ハイドアウトご購入者様に購入特典としてGridFlexというグリッドEAをお渡ししています。そのEAのテスト結果を紹介します。

現在はハイドアウトの購入特典として入手できますが、単体での販売も検討中です。
GridFlexというEAについて
GridFlexは、当サイトが開発したグリッドEAの名前です。
グリッドというのは等間隔でラインを意味するのですが、実際のトレードではローソク足がそのラインに達するたびにエントリーを行っていくトレード戦略です。



複数のポジションを保有する事がある戦略です(いわゆるナンピンを行うという意味です)。
ある程度利益が出たら決済を行いますがそれらの一連のトレードについてGridFlexは自動で行います。
エントリーロジック
GridFlexはグリッド戦略と逆張りトレードを組合せたEAです。ですので、どういうタイミングでローソク足が反転するのかを分析・検知するのがポイントになります。世界的に優秀ないくつかのグリッド戦略やグリッドEAを見ると
- 標準偏差
- RSI
- ATR
- ボリンジャーバンド
などを見て判断していましてGridFlexも同じようなロジックで逆張りの精度を高めています。それでも順調に逆張りしない事はあり得ますのでナンピンを設定して早めに決済するようにしています。
GridFlexではナンピン可能な最大数を指定できます
また、K-SwingTradingというオリジナルインジケーターを読み込んでK-SwingTradingが示すトレンド方向と逆向きにエントリーするように設定しています。
最新フォワードテスト成績
以下の画像を見てください。



増加率が良いのですが、その反面ドローダウン率が高いという特徴があります。順調に勝てていますが一時的な含み損も大きくなることがあるEAです。
勝率やプロフィットファクター(PF)などの詳細の指標については以下の画像で確認できます。







勝率、プロフィットファクターだけ見るとかなり優秀なEAです。ナンピンやロットコントロールを行うEAはこれらの数値は悪いことが多いです。
テスト結果の評価
勝率とPFは良好なのですが、先日紹介した時点より下落しました。これは一時的な含み損を解消するためにナンピンを行ったためです。GridFlexは基本的に含み損が増えた場合にポジションを積み重ねる性質があります(ポジション数はパラメーターで設定できます)。
含み損を小さくするには重要な経済指標発表日を避けることやAUDCADを扱うEAなので、
- オーストラリア
- カナダ
に関連する重要な経済指標発表日もGridFlexをオフにするとリスクが減ると思います。
最新トレード事例
以下のチャート画像を見てください。



政策金利発表後ローソク足が急落しています、その後トレードが継続している状況です。
ロット数を低くした運用を推奨
上の成績画像は100万円の資金に対してロット数を3lotで固定して行っています。これはかなりアグレッシブな運用でして実際の運用ではロット数を小さくすることを推奨します(具体的な運用アドバイスは法律上できませんが)。例えば100万円の場合だと1lot程度で積極的な運用でよりロット数が小さくすると安心して運用が可能です。
ロット数を小さくするとさきほどの増加率とドローダウン率もその分小さくなるとご理解ください。
GridFlexの無料入手方法
無料で入手する方法はハイドアウトの購入特典として入手することです(口座制限などは無し)。
ハイドアウト 紹介・検証ページ



ハイドアウト 販売ページ



GridFlexで購入可能になる予定
GridFlexは現在ハイドアウトの特典のみで入手する事ができますが単体で購入可能にするよう検討しています。
個人的には長期的に見た時にGridFlexよりもハイドアウトの方がポテンシャルを感じています。ですが、直近は世界情勢が不安定なのでどうしてもメジャー通貨を扱うハイドアウトはパフォーマンスが不安定になりがちです。GridFlexはリスクゼロではありませんが勝てていますので、資産運用ツールとして有効に使ってもらえると考えています。
少しだけ改良する可能性
購入できるGridFlexは少し改良しようと考えています。例えば先ほどのオーストラリアの政策金利発表でのチャートの動きをふまえ
特定の経済指標発表日には自動でトレードしないようにするなどできれば良いかと思いました。
(ジャストアイデアですのでやらないかもしれません)
今後進捗があればご連絡します。
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