以前ある商材のレビューをした時に、
ずいぶんリスクの高いトレードをしているなと感じたのですが、
そう言えば、FXをギャンブルと考えた時に
色んなトレードシステム(賭ける方法)があることを思い出しました。
トレード手法によるのですが、
マーチンゲール法よりマシなトレードシステムとして
「2in1」というものがあります。
ギャンブル要素を含めるので、強くおススメできませんが、
1つ知識として持っておくのもいいのでご覧ください。
そもそもマーチンゲール法とは?
マーチンゲール法についてはご存知の方も多いと思います。
この方法はリスクリワード(配当)が2倍以上ある場合に有効です。
やり方はとてもシンプルで、勝つまでトレード金額を倍にしていき、
勝ったら初期の賭け金に戻します。理論上どれだけ連敗しても1勝すれば利益が出ます。
少し考えたら分かるのですが、理論上は大丈夫なのですが、
現実的に使うのは厳しい方法です。
連敗が続くと投資資金が膨れ上がり、自分の資金の限界を超えることがあるからです。
仮の話ですが勝率50%のトレードで10連敗すると、最初に投資した金額の1024倍になります。
バイナリーオプションでも最初2000円でトレードしたとして、
マーチンゲール法を使い10連敗すると2,048,000円になります。
個人投資家が1トレードで200万円は現実的ではないです。
2in1法とは?
「2in1法」は勝率約50%、リスクリワード(配当)が2倍以上のものに有効な攻略法です。
名前の由来にもなっていますが、
2回の負け分を1買いで取り返す手法です。
気になった方は、紙とペンを用意してもらい
投資金額がどのように変化するか確認していきましょう。
●はじめに、1を二つ記入した文字列をつくって下さい→1・1
●最初の投資金額を1として、最初は1で投資します。
●ここで勝てば両端の文字を消して終了
●負けたらその数字を文字列の右に足して下さい。
●文字列が残り一つ以下になるか、利益が0以上でセット終了
最初「1・1」と書いて投資して負けると1の文字を右に足してください。
1・1・1になります。
次に賭けるのは、両端の数字を足します。
つまり2になります。
さっき負けた投資金額の2倍ですね。
ここで投資で勝てば、
「1・1・1」も両端の文字が消え「1」となりトレード終了です。
逆に負けたら先ほどかけた「2」を右端に足します。
「1・1・1・2」になります。
次は上の両端を足した3でトレードします。
このトレードで勝てば、両端を消して残りは『1・1』で次は投資金額2でトレードです。
逆にこのトレードで負ければ文字列は「1・1・1・2・3」になります。
次は1と3を足した4でトレードします。
実際に色んなシチュエーションで行うとわかるのですが、
勝率が33%程度でもトータルで勝つことが可能です。
2in1法の弱点
この方法はマーチンゲール法よりはマシなのですが、
マーケットの状況によっては致命的になる弱点があります。
それは「一定の頻度で負ける状況」です。
さっき紹介した文字列が永遠に消えないので、
一連のトレードが終わらないのに、徐々にトレード金額が上がっていくのです。
FXをギャンブルのようにしないためには、
資金管理をどのように行うかが1つ重要な要素なのですが、
確立されたトレード手法で、
おおよその勝率、リスクリワードを確認して、
それに沿ってトレードしていくのが賢明だと思います。
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