2022年11月ごろに証券会社のXM社から以下のようなメールが届きました。
このメールには
- KIWAMI極口座のメリット
- KIWAMI極口座が向いている人
- KIWAMI極口座への質問と回答
が書かれていましたが百聞は一見に如かずということでざっと試してみたところこのようなトレードができました。
実際にトレードしてみると意外にも良かった点が多かったので色々調べてみたところKIWAMI極口座にはメリットもあるがデメリットもある事が分かってきました。
この記事ではXMにあるいくつかの種類の口座と比較しながらKIWAMI極口座のメリットとデメリット、KIWAMI極口座を使うことが向いているトレーダーについて紹介します。
XMのKIWAMI極口座とは?
2022年11月に新しく誕生した口座です。XMの口座にはいくつかの種類があり
- Micro口座
- スタンダード口座
- XMTrading Zero口座(ゼロ口座)
などがありましたが、このラインナップにKIWAMI極口座が加わった形になります。XMのサイトでは比較表が用意されています。
海外の証券会社だとAxioryやTitanFXなどの会社の方がスキャルピングトレードに向いていました。ですが、KIWAMI極口座ができたことによってXMでも本格的なスキャルピングトレードが可能になりました。
後で詳しく言いますが、すでにXMの口座をお持ちのトレーダーはスタンダード口座からKIWAMI極口座へ資金移動させてスプレッドの狭い環境でトレードすることをおすすめします。
KIWAMI極口座の特徴とトレード条件
大事なポイントに絞って他口座と比較しました
スタンダード口座 | KIWAMI極口座 | ゼロ口座 | |
取引方式 | STP方式 | STP方式 | ECN方式 |
ボーナス | あり | 口座開設ボーナスのみ | 口座開設ボーナスのみ |
レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 | 500倍 |
スプレッド | 広い | 狭い | とても狭い |
取引手数料 | 無し | 無し | あり |
最低入金額 | 500円~ | 500円~ | 500円~ |
KIWAMI極口座の主な特徴は2つあります。1つがスプレッドが狭いことです。もう1つが取引手数料がかからない事です。
デメリットになる特徴としては口座開設ボーナスしかない事です。例えばスタンダード口座なら入金ボーナスと呼ばれる、XMの自分の口座に入金するだけでもらえるボーナスがありますがKIWAMI極口座にはありません。
入金ボーナス:最初の500ドル相当分(=約70,000円)の入金額に対してはその金額100%分のボーナスが反映され、500ドル相当を超えた分の入金に対しては20%のボーナスが反映
その他の特徴について見ていきます↓
- レバレッジは1000倍
- 最低入金額は500円
- 1ロットは10万通貨
- 取引プラットフォームはMT4とMT5
これまでXMを使っているアクティブなトレーダーはゼロ口座を使うケースが多かったのですが、KIWAMI極口座とゼロ口座の違いを見ていきましょう。
KIWAMI極口座とゼロ口座の違い
取引コストはKIWAMI極口座の方が少ない
FXでは売りと買いの差額(スプレッド)が主な取引コストになりますが、ゼロ口座はスプレッドがゼロです。しかし「手数料」という形で1ロットの往復で10ドルの費用がかかります。スプレッドと手数料を考慮するとゼロ口座よりKIWAMI極口座の方が安いことが分かります。
KIWAMI極口座 | ゼロ口座 | |
USDJPY | 0.85pips | 1.10pips |
EURUSD | 0.76pips | 1.06pips |
取引方式が異なる
KIWAMI極口座 | ゼロ口座 | |
取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
約定拒否 | 起きやすい | 起きにくい |
スリッページ | 起きにくい | 起きやすい |
STP方式はスリッページが起きにくいですが、注文に対して約定拒否は起こりやすくなっています。ECN方式は注文を直接インターバンク市場に流すため約定拒否は起きにくいですが、スリッページが発生しやすくなっています。
KIWAMI極口座まとめ
この記事ではXM社のKIWAMI極口座について解説しました。入金ボーナスは無いがスプレッドの低さが特徴的でEAやスキャルピングの使用も可能なので、アクティブなトレーダーにお勧めの口座です。
ただ、XM社は有名な証券会社なのですでに口座をお持ちの方もいらっしゃると思います。その場合は新たにKIWAMI極口座の開設を行い、スタンダード口座からKIWAMI極口座へ資金移動を行う事などでKIWAMI極口座を使うことが可能です。
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