
この記事では異国のX1というEAのフォワードテスト結果とその評価を行っています。テストしている中で分かった懸念ポイントを2つ紹介します。



フォワードテスト結果
最新のフォワードテスト結果概要とトレード事例を見ていきましょう。
フォワードテスト結果概要



- 勝率100%
- 利益率33.2%
という結果はかなり良いと思います。ただ、この結果だけでは見えないポイントがあるのでトレード履歴を使って解説していきます。
異国のX1のトレード履歴
以下のトレード履歴画像を見てください。



上のトレード履歴画像の赤い枠のエントリー時間を見るとほぼ時間差が無い事が分かります。これはエントリー時に2ポジション取っている事になります。
最初は単純に何かのロジック上そうなるのかな?と思ったのですが2か月テストした中では100%の確率でそうなります。




何かの設定ミスの可能性もあります
ちなみに画像上の2ポジション取っていない箇所は異国のX1のパラメーターの「最大ポジション数」に引っかかったからです。
この事象と、これまでのトレード結果から分かる運用における気を付けた方が良いポイント(懸念ポイント)について解説します。
運用ポイント1
先ほど、このフォワードテストは3lot固定と言ったのですがデータ的には6lot固定と捉えて良いと考えています。
当サイトで紹介・テストしている他のEAは3lot固定でテストをしていますのでそれと同じ程度に換算すると9月の利益率は16.6%になりGridFlexの次に優秀なEAになります。



異国のX1を実際に運用する際には初期設定の2倍のロット数で運用すると捉えた方が良いでしょう。トレード時の合計ロット数が証拠金維持率に影響しますのでその点を注意する必要があります。
運用ポイント2
そして異国のX1は前回紹介したように「勝つまでトレードを行う」EAの可能性があります。テスト時には一時的に160pipsの含み損を抱えましたので
- 勝率100%
- 利益率も良い
という表面的なテスト結果だけで異国のX1を大きなロットで運用すると想定外の含み損になる可能性もゼロではありません。その点はお気を付けください(異国のX1が悪いのではなくて、どのEAも運用ポイントがそれぞれあるため、それを解説しました)。



異国のX1:フォワードテストのポイント
テスト結果のポイントは以下です
- 3lot×1か月でGain(増加率)が33.2%
- 1トレードで2ポジションを取る
- 現時点で負けなしだが勝つまでトレードする可能性がある(トレードロジックは購入しても不明なため推測)
- 一時的に160pipsの含み損
異国のX1 紹介ページ



P.S.どのEAが良いの?
異国のX1と他のEAはタイプが異なるので、どのEAが良いと言い切るのは難しいです。pipsの観点だけで見ると最近定期的に紹介している
- ハイドアウト
- グリッドEA(GridFlex)
のEAは、
- ハイドアウト→3か月で380pips、1年で1220pips
- グリッドEA(GridFlex)⇒1.5か月で450pips、1年で3600pips
という推計ができますのでpips的にはハイドアウト、GridFlexも魅力的です。
もちろんどのEAも勝てることを保証できませんしメリットデメリットがありますが引き続きご検討や運用をいただけると幸いです。
ハイドアウト 紹介・検証ページ



ハイドアウト 販売ページ



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