今日は消費生活センターに寄せられた
仮想通貨に関する相談と、
それに関する僕の見解を紹介します。


トラブル内容

近々上場する新しい仮想通貨を購入すれば、別の仮想通貨と交換することも上場後の値上がりも見込めると言われたが、実際は説明と異なっていた




トラブルの詳細内容は引用した
国民生活センターのページにも載っていますが
以下になります。


 
知人から「新しい仮想通貨(Aコイン)が来月には上場されるので、今、購入しておけば将来値上がりして儲(もう)かる」という勧誘を受けた。説明では「スマートフォンに海外にある仮想通貨交換業者のアプリを入れ、自分のアカウントを取得してウォレットを持てば、そこにAコインが入る。もし、上場されなければ契約先となる事業者(以下、事業者)が買い取るのでリスクはない」ということだったので計500万円を支払った。

 その後、海外にある仮想通貨交換業者のアプリをスマートフォンに入れ、アカウントを作成した。アプリを開くとAコインがウォレットに入っているような表示が出る。しかし、Aコインは仮想通貨Bと交換できると言われていたのに、交換しようとしてもできない。

 Aコインが上場しているのかどうか分からないし、当初の話と違う。事業者に全額返金を求めているが「買い取ってくれる人を探している」などと言って引き延ばされている。



簡単に言うと、
未公開株勧誘の仮想通貨版ってとこです。



引用したトラブル内容には
スマートフォンやウォレットやアカウントやら
現代らしいワードが入っていますので
新しい魅力的な投資話に見えるのかもしれません。


しかし、仮想通貨が上場しなくても
リスクは無いと言いながら
返金を求めても全く応じないあたりが
「やられた。。。」という感じです。


トラブルの問題点

こういう類の話は、
第三者として聞いている分には

・こんなうまい話ある訳がない
・投資話に乗る方が悪い
・ちゃんと調べなかったから仕方ない


と思えて、正しい判断ができるものです。
しかし、実際自分の親しい友人や
信頼している知人に誘われると
「本当かな。。」と
信頼し始めるものです。


なので、今回の
仮想通貨トラブルについて
今後のために
直接的な問題点について触れておきます。

仮想通貨では無くトークン

今回のトラブル元の事業者も
言い訳のようなものを用意していたようです。

 
事業者は、Aコインはあくまでも消費者からお金を借りた担保としてのトークン(証票)であって、資金決済に関する法律(以下、資金決済法)に規定されている仮想通貨ではないと主張し、上場予定についてはあいまいな回答


Aコインという名前が
以下にも最先端の仮想通貨を連想させるのですが、
実は仮想通貨ではなくて「トークン」というものである、
だからAコインの上場についても
答えづらいものになっているようです。


仮想通貨交換業の登録が必要

そして、Aコインがに関与している事業者について
仮想通貨交換業に登録していない事実が確認できませんでした。


Aコインが仮想通貨Bに交換できると言っていたのに
その関与する会社が仮想通貨交換業に登録していないとしたら、
この時点で矛盾が生じます。


先ほど事業者が言ったような
Aコインがトークンだったとしても
仮想通貨に交換できるなら登録が必要です。


つまり、今回の相談者のように
いきなり500万円投資する前に

・Aコインが実はトークンであること
・仮想通貨を扱うのに仮想通貨交換業に登録していない

という事実が判明すれば、
とても怪しい投資話だと思って
500万円の投資を踏みとどまったかもしれません。

ICO

ちなみに、

 
一般に企業や団体がプロジェクトに係る資金を調達するために、仮想通貨や法定通貨と引き換えに電子的なトークンを分配する手法をICO(Initial Coin Offering)という。ICOにおいて発行されるトークンにはさまざまな性質のものがあるといわれ、トークン自体を売買することや、トークンと仮想通貨とを交換することが可能な場合が多いとされており、本事例も結果としてICOによる資金調達とみることも可能である。


最近メールでICOに関する
怪しげなメールが来ることが
増えてきたのですが、
トークンと仮想通貨を絶妙に取り換えて説明して
あたかも最先端の仮想通貨における
新しい投資話である可能性も
ゼロではありません。


第二のビットコインをゲットする前に、
十分注意する必要があります。


何が悪かったのか

先ほどは今回のトラブルの
問題点について触れたのですが、
今回の仮想通貨トラブルに限らず
そもそもどういうことに
気を付けないといけないのか、
僕の見解を紹介します。

リスクがない投資話は一番リスクが高いことを知る

リスクゼロの投資というのはありません。


株でもFXでもバイナリーオプションでも
エントリーしたら勝てるとは限りません。
不動産投資でも一緒です。


実はリスクがちゃんと計算できて
自分がコントロールできるなら
それはリスクとは捉えません。


投資にリスクが無い訳が無いので、
今回の投資話はリスクが計算できません。
つまりいくらでも儲かる可能性も
ゼロではありませんが、
完全な投資詐欺である可能性も
ゼロではありません。


このリスクが計算できない状況こそ
一番リスクが高いことを知りましょう。

会社が仮想通貨交換業の登録を受けているかチェック

特に、これからの時代は
仮想通貨に関する
投資詐欺が増えてくる可能性があります。


その場合に確認することは、
その投資話に関する会社が
仮想通貨交換業の登録を受けているかです。


登録を受けていないのに仮想通貨交換業はできないので、
その会社の言う上手い話は、絵に描いた餅状態になります。


リスクが測れない場合は数万円程度の投資に留める

それでも、

やはりおいしそうな投資話だし投資してみたい

となってしまうのなら、
少額で投資しましょう。
最悪そのお金を失ったとしても
今まで通り暮らしていける金額です。


おそらく数万円とか数十万円程度だと思います。


数百万円からしか受け付けない投資話は
断った方がいいです。
そもそもリスクが高すぎます。


あまりにおいしすぎる話や
よく分からない話、
リスクが測れない話は
乗らないほうが賢明です。





 

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