今日は1億円を目指す方にとって
役立つ内容と考察を紹介します。
資産形成には4つの要素が関係
資産形成には4つの要素が関係しています。
（1）収入、（2）収入の何％を貯蓄するか（貯蓄率）、
（3）何％で運用するか（運用率）、（4）運用する期間。
この組み合わせ次第で、結果が変動するのです。
この４つの要素は確かにそうでして、
いぜん紹介した記事でも
億を稼いだ人の資産形成方法として
収入、節約、投資
というキーワードが
入っていました。
年収400万円の人が1億円をつくるのは
夢物語にしか聞こえないかもしれません。
ただし貯蓄率といつから資産運用をするかによって
資産形成の結果が変わってきます。
例えば年収400万円の1割を単純に貯蓄しても
40年間で貯蓄を続けても1600万円。
仮に収入の3割を貯蓄できれば、
40年で4800万円。
ただ、収入の３割を貯金するのは
かなり厳しい生活になります。
携帯電話ではなくPHSを、スマートフォンも格安スマホを使っています。
なかには、月々の食費を1万5000円に抑えて、資産を築いた家族もいます。
話を聞くと、食材はもやしを中心にし、肉はミンチのみ。
牛乳や調味料などは、いつ、どの店が安いかを調べ、そのときに購入する。
こういう生活を否定するつもりはありませんが、
僕は個人的には
「家族巻き込んでそんなに節約して、みんな幸せか？」
というのが気になります。
今の生活もそこそこ豊かで
未来にも投資し続けるのが理想だと考えているので
そこを目指していきたいです。
資産の運用率
ちなみに紹介した記事では
きわめてシンプルなシミュレーションを行っていて
年収400万円の3割、毎月10万円を投資した時に
年利１％の場合は40年間運用しても5866万円。
年利５％の場合は34年で１億円に到達するとシミュレートしています。
ここで大事な観点が投資期間です。
よくFX商材でも複利というワードが出てくるのですが、
雪だるま方式で増えていくという話です。
下の画像を見ればその複利の効果は明白です。
（引用：https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/b/1/b1d7a_1238_90006bdc7d2c565cea6b7c5fd262512f.jpg）
「貧乏サイクル」から、脱却する方法？
平均的な収入で億単位の資産を築くには
●運用期間を延ばす
●現実的な運用率で運用する
●貯蓄率を上げる
を行う必要があります。
運用期間を延ばす、については早い内から投資をしようということで、
資産を築いた多くの人はそう言います。
貯蓄率については１人１人のライフスタイルがあるので
ここでは運用率について考えましょう。
紹介した記事では、
株式や投資信託、外債などの値上がり益（キャピタルゲイン）を狙う証券投資では、価格に上がり下がりがあり、利益を得られるときもあれば、反対に損失を被るときもあります。常に5％程度のリターンを狙えるわけではありません。しかし、価格が割安なときにしっかり仕込むことができれば、5％や10％のリターンも不可能ではありません。
（中略）
多くの人は、株価が上がってから投資を始め、高値づかみをします。株価が下がって損をすると怖くなって、株式市場から退場する。また株価が上がると「リベンジ」とばかり高値づかみをし、また損をする……。私たちは、前者を「金持ちサイクル」、後者を「貧乏サイクル」と呼んでいます。
と記載されています。
余談ですが、
私たち日本人はロクな投資教育を受けていないので
外国人の方が投資レベルは上です。
ですので
金持ちサイクルとか貧乏サイクルとか
言葉のチョイスは置いておいて、
株であれば
日本人トレーダーや日本のニュースをあてにせず
外国人投資家の株の売買高の波に合わせて
株を購入すれば、まぁ間違いない時代がありました。
※今は通用するか分かりません。
（間違っていたら申し訳ありませんが
外国人投資家の売買高は
金融庁かどこかのホームページにあったと記憶しています。）
それでもせいぜい年利５％です。
年利５％？個人投資家は月利で１０～３０％
ここで、あるFX商材の販売ページの内容を紹介します。
世界一の投資家バフェットが年利２０％なのに、
個人投資家が月利で１０～３０％稼げていたり、
短期間で資金を３倍にも５倍にも出来たりするのはおかしくないか？
嘘ではないか？→とても的を射たご意見で、私も昔はそう思っていましたが、
これは資金量と投資方針と社会的責任の違いによるものです。
５０万円を何倍にも増やせても、１０００万円を何倍にも増やせない理由も書いています。
ちなみにバフェットより稼いでいる人は何人かいるのですが、
日本でバフェットがたくさん脚光を浴びるのは
「長期投資」という言葉が努力すれば報われる、
といった類の連想をさせるからだと思います。
実体は全然違うのですが。
マーケティングFXの販売ページにあるPDFから引用すると、
長期投資をすればバフェットのような大金持ちになれる
と考えるのは、努力すれば誰でもイチローになれるというぐらいおかしな事バフェットは幼少の頃から才能を発揮し、努力し、
割安な株を見つけ、長期保有することで資産を築き、
なおかつ経営も上手い。スーパーマンです。３０歳で類まれなる才能を発揮し億の資産を築き、
会社を買収する経営センスがあり、投資規模が大きいバフェットが言う「長期投資」と、
「３０歳で、給料が少ないからお金を増やしたいと思いたち、
余裕資金の１００万円を株や投資信託に使って、ずっと置いておくだけで「長期投資」と
言い張る勉強不足の青年」とは訳が違うのです
僕たち個人投資家は
良い意味で
投資資金も少ないですし
社会的責任もありません。
機関投資家などと比較して
裁量判断がしやすいので
良いトレード手法やトレードツールに出会うと
巷で言っている年利５％などは容易く達成できる、
ウソのような世界に突入することになります。
逆に悪いトレード手法や自分に合わないトレードツールを使い続けると
あっと言う間に資金を溶かしてしまいます。
資産形成については
こちらの記事も参考にしてください。
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