この記事では異国の通貨強弱システムというインジケーターの検証結果とリペイント事例、その評価を行っています。
異国の通貨強弱システムというのは異国の戦士という方が販売しているインジケーターです。色んな方から検証をしてほしいというお声をいただいていまして、遅くなりましたが購入して試してみました。名前の通り通貨強弱システムを使って未来の値動きの予測精度を上げて勝つ事を目指しましょう、というツールです。
異国の通貨強弱システムをチャートに取り入れて検証
異国の通貨強弱システムを取り入れたチャート画像を見てください。
メインチャートには色んなシグナルがありますが良く見ると分かると思います。
このようなシグナルが出てるのでこのシグナルに沿ってトレードしたくなるのですが、販売ページの中にあるクチコミの中で数少ない低評価のクチコミ内容を見るとある特徴が見えてきます。
サインとチャート上成績のズレ
当サイト管理人が販売ページをざっと見た時に
という感想を持ちました。ですが、実際にトレードすると分かるのですがサインとチャート上の成績にズレが生じます。
クチコミを引用して紹介します。
使い始めて数日で気がついたことです。
勝率、獲得Pipsの結果が始値になっている点です。
一方、決済サインはローソク足が確定するまでは点いたり消えたりの状態。
こちらの希望としては、結果の表示はローソク足確定(終値)に改善してもらいたいです。
このツールを購入した理由は獲得Pipsと勝率の良さからですが、
ローソク足確定(終値)で見たら実際のトレードは負け、獲得Pipsもマイナスとなるパターンが多い。
- 良さそう
- 期待できそう
- 勝てそう
- 良いツール
というクチコミが多い一方で上で紹介したようなクチコミも存在します。そして実際にそのようなズレが生じていますので「勝率と合計獲得pips」は始値で計算していることを明記してあくまで参考程度に見ていただくよう記載する方が親切かなと思いました。
また、後述するようにMetaTrader4の再起動によって異国の通貨強弱システムのシグナルにリペイントが発生し勝率・獲得pipsの結果が良くなる事例も確認しましたので、リペイント込みの結果としてみる方が正確に評価できると考えています。
クチコミの投稿で無料追加プレゼント
また、販売ページには無料で追加ツールをもらえると記載されています。実際にそうなのですが、1つ条件があります。
当サイト管理人は、時々Amazonでやたらクチコミ評価の良い中国産の商品を購入した時に、商品とともにクチコミ投稿でクーポンプレゼント、●●をプレゼント、という案内紙面を見るのですがそれと似ているかもしれません。
もちろん、ビジネスの観点でクチコミを書いてもらうのは大事ですし上記のようにするとクチコミが多くなりますがそれ自体は悪いことではありません。ただ、異国の通貨強弱システムの高評価クチコミが多い理由として上記が関連している可能性はゼロと言い切れないと思います。
スプレッドは考慮せず
また、チャート上の勝率・獲得pipsはスプレッドを考慮していませんのでトレード数が多くなると実際の成績と差異が出てきます。ですが、個人的にはこの差は比較的影響が小さいと思っています。
先ほど指摘した成績計算タイミングと実際のトレードタイミングの差異の方がよほど影響が大きいと捉えています。
ここまでのまとめ
異国の通貨強弱システムを検証した結果、当サイトとしては以下がポイントだと捉えました。
- 通貨強弱システムをインジケーター化
- シグナルが表示されるので無裁量でエントリー可能
- チャート上に表示されている勝率・獲得pipsと実際の成績には差異が出てくる(複数クチコミも存在)
- クチコミが多いが、無料追加プレゼントツールの影響がどの程度あるか
- 大まかに通貨強弱を把握するツールとしては使えそう
異国の通貨強弱システムのリペイント
異国の通貨強弱システムについて検証を続けた結果、販売ページではリペイントが無いことを特徴の1つにしていますが、例えば以下のような事例があります。チャート画像にある2番と3番のシグナル・数値が変わっています。
MetaTrader4再起動前
MetaTrader4再起動後
リペイント自体はツールの仕様によっては悪いことではなく仕方がないケースもあります。ですがリペイント一切無しのサインインジケーターとは言えないと思いますし、チャート右上の数値は参考程度に見るべきものになるとは思います。
私のPCのMetaTrader4だけかもしれませんが、
異国の通貨強弱システムは定期的に認証が切れて
再起動せざるを得ないという状態。。
チャート事例
直近の通貨強弱は以下のようになっていました。
通貨強弱で大事な事
通貨強弱で大事なことは、通貨強弱よりも「流れ・傾向」です。今時点で弱くなりつつあるか強くなりつつあるか、という視点です。
例えば上の画像で「ドル」を見ると比較的強めなのですが、直近がガクンと落ちていますよね。強めでも「弱くなる変化量が大きい」ので例えばドル円で見ると下降しやすい、というイメージです。
どういう見方をしても最終的には裁量判断になりますので、ある程度のトレードスキルが求められると思います。
トレード事例・シグナル事例
ドル円
以下のチャート画像を見てください。
画面右上に表示される数値は、異国の通貨強弱システムのツールが算出した利益幅、勝率などの数値ですがスプレッドを考慮していません。また、1年程度継続的に検証して勝率などを見ていたのですがここ最近だけで言うと以前より少し勝率が下がった気がします(僕の肌感覚で言っています)。
トレード頻度(回数)も少し少なめで、計算したら直近1.5か月くらいのトレード回数のようですがこれは計算間違いかもしれませんので参考程度にしてください。
ユーロドル
こちらもトレード回数が少なめですが勝率は良い方だと思います。
繰り返しになりますが、検証結果記事で分かることと実際にMetaTrader4を再起動するたびに右上の数値が変わるので、画面右上の利益や勝率は参考程度に見ていただく方が良いと思います。
異国の通貨強弱システム 販売ページ
https://fx-wintrade.com/product/mt4-indicator/mt4-paid-indi/ikokuno-cs-sys
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