情報商材を販売しないかというお誘いも色々な人から何度もいただきました。しかし、表舞台に立つことは苦手なのでお断りをしてきました。代わりに当サイトのオリジナル特典として購入者にFXツール、EAなどを無料でもお配りしていて、これまでに累計2400人以上の方にお配りしています。

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